マッハ墨朱&絵馬による布陣(仮)~御朱印ブログ~

御朱印と御朱印帳、時々絵馬。メモ代わり兼ひとりでニヤニヤと悦に浸るためだけの場

徳島

2010年10月から2020年10月までの記録。

霊場メモ@阿波北嶺二十四薬師霊場

平成元年の4月に開創された、割と新しい薬師霊場です。
名称の通り、徳島県の北部に点在する24ヶ寺から構成されています。客番や番外の札所はありません。なお、第9番札所の金泉寺に、霊場の事務局が置かれているとありますが、別の寺院が事務局と書かれてある案内も目にしたことがあり、どこが本当なのかは不明です。
その事務局(霊場会)が出している、専用御朱印帳があります。墨書き部分は印刷で、各寺院で印のみいただいて巡拝するタイプのものです。

阿波北嶺薬師24

【阿波北嶺二十四薬師霊場】
第1番  神宮寺 阿波市土成町
第2番  安楽寺 板野郡上板町
第3番  和泉寺 板野郡上板町
第4番  宝蔵寺 板野郡上板町
第5番  万福寺 板野郡上板町
第6番  金剛院 板野郡板野町
第7番  宝厳寺 板野郡板野町
第8番  東光寺 板野郡藍住町
第9番  金泉寺 板野郡板野町
第10番  妙薬寺 板野郡板野町
第11番  極楽寺 鳴門市大麻町
第12番  吉祥寺 鳴門市大麻町
第13番  成興寺 徳島市応神町
第14番  安楽院 板野郡北島町
第15番  勧薬寺 鳴門市大麻町
第16番  東林院 鳴門市大麻町
第17番  真福寺 鳴門市大津町
第18番  勝福寺 鳴門市大津町
第19番  長谷寺 鳴門市撫養町
第20番  真楽寺 鳴門市大津町
第21番  宝珠寺 鳴門市里浦町
第22番  吉祥寺 鳴門市瀬戸町
第23番  普光寺 鳴門市瀬戸町
第24番  鬼骨寺 鳴門市北灘町

◆結願後、メモ◆
参拝当初は、印をどこへ片付けたのか、バタバタと探しまわったりする納経所の人の姿を見て、あまり認知されていない霊場なのかと正直不安でした。ですが霊場印も揃っているし、全寺院直接揮毫していただけたしで、結願した今思い返してみれば大きなトラブルも無くでした。汎用の御朱印帳で巡礼していたところ、とある寺院で専用の御朱印帳があることを聞かされ、見せていただきました。どうしようかと少し迷いましたが、結局は最後まで汎用御朱印帳で回りました。確かに住職不在率が高い霊場ですので、遠方からだと専用御朱印帳の方が安心かもしれません。もっとも、寺庭を含めて完全に不在というケースも経験しましたので、必ずしも大丈夫とは言えませんが・・・。第11番札所の極楽寺の売店では、専用御朱印帳が割と在庫豊富に置かれているのではないかと思います。
また、第6番札所は無住です。薬師堂の前に、印のみが箱に入れられて置かれています。もし汎用の御朱印帳に揮毫をしていただきたければ、札所で印を捺して近くにある管理寺の金光寺へ向かう必要があります。
四国霊場と同じく、お接待の文化が根付いていると言いますか、飲み物だったりお菓子だったり、色々といただけるのはありがたいことです。

和泉寺@徳島

◆山・院・寺号
歴劫山 和泉寺(わせんじ)

◆宗派
高野山 真言宗

◆御本尊
十一面観世音菩薩

◆所在地
板野郡上板町泉谷字寺ノ下

◎「阿波北嶺二十四薬師霊場・第3番札所」の御朱印
阿波北嶺3

◎「阿波西国三十三観音霊場・第26番札所」の御朱印
26阿波西国33・和泉寺01

★雑記
観音霊場と薬師霊場を兼ねる、和泉寺の御朱印です。
山の方へと入るちょっと手前、ギリギリ平地と言った所にお寺はあります。もっとも、少し上った境内から眺めた周辺は、山と畑のみでした。これぞ田舎の寺院でしょうか。観音霊場と薬師霊場の両札所になっていますが、元々参拝者の少ない霊場ですので、このとき訪れていたのは自分だけでした。
御朱印は、庫裡にていただきました。

◎和泉寺、本堂。
和泉寺

◎和泉寺境内からの眺め。
和泉寺・境内から

霊場メモ@阿波西国三十三観音霊場・東部

徳島県内にある西国観音霊場の写し、阿波西国三十三観音霊場です。
ちなみにこちらは、東部の写し霊場となります。同一県内に、東部と西部に分かれてまで西国霊場の写し霊場があるなんて、そこまで徳島は観音信仰が深かったのだろうか、とちょっと驚きです。
専用の納経帳、軸、ガイドブック、納め札などは、パンフレットによると第1番の観音寺で手に入るようです。もっとも、私は順不同で回っており、そのことを後で知ったぐらいなので専用納経帳などは持っていません。あと阿波西国霊場会の事務所が、第4番の光徳寺と書かれていたり第10番の福成寺と書かれていたりで、単なる変更か持ち回りか、直近ではどちらに置かれているのかいずれも未参拝の寺院なので不明です。

【阿波西国三十三観音霊場】
第01番 観音寺 高野山真言宗 徳島市勢見町
第02番 善福寺 真言宗御室派 徳島市寺町
第03番 福蔵寺 真言宗大覚寺派 徳島県徳島市佐古二番町
第04番 光徳寺 真言宗大覚寺派 徳島県徳島市不動東町
第05番 千光寺 高野山真言宗 徳島県板野郡藍住町徳命
第06番 観音院 高野山真言宗 徳島県板野郡藍住町奥野
第07番 東光寺 高野山真言宗 板野郡藍住町東中富
第08番 法音寺 高野山真言宗 徳島県板野郡藍住町乙瀬乾
第09番 見性寺 臨済宗妙心寺派 徳島県板野郡藍住町勝瑞
第10番 福成寺 高野山真言宗 板野郡藍住町住吉
第11番 天光寺 真言宗大覚寺派 徳島県徳島市応神町古川
第12番 恵勝寺 臨済宗妙心寺派 徳島県徳島市川内町中島
第13番 正因寺 臨済宗妙心寺派 鳴門市大津町大幸
第14番 長谷寺 高野山真言宗 鳴門市撫養町木津
第15番 光徳寺 浄土宗 鳴門市撫養町小桑島字前組
第16番 斎田寺 高野山真言宗 徳島県鳴門市撫養町黒崎
第17番 法勝寺 浄土宗 鳴門市鳴門町三ツ石
第18番 昌住寺 西山浄土宗 徳島県鳴門市鳴門町高島
第19番 普光寺 高野山真言宗 徳島県鳴門市瀬戸町北泊
第20番 勧薬寺 高野山真言宗 鳴門市大麻町市場
第21番 極楽寺 高野山真言宗 鳴門市大麻町桧担ノ上
第22番 妙薬寺 高野山真言宗 徳島県板野郡板野町川端
第23番 金泉寺 高野山真言宗 板野郡板野町大寺
第24番 地蔵寺 真言宗御室派 徳島県板野郡板野町羅漢林東
第25番 大山寺 真言宗醍醐派 徳島県板野郡上板町神宅
第26番 和泉寺 高野山真言宗 板野郡上板町泉谷
第27番 熊谷寺 高野山真言宗 徳島県阿波市土成町土成前田
第28番 切幡寺 高野山真言宗 徳島県阿波市市場町切幡観音
第29番 報恩寺 真言宗御室派 徳島県吉野川市鴨島町飯尾
第30番 玉林寺 臨済宗妙心寺派 徳島県吉野川市鴨島町山路
第31番 徳蔵寺 高野山真言宗 徳島県名西郡石井町石井2778-1
第32番 観音寺 高野山真言宗 徳島市国府町観音寺
第33番 井戸寺 真言宗善通寺派 徳島市国府町井戸

◆参拝中、メモ◆
少しずつ回り中。やはり四国八十八ヶ所霊場とは違い、マイナーなので参拝者は少ないとのこと。しかしポスターもあるし、意外と住職不在率も低く、御朱印の空振りは今のところ数える程度です。さすがに歩いて回るには、キツイ範囲でしょう。

