◆山・院・寺号
亀嶽林 萬松寺(ばんしょうじ)

◆宗派
曹洞宗系単立

◆御本尊
十一面観世音菩薩

◆所在地
名古屋市中区大須
地下鉄鶴舞線、名城線・上前津駅より徒歩3分

◎「重軽地蔵」の御朱印
万松寺・重軽地蔵

◎「御深井観音」の御朱印
万松寺・観音

◎「織田信秀公、春姫:菩提所」の御朱印
万松寺・菩提所

◎「御本尊:十一面観世音菩薩」の御朱印
萬松寺・本尊

◎「白雪稲荷堂・白雪吒枳尼真天」の御朱印
萬松寺・稲荷

◎「身代わり不動明王」の御朱印
萬松寺・不動

◎「身代わり不動明王」の御朱印
萬松寺

★雑記
大須のアーケードの中、萬松寺の御朱印です。

(2013年2月記)
一般的に”◎◎山”となる山号ですが、こちらでは”亀嶽林”と林の表記になるようです。林号なんてあるの?と初めてのことに誤字かと思いましたが、これで正式な名称だとか。もっとも、”亀嶽山”も正しいとのことなので、どっちでもOKだそうです。こちらは織田信秀、つまり織田信長の父親が、織田家の菩提寺として開基したとのこと。アーケードに面して、お香の匂いが漂うお堂が本堂かと思いきや、こちらは不動堂とのこと。またその横に建つのも、白雪咤枳尼真天(はくせつだきにしんてん)が祀られた白雪稲荷堂であり、観音様が祀られている本堂は境内の右奥にある近代的で綺麗なビルディングの1階でした。平成6年に出来た建物ですから、そりゃあ流石に立派な外観ですよ。参拝者にしろ観光客にしろ買い物客にしろ、人の絶えない場所柄ですから多くの人が手を合わせていました。御朱印は、白雪稲荷堂と不動堂に挟まれた受処でいただきました。

(2017年4月記)
境内の工事はまだ続いていました。いつ終わるんでしょうか。前回の参拝時から、授与所は本堂の方へ移っていました。御朱印についての案内も出ており、御深井観音と重軽地蔵が増えていました。

◆御深井観音(おふけかんのん)
<由来抜粋ここから>
徳川春姫様(尾張徳川家初代、義直公の御夫人)の守護仏として、名古屋城北・御深井の里に奉られていましたが、後に春姫様の菩提所でる萬松寺に移されました。元は木彫りに金箔を施した尊体でしたが、太平洋戦争で焼失してしまい、その後に作り変えられました。
</ここまで>

こちらへは、ついつい足が向くので、お地蔵様の御朱印はまた今度としました。どちらの像も、屋外の本堂脇にあります。

(2017年7月記)
3ヶ月振りの再訪になります。工事中だった前回のお参り時から、境内がかなり様変わりしたことはネットで見たので知ってはいたのですが・・・予想以上でした。アーケードに面した入り口は、どこのパチ屋だよって電飾で参拝者を出迎えてくれます。横へ回ってみると、まだまだ新しいからか、あるいは掃除が丁寧に行き届いているからか、写真だと陽に当たった部分の白色が飛びまくる龍がポーズを取っていたり。これぞ街なかのお寺!って感じです。御朱印にも力を入れるとのことで、また行こうと思います。

◎万松寺、本堂。(2013年2月撮影)
万松寺・本堂

◎万松寺、白雪稲荷堂。(2014年10月撮影)
万松寺・稲荷堂

◎万松寺、御深井観音。(2017年4月撮影)
萬松寺2

◎万松寺、重軽地蔵。(2017年4月撮影)
萬松寺4

◎万松寺、境内。(2017年7月撮影)
万松寺9

◎万松寺、境内。(2017年7月撮影)
万松寺8

◎万松寺、境内。(2017年7月撮影)
万松寺5