はい、どうも。昼飯後の雑記タイムです。

ザッと書いてアップしているので、誤字脱字なり文章の流れが前後でおかしいなりは、目をつぶってください。あと、毒を吐いてる感じなので、その点もスルーしてください。さてと、今回のネタは、『最近、御朱印料金が値上げ傾向にあるよね』ってことです。寺院でいうところの御布施、神社でいうところの初穂料のことです。「志や気持ちを納めるのだから、”料金”なんて表記をするな!」と言われる人もいるでしょうが、寺社側でこう表記しているケースも目立ちますし、いちいち御布施・初穂料なんて書くと回りくどいのでわかりやすさ優先です。

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もっとも、値上げを実施しているのは主に神社のようで、寺院では正直あまり聞きません。またほとんどが、300円→500円の値上げのようです。で、その理由として神社側が挙げているのは、「御朱印を求める人が増えた→対応するスタッフを増やした→人件費に充てます」とのこと。なるほど、人件費ですか。限定御朱印の授与をひとたび案内すれば、神社の規模や立地、交通機関のアクセスに関わらず、当日は境内に行列が出来る光景も珍しいものではありませんからね。それほどの参拝者を捌くには、人が多く必要でしょう。
ただふと思いますと、普段の日は特に行列なんかもなく、至って平穏な境内をしている神社がほとんどなのです。それなのに、通年で料金を上げるのはなぜでしょう?王子の某稲荷神社のように、限定御朱印の際のみ料金を上げる対応じゃ駄目なの?と思ってしまいます。限定御朱印の授与日だけ人を雇えば良いじゃん、って。
と言いますのも、私は徳島県出身なので、最も身近な四国霊場の札所を基準に考えてしまいます。四国霊場は2014年に霊場開創1200年記念として、旅行会社も大々的にツアーを組むなどして団体・個人問わず大勢の人が各札所を訪れました。1年空けて2016年は、60年に一度の閏年として逆打ち遍路がアピールされ、これまた各札所は賑わっていました。で・す・が、納経料金(御朱印料金)はなんと据え置きの300円!!!88ヶ寺全部の事情などは知る由もないですが、当然納経所の人を増やして対応に当たった札所もあったことでしょう。ですが「人件費のために料金を上げる」なんて話、とんと聞きませんでした。同じく、東京の一大観光地である浅草で隣り合う某寺と某神社。某神社は結構な数の限定御朱印を授与しており、そのたびに境内に行列を作っています。ですが某寺の方が、一年を通じて見ると(あくまでイメージですが)御朱印を求める人の数が多いと感じます。で・す・が、某寺の方は据え置きの300円!!!某神社の方は、値上げで500円に!!!・・・どうなんよ、これ?

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さて、ここまで書いたら、なんとなく私が受けている違和感やら噛み付いている点やらもわかるかと思います。ホントに人件費だけ?ブームに乗っ掛かって儲けたいという気持ちが少しもない?、と。そうそう、一部、漏れ聞こえてきたところでは、いわゆる中の人も少々御朱印ブームにお疲れだそうで。そこで値上げを行うことで、「500円ならもらわなくても良いや」と思わせて人を遠ざけ、御朱印人口を減らす狙いもあるのだとか。タバコの値上げみたいなものですね。私自身はと言えば、500円になったから急にお金が惜しくなった、という気持ちは特にありません。ただどうもね、便乗というか連鎖というかで値上げしているところもあるような感じがして、なんだかな~とモヤモヤした気持ちなのですよ。懐疑的な性ですから、どうも嘘臭さが、ね。コラボだなんだといって限定御朱印が乱発されている中に、なにやらお参りする側として”お金の匂い”が昔に比べて強くなっている気がしてしょうがないんですよ。それがなんかもう、嫌でして。坊主がベンツに乗っているのは、昔から見慣れた光景なのでもう気にもならないのですけどね。

ま、そんな書き捨て雑記でした。