霊場メモ@阿波西国三十三観音霊場・西部

徳島県内にある西国観音霊場の写し、阿波西国三十三観音霊場です。
ちなみにこちらは、2つある観音霊場の内の徳島県西部の美馬市・つるぎ町(美馬郡)・三好市・東みよし町(三好郡)に点在する寺院から構成された観音霊場になります。一部は山の中にありますが、基本的に吉野川沿いに札所寺院があるので、車利用で早ければ1~2日で打ち終えることができます。四国三十六不動霊場や四国別格二十ヶ所霊場の札所を兼ねる寺院も多く、対応は手慣れたものでした。
揮毫部分が印刷済みのA4サイズ専用納経帳(御朱印帳)が1300円であり、私は発願寺院である箸蔵寺でいただきました。その他の人がいる寺院では、割と入手しやすい印象があります。寺院の地図も、ちょっと色褪せて古い感じですがいただけました。ただ今のところ直面していませんが、「もしかしたら、記載とは納経所が変わっているのかも」といった話もあって、多少の不安があります。
ちなみに、専用納経帳への御朱印は200円で、御影姿も付きます。

阿波西国・専用帳面

【阿波西国三十三観音霊場】
第01番 涅槃山 宝生寺 聖観世音菩薩 美馬市穴吹町穴吹字平間
第02番 東明山 享保寺 十一面観世音菩薩 美馬市穴吹町穴吹
第03番 蓮生山 観音寺 十一面観世音菩薩 美馬市穴吹町三島字三谷
第04番 光泉寺 美馬市穴吹町三島字舞中島
第05番 本樂寺 美馬市穴吹町三島字小島
第06番 萬福寺 美馬郡つるぎ町貞光字大田西
第07番 真光寺 美馬郡つるぎ町貞光字野口
第08番 神宮寺 美馬郡つるぎ町半田字東久保
第09番 舞寺 三好郡東みよし町毛田西山
第10番 林下寺 三好郡東みよし町中庄
第11番 駅路山 三宝院 長善寺 准胝観世音菩薩 三好郡東みよし町中庄
第12番 極楽寺 三好郡東みよし町西庄字山田
第13番 福性寺 三好郡東みよし町加茂
第14番 興聖寺 三好郡東みよし町加茂
第15番 地福寺 三好市井川町井内東
第16番 長楽寺 三好市井川町中岡
第17番 秀盤山 不動院 千手観世音菩薩 三好市井川町西井川
第18番 蓮華寺 三好市池田町字ハヤシ
第19番 八幡寺 三好市池田町白地字本名
第20番 青色寺 三好市池田町佐野字初作
第21番 雲辺寺 三好市池田町白地字ノロウチ
第22番 密厳寺 三好市池田町字西山佐古
第23番 宝珠山 真光院 箸蔵寺 馬頭観世音菩薩 三好市池田町州津蔵谷
第24番 願成寺 三好郡東みよし町昼間
第25番 瑠璃光寺 三好郡東みよし町足代
第26番 長好寺 三好市三野町芝生
第27番 来迎寺 三好市三野町大字芝生上
第28番 青蓮寺 三好市三野町大字勢力
第29番 瀧寺 三好市三野町大字加茂野宮
第30番 願勝寺 美馬市美馬町願勝寺
第31番 金剛寺 美馬市脇町小星
第32番 塩崎山 真楽寺 聖観世音菩薩 美馬市脇町岩倉
第33番 最明寺 美馬市脇町猪尻西上野

◆参拝中、メモ◆
四国別格二十ヶ所霊場・第23番札所の箸蔵寺から始めました。こちらは、巡礼用品の品揃えに不便しない寺院です。札所寺院の中には、意外に大きなお堂を構えている寺院もあったりで、新鮮な驚きを持って回れています。

(2013_11_07追記)
11月頭の連休に回ってきました。10ヶ寺参拝して、自分で御朱印を捺したのが3ヶ寺でした。ゴムの部分が変形している御朱印、乾きかけの朱肉もあって、こだわり派は自前で朱肉を用意した方が良いかもしれません。あと、1番札所の御朱印は、変形に加えてかなり汚れているので、文字間の溝をホジホジする針などを準備するのがベターです。

平等寺@徳島

◆山・院・寺号
白水山 医王院 平等寺(びょうどうじ)

◆宗派
高野山 真言宗

◆御本尊
薬師如来

◆御詠歌
平等に 隔ての無きと 聞く時は あら頼もしき 仏とぞ見る

◆所在地
阿南市新野町秋山

◎「四国八十八ヶ所霊場・第22番札所」の御朱印(平成29年6月参拝)
22平等寺h2906

◎「四国八十八ヶ所霊場・第22番札所」の御朱印(平成26年参拝)
22・平等寺2014_01

◎「四国八十八ヶ所霊場・第22番札所」の御朱印(1998年頃参拝)
22

★雑記
四国八十八ヶ所霊場・第22番札所、平等寺です。
平成26年時は、非常に澄み切った青空に恵まれた参拝になりました。境内前には、駐車場も完備されているので自家用車参拝の人も多く、団体のバスも2台ほど止まっており結構賑わっていました。流石は開創1200年記念の年と言えましょうか。にもかかわらず、納経所は一人で対応しており天手古舞いな様子でした。時間に余裕があったので、先に本堂へとお参り。正直、この程度の石段ですらキツいと感じる程度の体力しか持ち合わせてなくて・・・大変でした。納経印は、納経所にていただきました。

(平成29年6月記)
久々とは言え、前回の記憶残る中でのお参りでした。仁王門の前に立ち、あれ?っと感じたのは、なにやらスッキリしていたから。看板も玉垣も無くなっていました。名前を彫るほどに寄付が集まらなかったのだろうか・・・なんて勘ぐってみたり。その代わりと言っては何ですが、仁王門から本堂までグインと一気に五色の綱が伸びていました。境内をまさに縦断する長さで、なかなか見ない光景でした。今後も定期的に開帳をするらしく、そのたびに結びますよとのことでした。本堂内では、団体ツアーの遍路が読経中。後ろを振り返ると、弘法大師が仰向けに寝ている姿に見えるとの新聞記事と共に、眺望が案内されていました。納経印は、納経所にていただきました。個人的には、寺手ぬぐいも作って欲しいな、と思っています。

◎平等寺、仁王門。(平成26年撮影)
22・平等寺6

◎平等寺、修行大師+厄除け石段+本堂。(平成26年撮影)
22・平等寺1

◎平等寺、境内。(平成26年撮影)
22・平等寺7

◎平等寺、境内。(平成26年撮影)
22・平等寺8

◎平等寺、境内入り口。(平成29年6月撮影)
22平等寺6

◎平等寺、仁王像。(平成29年6月撮影)
22平等寺8

◎平等寺、仁王像。(平成29年6月撮影)
22平等寺7

◎平等寺、境内。(平成29年6月撮影)
22平等寺9

◎平等寺、境内。(平成29年6月撮影)
22平等寺3

◎平等寺、本堂。(平成29年6月撮影)
22平等寺2

◎平等寺、境内から。(平成29年6月撮影)
22平等寺4

徳島県護国神社@徳島

◆名称
徳島県護国神社(とくしまけんごこくじんじゃ)

◆御祭神
英霊 三万四千三百余柱

◆所在地
徳島市雑賀町東開
JR牟岐線・文化の森駅より徒歩25分

◎平成31(2019)年1月参拝
徳島護国神社・h3101

◎平成30(2018)年1月参拝
徳島護国神社・h3001

◎平成29(2017)年9月参拝
徳島護国h2909

◎平成29(2017)年1月参拝
徳島護国神社h2901

◎平成28(2016)年8月参拝
徳島護国神社h2808

◎平成28(2016)年1月参拝
徳島護国h2801

◎平成27(2015)年8月参拝
徳島県護国神社・h2708

◎平成27(2015)年1月参拝
徳島護国

◎平成25(2013)年8月参拝
徳島護国_201308

◎平成25(2013)年1月参拝
徳島県護国神社04

◎平成24(2012)年5月参拝
徳島護国神社03

◎平成23(2011)年5月参拝
徳島02

◎平成23(2011)年1月参拝
gokoku

★雑記
徳島県護国神社の御朱印です。
平成12年に移設されて出来た、非常に綺麗な神社です。社殿の中には、結構昔からポストカードが置かれてあり、今でも”ご自由にどうぞ”でした。また、境内神社として、大国主大神を祀る大国神社もあります。

(平成23年1月記)
さすがに人の出は多かったです。御朱印を授与所で頼んだところ、寒いからと参集殿の中に上がらせてもらいました。まだまだ新しいとあって、中も綺麗でしたね。

(平成24年5月記)
墨書きが”護国神社”のみでした。これはこれで新鮮な印象です。今日は社務所の窓口で呼べども待てども、なかなか誰も出てこないくらいの暇さ加減。広い境内を持つ神社ですが、やはり地方の神社の日常は、こんな感じが普通なのかもしれません。

