旧都筑郡や旧橘樹郡の各所で、酉歳ごとに御開帳される地蔵霊場です。
霊場設立の正確な年は不明のようですが、江戸時代中期とされているようです。平成29(2017)年の御開帳に合わせてお参りしてきました。いわゆる観光寺院として知られるような、大きな規模のお寺はありません。それだけに、お寺の人ととお参りする人との距離が近い感じが良いものです。庶民に最も近い仏様である地蔵菩薩の巡拝なので、長く大切に守られてきた感がこちらにも伝わってきます。チラッと聞いたことに、御開帳期間が「1ヶ月」とかのような区切りの良い日数になっておらず、おおよそ25日間(今回は23日間)なのは、「1日1ヶ所のスピードで巡拝しても良いように」との配慮だそうです。

都筑橘樹地蔵

【都筑橘樹酉歳二十五地蔵菩薩】
第1番
第2番
第3番 医王山 瑞雲寺 臨済宗円覚寺派 横浜市都筑区川和町
第4番
第5番 幡森山 龍雲寺 東方地蔵堂 浄土宗 横浜市都筑区東方町
第6番
第7番
第8番
第9番
第10番
第11番
第12番
第13番
第14番
第15番
第16番
第17番
第18番 笹ノ原地蔵堂 川崎市高津区末長1
第19番
第20番 土橋地蔵堂 曹洞宗 川崎市宮前区土橋4
第21番
第22番
第23番
第24番
第25番

◆結願後、メモ◆
徒歩+公共交通機関の利用で、発願から結願まで3日でした。
12年振りと思えないほど、受け入れ体制は整っていました。薬師霊場や不動霊場などを兼務する札所が多いことから、その辺は手慣れたものといった具合なのでしょう。以下、メモ。

・専用の納経帳(御朱印帳)がアリ
・小さな地蔵堂の札所にも、帳面の準備がアリ
・そのため、どこから始めてもOK
・直接揮毫もしてもらえますが、全札所ではない
・お接待アリ
・本堂の奥の方で単に扉を開いただけのケースもあるので、お地蔵様の像に近付けるかは札所次第

茨城とか埼玉とかからの巡拝者もあるそうで、意外に賑わっている印象もありました。現時点では、12年後も御開帳は行う予定とのことです。