◆山・院・寺号
金陵山 観音院 西大寺(さいだいじ)
通称:備前西大寺

◆宗派
高野山 真言宗

◆御本尊
十一面千手観世音菩薩

◆御詠歌
御仏の 恵みも深き あしだ川 救世の舟や 尊かるらん

◆所在地
岡山市東区西大寺中3丁目

◎「中国三十三観音霊場・第1番札所」の御朱印
1西大寺・中国観音

◎「百八観音霊場・第1番札所」の御朱印
1西大寺・百八観音

◎「百八観音霊場・第2番札所」の御朱印
2南海観音・西大寺・百八観音

◎オリジナル御朱印帳
西大寺・御朱印帳・岡山

★雑記
日本三大奇祭の裸祭り(西大寺会陽)で知られる、西大寺の御朱印です。
岡山駅からバスで近くのバスプールみたいなところまで行き、そこから5~6分歩くと境内に着いたと記憶しています。さてこちら、東大寺に対する西大寺は奈良県の方で、こちらの備前西大寺は元々「犀戴寺」との表記だったとか。その由来は、お寺を建立しようとしていた安隆上人という僧の前に、瀬戸内海から龍神が現れて上人に犀の角を授けたそうです。上人はその犀の角をこの地に埋めて、その上にお寺を建てました。このことから犀戴寺となって、今の西大寺に改称されたとのことです。境内の真ん中にドンと構える本堂は、岡山県最大級の規模とされるだけあって、歴史の深さと懐の大きさを見せていました。その正面には龍鐘楼(石門)が立ち、その向こうには鳥居も立っていました。大勢の人でごった返す裸祭りの写真も見ましたが、このときの境内にはほんの4~5人くらいの参拝者しかおらず、「まぁ、普段はこんなものですよ」とお寺の人も言うくらい実に静かなものでした。本堂の脇には、百八観音霊場の第2番札所となっている、普陀南海観音像が立っていました。陽の光を受けて、金ピカに眩く輝いていました。
御朱印や西大寺のオリジナル御朱印帳、あと中国三十三ヶ所観音霊場のガイドブックも合わせて、本堂にていただきました。

◎西大寺、仁王門。
1西大寺4

◎西大寺、普陀南海観音像。
2南海観音6

◎西大寺、本堂。
1西大寺90

◎西大寺、龍鐘楼。
1西大寺1

◎西大寺、境内。
1西大寺0