(平成29年1月記)
正月2日なのに、意外と人が少なくて拍子抜けしました。時間帯も昼過ぎだったので、もっと混んでいるかな、と。お参りとしてはもちろんなのですが、昨年は大絵馬の撤去騒動があったけど今年はどうじゃろな、という野次馬根性も多少あったりでした。結果は・・・いたって普通でした。

◎徳島県護国神社、境内。
徳島護国

◎徳島県護国神社、社殿。(平成25年1月撮影)
gokoku01

◎徳島県護国神社、大国神社。
gokoku02

◎徳島県護国神社、社頭。(平成28年8月撮影)
201608a

◎徳島県護国神社、境内。(平成28年8月撮影)
201608b

◎徳島県護国神社、境内。(平成28年1月撮影)
201601

◎徳島県護国神社、社頭。(平成29年9月撮影)
徳島護国神社9

◎徳島県護国神社、社殿。(平成29年9月撮影)
徳島護国神社1

◎徳島県護国神社、月映神座(大国神社発祥の所)。(平成29年9月撮影)
徳島護国神社5

◎徳島県護国神社、地蔵像。(平成29年9月撮影)
徳島護国神社7

安楽院@徳島

◆山・院・寺号
瑠璃山 安楽院(あんらくいん)

◆宗派
高野山 真言宗

◆御本尊
薬師如来

◆所在地
板野郡北島町江尻字宮ノ本

◎「阿波北嶺二十四薬師霊場・第14番札所」の御朱印
14阿波北嶺薬師・安楽院

★雑記
阿波北嶺薬師霊場の札所、安楽院の御朱印です。
ちょっと賑わいが増えている北島町の住宅街にお寺はあります。境内の規模は大きくなくて、本堂がドンという素朴な感じ。こちらのお薬師様は、北島町の指定文化財になっているそうです。拝観は出来ませんが、写真付きで境内に案内板が出ていました。
御朱印は、庫裡にていただきました。

◎安楽院、境内。(平成25年1月撮影)
14阿波北嶺薬師・安楽院4

◎安楽院、本堂。(平成25年1月撮影)
14阿波北嶺薬師・安楽院6

大山寺@徳島

◆山・院・寺号
仏王山 大山寺(たいさんじ)(おおやまじ)

◆宗派
真言宗 醍醐派

◆御本尊
千手千眼観世音菩薩

◆御詠歌
(寺院御詠歌)
さしもぐさ たのむ誓いは 大山の 松にも法の 花やさくらむ
(四国三十六不動霊場御詠歌)
くりからの 不動の滝の 岩しずる 清水に五濁 洗ひ落とせよ

◆所在地
板野郡上板町神宅字大山

◎「四国別格二十霊場・第1番札所」の御朱印(開創1200年記念印付き)
1大山寺・1200年記念

◎「阿波西国三十三観音霊場・東部・第25番札所」の御朱印
25大山寺・阿波西国観音

◎「四国三十六不動霊場・第1番札所」の御朱印
1大山寺

◎「四国三十六不動霊場・第1番札所」の童子印と御詠歌
1大山寺・御詠歌

★雑記
阿波国仏法最初の寺院、大山寺の納経印(御朱印)です。
ホームページでは「たいさんじ」となっていたり、他のお寺の御住職は「おおやまじ」と呼んでいたり、つまりはどちらでもOKということでしょう。こちらのお寺、辿り着くのがとにかく大変です。最寄りのバス停からでも6.5キロメートル、それも平坦な道ではなく、山登りになります。車が通れる山道もありますが、結構幅が細いので難儀するでしょう。対向車とすれ違うたびにヒヤヒヤします。札所としては、弘法大師霊場、不動霊場、観音霊場といった複数の霊場を兼務しています。四国八十八ヶ所霊場ではないし、こんな辺鄙な山奥にある寺院だけれども、自分で実際に訪れてみると、参拝者が意外にも多いことを実感できました。源義経の愛馬である薄雪の墓などもあります。
御朱印は、納経所でいただきました。ガイドブックや納経帳を始めとした、霊場関連の巡拝用品が各種取り揃えられていました。

◎大山寺、山門。
1大山寺8

◎大山寺、境内・左:本堂・右:大師堂。
左本堂・右大師堂

◎大山寺、本堂と大師堂の渡り廊下。
1大山寺7

◎大山寺、枝垂銀杏(町の天然記念物)。
枝垂銀杏

鯖大師本坊@徳島

徳島・鯖大師

鯖大師本坊@徳島の絵馬です。
寺号は八坂寺ですが、鯖大師の表記しか目に入ってきません。徳島市内から汽車で一本とは言え、流石に遠くて何度もホイホイとお参りに行けることもなくです。別格霊場の札所なので、タイミング次第では団体ツアーにカチ合って面倒なことにもなりますが。

長谷寺@徳島

◆山・院・寺号
豊山 神楽院 長谷寺(ちょうこくじ)

◆宗派
高野山 真言宗

◆御本尊
十一面観世音菩薩

◆御詠歌
幾千代も 恵み変わらぬ 豊山に 光輝く 法の朝日は

◆所在地
鳴門市撫養町木津
JR鳴門線・金比羅駅より徒歩1分

◎「阿波北嶺二十四薬師霊場・第19番札所」の御朱印
19長谷寺

◎「阿波西国三十三観音霊場(東部)・第14番札所」の御朱印
長谷寺・阿波西国東

◎「新四国曼荼羅八十八ヶ所霊場・第2番札所」の御朱印
2・長谷寺・十一

★雑記
複数の札所を兼ねる、長谷寺の御朱印です。

(2011年5月記)
駅路寺でもあるこちらの寺号は、”ちょうこくじ”の読ませ方のようです。大日如来が祀られた白く綺麗な本堂が境内の真ん中にあるのですが、寺院としての御本尊は本来の本堂であり現・観音堂に祀られている十一面観世音菩薩になるとのことです。こちらの観音様は、阿波西国三十三観音霊場と新四国曼荼羅八十八ヶ所霊場の札所本尊になっています。霊場の札所としては、阿波北嶺二十四薬師霊場にも入っているようです。境内は藤の花が見事に咲いており、プ~ンと甘い香りがどこにいても漂ってきました。御朱印は、庫裡の納経窓口にていただきました。

(2011年8月記)
こちらの寺院のトイレ、前回は使用しませんでしたが、はかなり清掃が行き届いて綺麗でした。まぁ、余談ですけれど。

◎長谷寺、境内入り口。(平成23年5月撮影)
長谷寺1

◎長谷寺、本堂。(平成23年5月撮影)
長谷寺7

◎長谷寺、観音堂。(平成23年8月撮影)
長谷寺・観音堂

◎長谷寺、境内のフジの花。(平成23年5月撮影)
長谷寺・藤

眉山天神社@徳島

◆名称
眉山天神社(びざんてんじんしゃ)
通称:徳島眉山天神社

◆御祭神
菅原道真(すがわらみちざね)

◆所在地
徳島市眉山町天神山
JR各線・徳島駅より徒歩15分

眉山天神社h2901

天神・眉山h2801

天神社・徳島眉山h27

徳島眉山天神社02

toku_tenjin

★雑記
眉山の麓、徳島眉山天神社の御朱印です。

(平成23年1月記)
年明けの参拝時に御朱印をお願いしたら、年末年始のみのアルバイト巫女さんでしょう、「御朱印ってなんですか?」と逆に聞き返されました。うん、実は今回の帰省中の参拝で、ここ以外でもこんなやり取りがあったので特に驚きは無かったのですがね。お遍路以外では、やはりマイナーなのでしょうか、集印って。なにやら縁結びのパワースポットとして、境内の姫宮神社を売り出そうとしているらしかったです。確かに若い女性の参拝も、結構多かったですね。ただ、姫宮神社の御朱印は作っていないそうです。

(平成29年1月記)
駅前に出る用事があり、足を伸ばしてお参りしてきました。平成29(2017)年の1月も4日はすでに平日仕事始めのようで、境内は正月感を残しつつも人はまばらでした。1~2年くらい前にネットで、『「姫宮神社の御朱印もそのうち作りましょうか」と授与所で言われた』、とのコメントを見た記憶があったので、そろそろ出来ているかなと期待を込めていたのですが、残念ながら授与していないとのことでした。もっとも、天神社の印が刷新されてはいました。

◎眉山天神社、境内。(平成23年1月撮影)
眉山天神社・境内

◎眉山天神社、社殿。(平成24年5月撮影)
徳島眉山5

◎眉山天神社、境内より。(平成24年5月撮影)
眉山天神社001

◎眉山天神社、境内より。(平成24年5月撮影)
徳島眉山7

◎眉山天神社、境内社の姫宮神社。(平成23年1月撮影)
眉山天神社・姫宮神社

◎眉山天神社、境内社の姫宮神社。(平成29年1月撮影)
天神社3

◎眉山天神社、参道より市内中心部を。(平成24年5月撮影)
徳島眉山4

観音寺@徳島

◆山・院・寺号
光耀山 千手院 観音寺(かんのんじ)

