◆山・院・寺号
豊国山 延命寺(えんめいじ)

◆宗派
浄土宗

◆御本尊
阿弥陀如来

◆所在地
荒川区南千住2丁目
東京メトロ日比谷線・JR常磐線・南千住駅より徒歩1分

延命寺

★雑記
小塚原刑場跡、延命寺の首切り地蔵の御朱印です。
江戸の二大刑場であった鈴ヶ森刑場とここ小塚原刑場。境内の案内板によると延命寺の首切り地蔵は、江戸の刑死者をはじめとした無縁者の供養のため、寛保元年(1741年)に建立されたものとのこと。小塚原刑場と言えば、オランダの医学書であるターヘルアナトミアを翻訳して解体新書を出した杉田玄白や、前野良沢、中川淳庵らが刑死者の腑分けをしていたとしても知られています。なんでも、明治に入るまでに20万人近い埋葬者がこの地に眠っているそうです。ちなみに、その首切り地蔵の高さはおよそ3.6メートルあります。東日本大震災で左腕が落下し、胴体もズレたので修復されたそうです。ところで、境内には題目塔も立っていました。山号が豊国山なので宗派が浄土宗でもかろうじで納得もいきますが、そもそもなぜ豊国山なのかは資料に載っていませんでした。
御朱印は、寺務所にていただきました。

◎延命寺、首切り地蔵尊と題目塔。
首切り地蔵