◆名称
王子装束稲荷神社(おうじしょうぞくいなりじんじゃ)

◆御祭神
宇迦之御魂神(うがのみたまのかみ)

◆所在地
北区王子2丁目
JR京浜東北線、東京メトロ南北線、都電荒川線・王子駅より徒歩4分

装束稲荷神社・王子02

装束稲荷神社・王子01

王子装束稲荷・初午

★雑記
王子の装束稲荷神社の御朱印です。

(平成27年2月記)
大晦日の夜、関東各地から集まってきた狐たちが、ここの榎の下で衣装を改めてから王子稲荷神社へと参詣した、という言い伝えがあります。そのシーンは、歌川広重も名所江戸百景の中で描いています。何度か前を通ったことはありましたが、御朱印をいただいたのは平成27年の初午の日が初めてです。神社の境内自体は非常に狭いものの、とても盛り上がりを見せるお祭り騒ぎっぷりでした。プ~ンと甘酒の香りが、御朱印待ちの列にも漂ってきました。こちら、普段は無人の神社になります。こういった縁日のときのみ、露店が出て氏子による御朱印対応がなされています。話を聞いたところ、毎月の第3土曜日を縁日に固定して人を呼べるお祭りにしたい、とのことでしたが、どうも今は違っているようで。手ぬぐいも2種類あったので、合わせて購入してきました。それにしても、狐がえらくスリム体型ですな。
御朱印は、簡易なテーブルを設けたそこでいただきました。ドンドン御朱印列に並ぶ人は増えていき、私が帰るときには1時間とも2時間とも、待ち時間が話されていました。まぁ、見ての通り細かく丁寧な御朱印ですからね、時間もかかりますよ。御朱印を求めてこんなに人が来るとは予想外だった、と何度も口にされていたほどです。書き手は一人なので、腱鞘炎になりはしまいかと不安な気持ちにもなりました。

◎王子装束稲荷神社、境内。
王子装束稲荷9

◎王子装束稲荷神社、拝殿。
王子装束稲荷2

◎王子装束稲荷神社、初午の日。(平成27年2月)
王子装束稲荷1