◆宗派
高野山 真言宗

◆御本尊
千手観世音菩薩

◆御詠歌
忘れずも 導き給え 観音寺 西方世界 弥陀の浄土へ

◆所在地
徳島市国府町字観音寺
JR徳島線・府中駅より徒歩15分

◎「四国八十八ヶ所霊場・第16番札所」の納経印(2017年1月参拝)
16観音寺h2901

◎「四国八十八ヶ所霊場・第16番札所」の納経印(2011年4月参拝)
16観音寺2011

◎「阿波西国三十三観音霊場・第32番札所」の納経印(2011年4月参拝)
32

◎「四国八十八ヶ所霊場・第16番札所」の納経印(1998年頃参拝)
16

★雑記
四国霊場の札所として有名な、府中の観音寺です。

(2011年4月記)
本堂はなにやら新しく建て替えたようで、とても明るい色合いをしていました。駐車場も道路も狭いのですが、引っ切り無しに参拝者が詰め掛けていました。ただ山門の前の道路が狭いので、写真を撮るには苦労しました。境内には、八幡総社神社もありますが、こちらは別管理になります。納経印は、納経所にていただきました。

(2017年1月記)
寺手ぬぐいを求めて足を運びました。残念ながら、取り扱いは無しとのこと。う~ん、なんとも寂しい限り。新年早々ではありましたが、歩き遍路の姿も一人二人程度いました。

◎観音寺、山門。(2011年4月撮影)
光耀山 千手院 観音寺

◎観音寺、山門。(2017年1月撮影)
16観音寺3

◎観音寺、本堂。(2017年1月撮影)
16観音寺8

◎観音寺、大師堂。(2017年1月撮影)
16観音寺9

如意輪寺@徳島

◆山・院・寺号
中津峰山 如意輪寺(にょいりんじ)

◆宗派
高野山 真言宗

◆御本尊
如意輪観世音菩薩

◆所在地
徳島市多家良町中津

◆御詠歌
(阿波七福神巡り)
打つ槌に 宝の雨を 降らしつつ 無福の民を 救う御神

◎「大黒天:阿波七福神めぐり」の御朱印
如意輪寺

◎「新四国曼荼羅霊場・第81番札所」の御朱印
man81

★雑記
中津峰山の如意輪寺の御朱印です。
正月三ヶ日に限り、御本尊の如意輪観音像が御開帳されると新聞紙上で知り行ってきました。境内は山の上なので、一昨日降った雪が残っているくらい寒かったです。厳かな雰囲気の中で、じっくりと参拝・拝観が叶いました。新四国曼荼羅霊場以外に、阿波秩父三十四観音と阿波七福神の霊場にもなっています。
御朱印は、本堂入り口の受付にていただきました。

◎如意輪寺、本堂。
中津峰如意輪寺

霊場メモ@阿波七福神:徳島

6寺院+1神社の構成になっている、阿波七福神巡りです。
徳島市と南部地域のかなり広い範囲を巡るので、歩きではなかなか難儀するでしょう。徳島の公共交通機関はそもそも発展していないので、鉄道やバスは最初から巡礼手段の候補には成り得ません。ポスターなどもあって、徳島七福神巡りよりも意外にPRされているようですが、立江寺で「この阿波七福神巡りは、御朱印帳に御朱印を集めるものではない」と言われました。すでにその他の寺社で御朱印をいただいていて、そんな風に言われもしなかったので一体どういうことなのか、まったくもって不明です。そんなこんなではありますが、通年で御朱印はいただけます。

【阿波七福神巡り】
毘沙門天:立江寺 徳島県小松島市立江町若松
寿老人:薬王寺 徳島県海部郡美波町奥河内寺前
福禄寿:取星寺 徳島県阿南市羽ノ浦町岩脇松ノ本
弁財天:金林寺 徳島県阿南市福井町浜田
布袋尊:鯖大師本坊 徳島県海部郡海陽町浅川中相
大黒天:如意輪寺 徳島県徳島市多家良町中津峰
恵比寿太神:津峯神社 徳島県阿南市津乃峰町東分

童学寺@徳島

◆山・院・寺号
東明山 童学寺(どうがくじ)

◆宗派
真言宗 善通寺派

◆御本尊
薬師如来

◆所在地
名西郡石井町城ノ内
JR線・石井駅より徒歩30分

◆御詠歌
(薬師如来)
参るなら 三世の悪行 消え果てる 南無や薬師の 瑠璃の光に
(不動明王)
詣て来る 不動の利益 魔を伏して 加持の水汲む 智恵の御剣

◎「四国三十六不動霊場・第11番札所」の御朱印
11童学寺不動

◎「四国三十六不動霊場・第11番札所」の童子印と御詠歌
11童学寺不動・おもて

◎「四国別格二十霊場・第2番札所」の御朱印(開創1200年記念印付き)
2童学寺・1200年記念

◎「四国別格二十霊場・第2番札所」の御朱印
四国別格・2・童学寺

★雑記
四国別格霊場、童学寺の御朱印です。
弘法大師が7歳から15歳までこの童学寺で学んでいたことから、御朱印にも”弘法大師御学問所”と入っています。畑の道をあっちへ行き、こっちへ行き、ようよう辿り着けたお寺です。別格霊場を回っているお遍路は思ったよりも少ないようで、団体のお遍路さんの姿もなく、ゆっくりと参拝&境内散策ができました。
御朱印は、納経所にていただきました。

◎童学寺、山門。
童学寺・山門

◎童学寺、本堂。
童学寺・本堂

◎童学寺、大師堂。
11童学寺・大師堂

◎童学寺、不動祠。
11童学寺2

◎童学寺、境内。
11童学寺7

◎童学寺、境内。
童学寺・境内

◎童学寺、境内。
11童学寺9

◎童学寺、裏庭。
11童学寺3

舎心ヶ嶽(太龍寺)@徳島

◆山・院・寺号
舎心ヶ嶽(しゃしんがだけ)

◆宗派
高野山 真言宗

◆御本尊
弘法大師

◆所在地
阿南市加茂町龍山

21太龍寺・舎心ヶ嶽

★雑記
聖跡、舎心ヶ嶽の御朱印です。
個人サイトやブログなどでは、舎心ヶ嶽が太龍寺の”奥之院”と表記しているケースも見られますが、特にそういう位置付けではないとのこと。あくまで聖跡、聖地といった立ち位置のようです。ロープウェイを降りて、参道の階段を上らず左の道へ行くと、舎心ヶ嶽への参道へとつながっています。舗装されていない山道ですが、そこまで荒れているわけでもなく、坂がキツいわけでもなく、気楽に上って行くことができました。それに脇には、四国八十八ヶ所霊場の札所御本尊石仏が並んでおり、自分がどのくらいの位置まで進んできたかわかるので、ゴールが意識出来て良いですね。・・・と、気楽に進めたのは、写真のところまででした。ここからは舗装されてるし、楽なもんだと思ったら、ここから先の坂が一気に急勾配になって、ヒーヒー言う羽目になりました。これはしんどかった。ようよう辿り着いた舎心ヶ嶽にも、ベンチが欲しいな、と。さて境内(?)には、天照皇大神や不動明王を祀った祠もありました。手水舎は、カラカラに乾いていて水は無し。まぁ、ツアーの団体さんはこちらに来ないですし、そんなものでしょうね。
境内の説明板によると、

<ここから引用>
聖跡 舎心ヶ嶽
弘法大師空海が24歳のとき著わされた三教指帰に、「阿国太龍嶽にのぼりよじ土州室戸崎に勤念す、谷響きを惜しまず明星来影す」と記されており、この地に於いて見事悉地成就なされ、青年時代の思想形成に重要な役割を果たした事は疑えない事実であります。平成5年、大師御入山1,200年を記念して、「求聞持法御修行大師像」を造立致しました。虚空蔵菩薩の化身とされる、東方の明けの明星(金星)を拝されておられるお姿です。
のうぼうあきゃしゃきゃらばや おんありきゃまりぼりそわか 百万遍
</ここまで引用>

とのこと。説明板の通り、ここには求聞持法御修行大師像があります。ゴロゴロした岩の上に大師像はあり、幸いこの日は風がなかったから良いようなもので、天候次第ではとても大師像のところまで行けない感じでした。ちょっとした鎖場になっているのですが、横に張られているロープを伝って行くと前に回ることが出来るので、女性でも力をかけずに容易に上れます。それにしても・・・ロープウェイに向かって手を振っても、だ~れも手を振り返してくれないのな。寂しいぜ。
御朱印は、太龍寺の納経所にていただきました。

◎舎心ヶ嶽、参道。
舎心ヶ嶽6

◎舎心ヶ嶽、境内。
舎心ヶ嶽4

◎舎心ヶ嶽、求聞持法御修行大師像。
舎心ヶ嶽8

◎舎心ヶ嶽、求聞持法御修行大師像。
舎心ヶ嶽08

◎舎心ヶ嶽、求聞持法御修行大師像からの眺め。
舎心ヶ嶽7

◎舎心ヶ嶽、ロープウェイ方面。
舎心ヶ嶽306

立江寺@徳島

◆山・院・寺号
橋池山 摩尼院 立江寺(たつえじ)

◆宗派
高野山 真言宗

◆御本尊
地蔵菩薩

◆所在地
小松島市立江町若松
JR線・立江駅より徒歩5分

◆御詠歌
いつかさて 西の住まいの 我が立江 弘誓の舟に 乗りて至らむ

◎「四国八十八ヶ所霊場・第19番札所」の御朱印(平成26年参拝)
19立江寺・1200年

◎「阿波七福神めぐり・毘沙門天」の御朱印
阿波七福神・毘沙門・立江寺

◎「四国八十八ヶ所霊場・四国総関所」の御朱印
19総関所

◎「四国八十八ヶ所霊場・第19番札所」の御朱印(1998年頃参拝)
19

★雑記
四国霊場札所、立江寺の納経印(御朱印)です。
何度も参拝しているお寺ですがいつもタイミング良く、こちらで団体ツアーに遭遇したことがありません。参拝も納経も、いつもスムーズです。さてこちら、規模としては大きくないものの、デッカイ本堂あり、大きめの修行大師像あり、多宝塔ありといった具合に充実したお参りの出来る札所です。また、山門から出て立江川を渡った先にある天神山には、山を1周するミニ八十八ヶ所霊場が設けられています。およそ4km、徒歩だと1時間程度のハイキングコースになっているそうです。”そうです”と言うのは、私自身が行ってないからですけれど。知名度は低い七福神めぐりですが、阿波七福神めぐりに入っているので、年始はさぞかし混むのかもしれません。
納経印(御朱印)は、納経所にていただきました。善人之証の文字が入っている四国総関所の御朱印は、あくまで記念印なので揮毫はありません。また、奥之院である清水寺の納経印もこちらでいただけます。あと、「七福神めぐりは、御朱印帳に御朱印をもらう巡り方をするものじゃない」と書きながら注意されましたが・・・他のお寺ではそんなこと一度も言われたことがないので、正直どういうことなのだろうかと戸惑いました。

◎立江寺、山門。
19立江寺0

◎立江寺、本堂。
19立江寺8

◎立江寺、多宝塔と修行大師像。
19立江寺7

◎立江寺、修行大師像。
19立江寺1

◎立江寺、境内。
19立江寺9

薬王寺@徳島

徳島・薬王寺

薬王寺@徳島の絵馬です。
新年の新聞にも広告を出していることから、厄除けのお寺として有名です。見上げるような角度から境内が描かれた絵馬のデザインです。シンボルとも言える瑜祇塔も描かれています。大きい寺院ではありますが、ウロウロしてみてもこのデザインの絵馬しか置いてありませんでした。もしかしたら、別のデザインもあったのかな?

地蔵寺@徳島

◆山・院・寺号
国伝山 宝珠院 地蔵寺(じぞうじ)

◆宗派
真言宗 大覚寺派

◆御本尊
地蔵菩薩

◆所在地
小松島市松島町
JR牟岐線・南小松島駅より徒歩5分

◆御詠歌
縁あるも なきも照らさん 地蔵尊 深き誓いの 法の灯火

◎「新四国曼荼羅八十八ヶ所霊場・第80番札所」の御朱印
80曼荼羅88・地蔵寺

◎「阿波六地蔵霊場・第5番札所」の御朱印
5阿波六地蔵・地蔵寺01

★雑記
複数の霊場札所になっている、地蔵寺の御朱印です。
境内も広くはないのですが、本堂、多宝塔、大師堂、宝珠殿などの見所が、ギュッと詰まっています。流石は、かつて阿波藩内の寺院を監督する、八門首寺のひとつとされる格式を持っていただけのお寺です。夕方少し前くらいの時間帯だったので、他の参拝者もいない静かな境内といったところでした。あ、でも猫はいました。飼い猫でしょうか、2匹ほど姿を現して懐いてきました。ラヴリーです。
御朱印は、庫裡にていただきました。

◎地蔵寺、参道。
地蔵寺3

◎地蔵寺、本堂。
国伝山 宝珠院 地蔵寺

◎地蔵寺、境内。
地蔵寺9

藍住住吉神社@徳島

◆名称
藍住住吉神社(あいずみすみよしじんじゃ)

◆御祭神
底筒之男神(そこつつのをのかみ)
中筒之男神(なかつつのをのかみ)
上筒之男神(うわつつのをのかみ)
神功皇后(じんぐうこうごう)

◆所在地
板野郡藍住町住吉字神蔵

no

★雑記
藍住町の住吉神社&天神社へ、2014年元日に参拝してきました。
社格は郷社となり、いわゆる筒之男三神(住吉三神)と神功皇后の4柱を祀っている神社です。偶然、地元の新聞に出ていた新春の広告を見て知り、足を運んでみた次第です。それまではまったく存在を知らなかった神社なので、この日が初めての参拝でした。地域に根差したにしては、駐車スペースもあるくらいに、意外と広めの境内を持っている神社でした。私と同じように車で参拝に訪れている人もいれば、近所の人たちでしょう、自転車や徒歩での参拝者も目立ちました。特に露店が出ているわけでもなく、社殿前に簡易な授与所があるのみの対応でした。住吉神社の社殿の横に、境内社として天神社がくっ付いている感じでした。こちらは新しくされたようで、鳥居も狛犬も灯籠も石の白さが眩しく綺麗でした。
授与所で聞いてみたところ、御朱印の授与はされていないとのことでした。と言いますか、”御朱印ってなに?”でした。特に宮司もおらず、地域管理の神社だということです。

◎藍住住吉神社、参道。
住吉

◎藍住住吉神社、外観。
住吉・天神

◎藍住住吉神社、境内社・天神社。
住吉・天神2

神宮寺@徳島

◆山・院・寺号
大轟山 神宮寺(じんぐうじ)

◆宗派
高野山 真言宗

◆御本尊
釈迦如来

◆所在地
阿南市新野町宮ノ北
JR牟岐線・新野駅より徒歩25分

◆御詠歌
法の風 常磐に吹けり 神宮寺 願いし事の 叶う嬉しさ

◎「新四国八十八曼荼羅霊場・第83番札所」の御朱印
83神宮寺・新野弁天

★雑記
新四国曼荼羅霊場の札所、神宮寺の御朱印です。
境内に弁天様が祀られていることから、新野弁財天の通称でも知られています。ガイドブックを見たら、境外にも弁天堂があるとのことですが・・・よくわかりませんでした。隣接の轟神社ともども、参拝に訪れる地域の人らしき姿もチラホラとありました。
御朱印は、納経窓口にていただきました。

◎神宮寺、山門。
83神宮寺3

◎神宮寺、弁天堂。
83神宮寺5

建治寺@徳島

◆山・院・寺号
大瀧山 宝珠院 建治寺(こんじじ)

◆宗派
東寺 真言宗

◆御本尊
金剛蔵王大権現

◆所在地
徳島市入田町金治

◆御詠歌
(寺院御詠歌)
我が胸に 悩み苦しむ 心をば 神の威徳で 建て治す寺

◎「四国三十六不動霊場・第12番札所」の御朱印
12四国36不動・建治寺

◎「四国三十六不動霊場・第12番札所」の童子印と御詠歌
12四国36不動・建治寺02

◎「四国八十八ヶ所霊場・第13番札所奥之院」の御朱印
13奥之院・建治寺

★雑記
役行者開基、建治寺の御朱印です。
四国八十八ヶ所霊場、第13番札所の奥之院として知られ、四国三十六不動霊場の札所にもなっています。さすがに修行の聖地だけあって、境内までは細い山道を右へ左へしながら山を登ることになります。その分だけ、駐車場からの眺望はなかなかに見事でした。もっとも、徳島市内にランドマークとなる高い建物が無いので、ずっと見ていて飽きないかと言われれば・・・ですが。公式サイトにも載っていますが、滝行もでき宿坊も完備され、心身を鍛えるには良い場所なのでしょう。私は体力的に無理なので御免蒙りますが。また四国霊場と同様に、大師堂も境内にはあります。
御朱印(納経印)は、納経所にていただきました。

◎建治寺、駐車場からの眺望。
建治寺・駐車場02

◎建治寺、駐車場のタヌキ。
建治寺・駐車場01

◎建治寺、本堂。
建治寺・本堂

妙薬寺@徳島

◆山・院・寺号
砥川山 医王院 妙薬寺(みょうやくじ)

◆宗派
高野山 真言宗

◆御本尊
薬師如来

◆所在地
板野郡板野町川端医王院

◎「阿波北嶺二十四薬師霊場・第10番札所」の御朱印
10阿波北嶺薬師・妙薬寺

◎「阿波西国三十三観音霊場・第22番札所」の御朱印
22阿波西国・妙薬寺

★雑記
阿波西国観音&阿波北嶺薬師の霊場札所、妙薬寺の御朱印です。
少しだけ道路から入った場所に位置しているので、案内板が出てはいますがウロウロと、初めての参拝時は道に迷いました。しかも不在で、スゴスゴと引き返してくるはめに。回向石柱の立っている本堂は、幸いにして天気が良かったこともあり、写真で見るよりもその白さが際立っていました。また、年季の入った薬師堂の方にもついつい目が行ってしまいます。
御朱印は、三度目の参拝で、庫裡にていただきました。

◎妙薬寺、境内。
妙薬寺

◎妙薬寺、本堂。
妙薬寺0

霊山寺@徳島

◆山・院・寺号
竺和山 一乗院 霊山寺(りょうぜんじ)

◆宗派
高野山 真言宗

◆御本尊
釈迦如来

◆所在地
鳴門市大麻町板東塚鼻

◆御詠歌
霊山の 釈迦の御前に 巡り来て よろずの罪も 消え失せにけり

◎「四国八十八ヶ所霊場・第1番札所・お礼参り」の御朱印
1霊山寺・お礼参り

◎「四国八十八ヶ所霊場・第1番札所」の御朱印(平成26年1月参拝)
1・2014_01

◎「四国八十八ヶ所霊場・第1番札所」の御朱印(平成25年11月参拝)
1霊山寺・2013_11_02

◎「四国八十八ヶ所霊場・第1番札所」の御朱印(平成22年参拝)
名称未設定-27

◎「四国八十八ヶ所霊場・第1番札所」の御朱印(1998年頃参拝)
1

★雑記
四国八十八ヶ所霊場・第一番札所、お遍路さんの入り口・霊山寺です。
いつ行っても必ず幾人かの、今からお遍路出発者が、寺院の方に巡礼の説明を受けている気がします。そのためか御朱印は、結構おざなりにチャチャッと書いてハイどうぞ、とえらく淡白にされてしまいます。およそ13年前、1998年頃にいただいたものは丁寧に書いてもらったんだなぁ~、とあらためて見返してみて思います。平成22年にいただいた墨書きの、その雑なことと言ったら・・・それも含めてお遍路の修行と言えましょうか。ちなみに、四国八十八ヶ所霊場の御朱印には、基本的に日付が入りません。そう言えば、檀家からの寄付金無しに寺院経営をやっていけているのは、ここと日和佐の薬王寺くらいだとか。だからか・・・。あと・・・手水舎の自動タオルて!その後ろに立っているマネキンの怖いこと怖いこと。
納経印(御朱印)は、本堂内の納経所にていただきました。霊場専用納経帳で結願すると、お礼参りとして『願行成圓(がんぎょうじょうえん)』の納経印がいただけます。おそらく、88ヶ寺すべてでいただけると思います。つまり、四国八十八ヶ所霊場の納経印をすべて集めようとするなら、88周しなければならない、ということですね。

(平成26年1月記)
手水舎の自動タオルとマネキンが無くなっていました!

◎霊山寺、山門。
霊山寺山門

◎霊山寺、手水舎。
霊山寺

◎霊山寺、境内。
霊山寺03

◎霊山寺、境内。
霊山寺02

光徳寺@徳島

◆山・院・寺号
白毫山 光徳寺(こうとくじ)

◆宗派
浄土宗

◆御本尊
阿弥陀如来

◆所在地
鳴門市撫養町小桑島字前組

◎「阿波西国三十三観音霊場・第15番」の御朱印
15阿波西国

★雑記
阿波西国観音霊場の札所、光徳寺の御朱印です。
地場産業センター(うずしお会館)で自転車を借りて、周辺一帯の霊場札所などの寺社巡りをしてきました。こちらの光徳寺、御詠歌の彫られた石碑が山門前に立っていたのですが・・・読めない!全部が、ではありませんが、ところどころの文字が読めないので、ここには記載できません。あ、もしかしたら、霊場専用御朱印帳になら御詠歌も載っているかも。さて境内は、写真の通り結構シンプルです。お堂がいくつもあったりとか、石仏が何体も立っていたりとか、そういった具合とは縁遠い、本堂のみがドンとあるスッキリ境内でした。浄土宗のお寺ですから、御本尊は阿弥陀様でしょうが、拝観は不可となっています。
御朱印は、本堂をグルッと回った裏手の庫裡にていただきました。なにやら古民家チックな玄関をした庫裡でした。

◎光徳寺、本堂。
15阿波西国0

胎蔵寺@徳島

◆山・院・寺号
玉滝山 胎蔵寺(たいぞうじ)
通称:沼江大師

◆宗派
高野山 真言宗

◆御本尊
薬師如来

◆所在地
勝浦郡勝浦町沼江

胎蔵寺

★雑記
沼江大師こと、胎蔵寺の御朱印です。
”縁結び沼江大師”とも呼ばれるそうですが、縁結びで知られるお大師様は、なかなか他では聞いた記憶がありません。それにしても、緑の多い境内でした。すぐ裏手が山ですが、境内にまで木々が入って来ているとでも言うような。大師堂の前もこんもりしていて虫が!!!名誉御住職(?)から、高野山について表彰された話を含めてアレコレ聞くことが出来ました。なかなか貴重な時間でしたね。
納経印(御朱印)は、本堂の方に声をかけていただきました。御影姿も一緒にいただきました。なお、もしこちらへ参拝されて納経印をいただく予定のある方は、11×16サイズの御朱印帳では厳しいと補足しておきます。

◎胎蔵寺、境内。(左、本堂)
胎蔵寺4

◎胎蔵寺、大師堂。
胎蔵寺2

金泉寺@徳島

◆山・院・寺号
亀光山 釈迦院 金泉寺(こんせんじ)

◆宗派
高野山 真言宗

◆御本尊
釈迦如来

◆所在地
板野郡板野町大寺字亀山下

◆御詠歌
(寺院御詠歌)
極楽の 宝の池を 思えただ 黄金の泉 澄み称えたる

◎「四国八十八ヶ所霊場・第3番」の御朱印(平成26年参拝)
3金泉寺・2014_01

◎「四国八十八ヶ所霊場・第3番」の御朱印(平成22年参拝)
3金泉寺・四国

◎「阿波西国三十三観音霊場・第23番」の御朱印
名称未設定-30

◎「阿波北嶺二十四薬師霊場・第9番」の御朱印
29

◎「四国八十八ヶ所霊場・第3番」の御朱印(1998年頃参拝)
3金泉寺

★雑記
四国八十八ヶ所霊場札所、金泉寺の御朱印です。
徳島でお寺巡りと言えば、やっぱり四国霊場でしょう。それ以外と言えば、せいぜい奥の院巡りが加わる程度でしょうか。ご多分に漏れず、阿波西国三十三観音霊場も阿波北嶺二十四薬師霊場も、知名度はからきしです。そら納経所の方も、アタフタと「印をどこにしまったっけか?」と探すわけですよ。なんでも一年の間に、片手で数えて事足りる程度の参拝者がいるか、あるいはゼロの年もあったり程度だそう。私は運良く手書きの御朱印をいただけましたが、実際はあらかじめ薬師如来や札所本尊の観音名が印刷された専用御朱印帳に、種字と寺院名と札所番号の印を納経所で捺してもらう形式なのだとか。とは言っても、いったいこの霊場のどこのお寺に専用御朱印帳が置いてあるか、まったくわかりません。もし参拝しようと言う奇特な人がいれば、ご注意のほどを。それにしても、倶利伽羅龍王像の格好良いことといったら。
納経印(御朱印)は、納経所にていただきました。

◎金泉寺、山門。
金泉寺・仁王門

◎金泉寺、本堂。
金泉寺7

◎金泉寺、大師堂。
金泉寺9

◎金泉寺、倶利伽羅龍王。
金泉寺02

◎金泉寺、観音堂。
金泉寺8

◎金泉寺、境内。
金泉寺01

霊場メモ@阿波六地蔵霊場

徳島県内の地蔵尊6ヶ寺を巡る霊場です。
全行程およそ64km、参拝所要時間は約5時間とパンフレットには記載されています。霊場の事務局が、第2番札所の地蔵院に置かれています。ただし、オリジナルの御朱印帳があるわけでもなく、霊場会としてなんらかの取り組みを積極的に行なっているわけではないようでした。もっとも、表立って活動してはいないけれど、完全に廃れているわけでもないと言ったところでしょうか。私は、第1番札所でパンフレットをいただきました。

【阿波六地蔵霊場】
第1番札所 地福寺 身代わり地蔵 名西郡石井町石井
第2番札所 地蔵院 安産地蔵 徳島市名東町
第3番札所 東照寺 延命地蔵 徳島市福島
第4番札所 宝蔵寺 一願地蔵 名東郡佐那河内村嵯峨
第5番札所 地蔵寺 ねずみつき地蔵 小松島市松島町
第6番札所 拳正寺 極楽地蔵 那賀郡羽ノ浦町中庄千田池

霊場メモ@名方郡十二社詣り

徳島県、かつての阿波国の国府が置かれていた名方郡の12社詣りです。
宅宮神社の境内にあった案内板を丸ごと引用すると、

<引用>
十二社は 名方郡(旧徳島市、名東、名西郡)の崇敬特に篤き著名の大社にして
十二社は 天神七代 地神五代の数に當り 天の七生 地の五行
年に十二月 日に十二時 又十二支 皆おのづからそなはれる数にして
萬事成就の形にて 此の数によって定め奉る 道程二百七十丁余と
古昔此の社に月々参詣すれば 諸願成就なると伝えられ
諸人盛んに参詣し 社頭は殷賑を極めた
</引用>

という具合です。なるほど、毎月12社に詣でるのか。距離が二百七十丁余ということは、およそ30kmといったところですかね。健脚と言われた昔の人なら造作もないことでしょうか。

【名方郡十二社詣り】
★御七社
  宅宮神社 徳島市上八万町上中筋
  国中神社 徳島市一宮町(国中寺境内鎮座)
  一宮神社 徳島市一宮町
  天石門別八倉比売神社 徳島市国府町西矢野
  白鳥神社 名西郡石井町白鳥
  大御和神社 徳島市国府町府中
  八幡神社 徳島市国府町井戸
★市中五社
  諏訪神社 徳島市南佐古町
  春日神社 徳島市眉山町大滝山
  四所神社 徳島市福島町
  八幡神社 徳島市伊賀町
  金刀比羅神社 徳島市勢見町

箸蔵寺@徳島

◆山・院・寺号
宝珠山 真光院 箸蔵寺(はしくらじ)
通称:こんぴら奥之院

◆宗派
真言宗 御室派

◆御本尊
金毘羅大権現

◆所在地
三好市池田町州津蔵谷

◆御詠歌
いそのかみ ふりにし世より 今もなほ 箸はこぶてふ 事の尊き

◎「阿波西国三十三観音霊場(西部)・第23番札所」の御朱印
23箸蔵寺・阿波西国

◎「四国別格二十霊場・第15番札所」の御朱印
15箸蔵寺・別格

★雑記
四国別格霊場、箸蔵寺の納経印(御朱印)です。
香川県仲多度郡琴平町に ある、金刀比羅宮の奥之院の位置付けになっています。ですので由緒書きや看板にも”こんぴら奥之院”の表記が散見されます。今はロープウェイがあるので、山門を見下ろして海抜600メートルの山の上にある境内まで一気に行けますが、昔はこの山道をエッチラオッチラ上って来たんだな、と思うと感慨深いものがあります。もっとも、御本尊が祀られている御本殿までは、さらに石段を上らなければならないのですが・・・これがまたキツイって。またこちら、神仏習合の名残りのために、寺院の中心的建物を御本殿と呼びます。こちらと石段下の護摩殿は、国の重要文化財になっています。御本殿の回りは、見事なくらい見通しの良い光景です。これだけ広い境内を持てば、やれ堂宇だやれ庭園だとバカスカ造りそうなものですがね。金銭的なこともありましょうが、個人的にはこういっただだっ広いのも好きです。観音堂が朽ち気味なのは、ちょっと寂しい気もしましたが。ちなみに箸蔵寺は四国別格二十ヶ所霊場の他に、四国三十六不動霊場、阿波西国三十三観音霊場(西部)、四国ぼけ封じ三十三観音霊場を兼務しています。そう言えば、御本尊の金毘羅大権現は完全秘仏とのことで、四国霊場1200年記念の今年も御開帳はされていません。それどころか、歴代の御住職も御本尊を直接見たことがないのだとか。神秘がそそられます。
納経印は、授与所にていただきました。

◎箸蔵寺、本殿。
箸蔵寺・御本殿

◎箸蔵寺、本殿への鳥居。
箸蔵寺・鳥居

◎箸蔵寺、護摩殿。
箸蔵寺・護摩殿

◎箸蔵寺、観音堂(阿波西国三十三観音霊場・西部)。
箸蔵寺・阿波西国霊場・観音

◎箸蔵寺、不動明王像(四国三十六不動霊場)。
箸蔵寺・四国36不動

◎箸蔵寺、聖観世音菩薩像(ぼけ封じ三十三観音霊場)。
箸蔵寺・ぼけ封じ観音

慈眼寺@徳島

◆山・院・寺号
月頂山 宝珠院 慈眼寺(じげんじ)

◆宗派
高野山 真言宗

◆御本尊
十一面観世音菩薩

◆所在地
勝浦郡上勝町正木

◆御詠歌
天とふや 鶴の奥山 おくたへて 願ふ功力に 法ぞ通はむ

◎「四国別格二十霊場・第3番札所」の御朱印
3慈眼寺・穴禅定

★雑記
四国別格霊場、慈眼寺の納経印(御朱印)です。
四国別格二十霊場の第3番札所であり、四国八十八ヶ所霊場の第20番札所の奥之院にもなります。とにかく山奥&山の上なので、えらく空気が綺麗です。そして陽が眩しくてキツイです。こちら、霊場札所以外にも、穴禅定のお寺としても知られています。要するに行場の洞窟ってことですね。納経所は大師堂の脇にあり、本堂や穴禅定には歩いて向かいます。同じ境内とは言え・・・悪路で体力のない自分には大変でした。本堂の回りは木々に覆われて薄暗く、雰囲気は抜群です。デッカイ岩の下、よくもまあこんな場所から入って修行を、なんて思い付いたものです。
納経印は、納経所にていただきました。

◎慈眼寺、本堂。
3慈眼寺・本堂

◎慈眼寺、穴禅定入り口と弁財天像。
3慈眼寺・穴・弁天

◎慈眼寺、大師堂。
3慈眼寺・大師堂

◎慈眼寺、幸白衣観音像。
3慈眼寺・幸観音

密厳寺@徳島

◆山・院・寺号
宝光山 密厳寺(みつごんじ)

◆宗派
真言宗 御室派

◆御本尊
聖観世音菩薩

◆所在地
三好市池田町西山

◆御詠歌
(寺院御詠歌・四国三十六不動霊場御詠歌)
なにしおう 桜の元に 建つ寺は 密厳ひろう 世界なるらん

◎「四国三十六不動霊場・第5番札所」の御朱印
5密厳寺

◎「四国三十六不動霊場・第5番札所」の童子印と御詠歌
5密厳寺・御詠歌

★雑記
三好市池田町、密厳寺の御朱印です。
細い道路を上った先の山の中腹、看板も小さくて見落としがち、こちらの寺院を訪れるときは、詳細な地図があった方が良いでしょう。あと車は小型か軽自動車が良いかもです。境内には駐車スペースがあるのですが、そこまでが大変でしょう。こちら密厳寺は、四国三十六不動霊場と阿波西国三十三観音霊場(西部)を兼務しています。建立されたのは弘仁7年(816年)と大変古いのですが、戦国時代に長宗我部元親の兵火ですべての伽藍が消失したそうです。さて、まず目に付いたのが、新しそうな外観で、八角形をした大不動堂です。千躰不動尊が奉安されている祈願所で、中に入って参拝することができました。やや薄暗くなっているのが、またなんとも雰囲気抜群でした。デカさで魅せる仏像も良いですが、こちらのように数で魅せる空間も圧巻圧倒で好きです。近ければちょくちょく来たい場所です。
御朱印は、本堂脇の納経所窓口でいただきました。

◎密厳寺、山門。
密厳寺

◎密厳寺、大不動堂。
密厳寺01

葛城神社@徳島

◆名称
葛城神社(かつらぎじんじゃ)

◆御祭神
一言主神(ひとことぬしのかみ)
別称:言離神(ことさかのかみ)

◆所在地
鳴門市北灘町粟田

◆御神歌
(新四国曼荼羅霊場)
善き事と 悪しき事とぞ 宣り別きて 導き給ふ 葛城の神

◎「新四国曼荼羅霊場・第6番札所」の御朱印
6曼荼羅88・葛城神社02

◎「新四国曼荼羅霊場・第6番札所」の御朱印
6曼荼羅88・葛城神社01

★雑記
新四国曼荼羅霊場・第6番札所、葛城神社の御朱印です。
大型バスも停められる駐車場もありますが、参拝時は至って静かな境内でした。近くに住んでいるらしき人が、ちょこちょこ訪れる程度。流石に車じゃなと、ここまでは来られないでしょうね。境内には、めがね塚や包丁塚なんかもあります。
御朱印は、社務所でいただきました。宮司不在時は、本殿内に準備された書き置き御朱印&御影をいただくことができます。あるいは、すぐ近くの同じく新四国曼荼羅霊場の札所である長寿寺でも、書き置きを預かってもらっているようです。

◎葛城神社、境内。
katsuragi01

◎葛城神社、拝殿。
katsuragi02

於松権現社@徳島

◆名称
於松権現社(おまつごんげんしゃ)
通称:お松大権現、猫神さま

◆御祭神
於松大権現(おまつだいごんげん)

◆所在地
阿南市加茂町不ケ

名称未設定-3

★雑記
徳島のお松大権現(お松権現社)の御朱印です。
生きてる猫も招き猫も、とにかく境内は猫だらけなので、そっち系が好きな人には溜まらない場所でしょう。社殿の中も外も、どこを向いても招き猫です。もっとも、謂れは有馬、鍋島と合わせた日本三大怪猫伝のひとつとされている恐ろしい話ですけれど。どんなお話かは公式サイトへどうぞ。商売繁盛のご利益から、地元の企業の名前が各種奉納であちこちにありました。
御朱印は、授与所にていただきました。

お松大権現01

お松大権現02

お松01

お松02

お松03

お松04

長寿寺@徳島

◆山・院・寺号
丹照山 慈光院 長寿寺(ちょうじゅじ)

◆宗派
高野山 真言宗

◆御本尊
阿弥陀如来

◆所在地
鳴門市北灘町粟田字東傍示

◆御詠歌
ありがたや 命永らえ 長寿寺 かけて頼めや 法の夢告げ

◎「新四国八十八曼荼羅霊場・第5番札所」の御朱印
5曼荼羅88・長寿寺

★雑記
新四国曼荼羅霊場、長寿寺の御朱印です。
山門横には、南国チックな植物と大きな銀杏の木がドンと構えていました。境内は決して広くないのですが、本堂、大師堂、鐘とがギュッと凝縮されている感じです。同じ新四国曼荼羅霊場の葛城神社が不在の場合、こちらで御朱印をいただくことができます。

◎長寿寺、山門。
chojuji

宝生寺@徳島

◆山・院・寺号
涅槃山 宝生寺(ほうせいじ)

◆宗派
???

◆御本尊
聖観世音菩薩

◆所在地
美馬市穴吹町穴吹字平間

◆御詠歌
(阿波西国三十三観音霊場・御詠歌)
遥々と 歩みを運ぶ 宝生寺 浄土へ向かう 法の近道

◎「阿波西国三十三観音霊場・第1番札所」の御朱印
1宝生寺

★雑記
西部の阿波西国三十三観音霊場札所、宝生寺の御朱印です。
第1番札所だからといって、最初にこちらを訪れなくて運が良かったです。と言うのも、車も原付もあるし、中から音もするし、人の気配もするし・・・なのに呼べど待てど出てこない、完全な居留守パターンでしたから。納経帳は、別の札所で先に購入しておいて良かったです。また御朱印自体は、”セルフで”ということで外に置かれているのですが、それがまたなんともでした。おそらくずっと放置されているのでしょう、印のゴム部分は歪んでいるし欠けているし、溝が埋まるほどのゴミが付着しているし、インクもパサパサだし。都合良く楊枝なんか持っているわけも無く、紙を留めていたクリップを伸ばして印をホジホジしてから捺しました。

◎宝生寺、本堂。
宝性寺

十輪寺@徳島

◆山・院・寺号
説法山 宝珠院 十輪寺(じゅうりんじ)
通称:四国霊場談議所

◆宗派
高野山 真言宗

◆御本尊
地蔵菩薩

◆所在地
鳴門市大麻町萩原字アコメン
JR高徳線・坂東駅より徒歩10分

◎「四国八十八ヶ所霊場・談議所・第1番前札所」の御朱印
1前札・十輪寺

★雑記
四国八十八ヶ所霊場、第1番前札所として知られる十輪寺の納経印です。
建立されたのが、白雉2年(651年)という非常に古い寺院です。有名な四国八十八ヶ所霊場の第1番札所の霊山寺とは、JR坂東駅を挟んでちょうど反対側になります。さすがにこちらから遍路を始めるバスツアーは無いようですね。もっとも、団体遍路用の大型バスが入れるような境内ではないのですが、、、。
納経印は、庫裡にていただきました。

◎十輪寺、境内。(左:本堂、右:地蔵堂)
談義所・前札所

普光寺@徳島

◆山・院・寺号
潮門山 普光寺(ふこうじ)

◆宗派
高野山 真言宗

◆御本尊
薬師如来

◆所在地
鳴門市瀬戸町北泊字北泊

◎「阿波北嶺二十四薬師霊場・第23番札所」の御朱印
阿波北嶺23

★雑記
阿波北嶺薬師&西国観音の霊場札所、普光寺の御朱印です。
これまた大変な場所にあって、車での参拝だとなかなかに細い道を行くことになります。ただこの日は天気も良く、嫌な気分をかき消してくれるほどにスッキリと、海を感じられる良い空気でした。寺院の堂宇は播磨灘に面した、と言うか瀬戸内海ですけれど、港町の小高い丘の上に建っています。写真は、本堂よりも少し高い場所にある観音堂からの眺めです。
御朱印は、庫裡にていただきました。

◎普光寺、本堂。
普光寺

◎普光寺、境内からの眺め。
普光寺02

最明寺@徳島

◆山・院・寺号
弥天山 常光院 最明寺(さいみょうじ)

◆宗派
真言宗 大覚寺派

◆御本尊
聖観世音菩薩

◆所在地
美馬市脇町北庄

◆御詠歌
(四国三十六不動霊場御詠歌)
諸人の 心におわす 御仏の 誓願頼もし 萩満つる寺

◎「四国三十六不動霊場・第3番札所」の御朱印
3最明寺

◎「四国三十六不動霊場・第3番札所」の童子印と御詠歌
3最明寺・御詠歌

★雑記
準別格本山、最明寺の納経印(御朱印)です。
境内の案内板によれば、元々は西光寺という名称だったとか。江戸時代に西明寺になり、その後、鎌倉幕府執権の北条時頼こと最明寺入道が来訪したことに由来・変更されて、現在の最明寺になったそうです。寺院御本尊の観音様は、阿波西国三十三観音霊場の札所本尊にもなっています。不動明王は、本堂裏手に建つ護摩堂(不動堂)の方に祀られているようで、そちらには不動霊場の赤い幟が棚引いていました。意外とこじんまりした感じでした。
御朱印は、庫裡にていただきました。

◎最明寺、山門。
準別格本山・最明寺

◎最明寺、護摩堂。
最明寺・護摩堂

勧薬寺@徳島

◆山・院・寺号
医王山 勧薬寺(かんやくじ)

◆宗派
高野山 真言宗

◆御本尊
薬師如来

◆所在地
鳴門市大麻町市場字大道

◎「阿波北嶺二十四薬師霊場・第15番札所」の御朱印
15勧薬寺

◎「阿波西国三十三観音霊場・第20番札所」の御朱印
20勧薬寺

★雑記
阿波西国観音&北嶺薬師の霊場札所、勧薬寺の御朱印です。
自動車の往来の激しい道路に面しており、反対車線からはなかなか入りにくい立地になっています。徳島人は、基本的に譲り合い精神が無いですから(笑)。境内すぐに墓地があるのでそれとわかりますが、本堂は普通の民家然としており、お寺っぽさは感じられません。もっとも、本堂の前に聖観世音菩薩像が立っているので、それを見ればわかりますけれども。”皆様観世音菩薩”なる名前が彫られています。まったく、観音様には色々な名称があるものです。にしても、柔和かつ優しそうな微笑みの尊顔が良いですね。
種字印が、斜め45度にいがんでるのもご愛嬌か。

◎皆様観世音菩薩像。
勧薬寺・皆様観音
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