マッハ墨朱&絵馬による布陣(仮)~御朱印ブログ~

御朱印と御朱印帳、時々絵馬。メモ代わり兼ひとりでニヤニヤと悦に浸るためだけの場

墓所

2010年10月から2020年10月までの記録。

桂岸寺@茨城

◆山・院・寺号
大悲山 保和院 桂岸寺(けいがんじ)
通称:二十三夜尊

◆宗派
真言宗 豊山派

◆御本尊
勢至菩薩

◆所在地
水戸市松本町

二十三夜尊・水戸h29

桂岸寺

★雑記
二十三夜尊こと、桂岸寺の御朱印です。

(平成22年12月記)
元々は香華院という名称でしたが、水戸黄門様こと徳川光圀公の命令で保和院と名称変更したそうです。昔は御室仁和寺の末寺だったそうですが、御室派ではなく豊山派に今は属しているようですね。それにしてもさすがは水戸と言いますか、本堂前には水戸黄門諸国漫遊旅姿像なる黄門様と助さん格さんの石像が立っていました。なにしろこちらには、格さんのモデルになった安積覚兵衛の墓地がありますからそれも納得です。御朱印は、寺務所にていただきました。

(平成29年12月記)
7年振りのお参りとなりました。同じ12月になったのは狙ったわけでもなく、単なる偶然でしかありません。もしも次があるのなら、木々の様子が異なるであろう時期にしようかな、と思います。あらためて本堂を見上げて、彫刻の芸が細かくて格好良いなぁ、と。この日は、中学生らしきがなにやらワイワイしている賑やかな境内でした。

◎桂岸寺、山門。(平成22年12月撮影)
水戸二十三夜9

◎桂岸寺、本堂。(平成22年12月撮影)
水戸二十三夜4

◎桂岸寺、本堂と水戸黄門諸国漫遊旅姿像。(平成22年12月撮影)
桂岸寺・二十三夜尊

◎桂岸寺、山門の仁王像。(平成29年12月撮影)
二十三夜尊2

◎桂岸寺、山門の仁王像。(平成29年12月撮影)
二十三夜尊1

◎桂岸寺、山門の恵比寿像。(平成29年12月撮影)
二十三夜尊9

◎桂岸寺、山門の大黒像。(平成29年12月撮影)
二十三夜尊40

◎桂岸寺、本堂。(平成29年12月撮影)
二十三夜尊0

◎桂岸寺、本堂。(平成29年12月撮影)
二十三夜尊31

広済寺@兵庫

◆山・院・寺号
久々知山 如意珠院 広済寺(こうさいじ)

◆宗派
日蓮宗

◆御本尊
十界曼荼羅

◆所在地
尼崎市久々知1丁目
JR福知山線・塚口駅より徒歩12分

広済寺

★雑記
近松門左衛門の菩提寺、広済寺の御首題です。
文楽(人形浄瑠璃)に多少なりとも興味のある人なら、その名を知らない人はいない作家ですね。曽根崎心中、冥途の飛脚、女殺油地獄あたりは有名な演目かと。最近は、3時間4時間といった上演時間に身体が持たなくて、演芸場に足を運べていないのですが、、、。wikiによると近松門左衛門のお墓は2ヶ所(2ヶ寺)あって、こちらがそのひとつになります。ちなみにお寺の裏にある公園は近松公園という名称で、園内には近松門左衛門の像も作られています。山門前には史跡指定の案内があり、境内にあるお墓までは案内図も出ています。お墓自体は、意外にも小さなものでした。特になにかしら飾るわけでもなく、本当に至ってシンプルなもの。
御首題は、庫裡にていただきました。

◎広済寺、山門。
広済寺2

◎広済寺、本堂。
広済寺8

◎広済寺、妙見堂。
広済寺・妙見堂

◎近松公園内の近松門左衛門像。
広済寺1

霊場メモ@墓所・菩提寺巡り

霊場というのではないですが、誕生寺院巡りがあるなら墓所や菩提寺巡りもあるべきだろうと思い、まとめてみました。例によって、各宗派の開祖や宗祖、戦国武将を始めとした偉人やその一族の墓所や菩提寺(とされているのも含む)巡りのリストです。霊廟とか廟所とか祖廟とか、意味が転じてそんな風に表現される場所も含めています。参拝の基準はこれまた同じく、”自分の中で有名な”人物のみです。随時追加していく予定です。

【墓所・菩提寺巡り】
●俳人、正岡子規
和光山 大龍寺 東京都北区田端4丁目

●俳人、種田山頭火
摩尼山 護国寺 山口県防府市本橋町

●教育家、福沢諭吉
麻布山 善福寺 東京都港区元麻布1丁目

●蘭学者、青木昆陽
泰叡山 瀧泉寺 目黒不動尊 東京都目黒区下目黒3丁目

●南総里見八犬伝の作者、滝沢馬琴
清水山  深光寺 東京都文京区小日向

●四谷怪談、お岩
長徳山 妙行寺 東京都豊島区西巣鴨4丁目

●義賊 鼠小僧 次郎吉(ねずみこぞう じろきち)
諸宗山 回向院 東京都墨田区両国2丁目

●侠客、清水次郎長(山本長五郎)
幽香山 梅蔭寺 静岡県静岡市清水区南岡町

●南北朝時代の武将、楠木正成
湊川神社 兵庫県神戸市中央区多聞通

●武将、加藤清正
金峯山 天沢寺 山形県鶴岡市丸岡字町の内

●執権、北条時宗
瑞鹿山 円覚寺 塔頭 仏日庵 神奈川県鎌倉市山ノ内

●遠山の金さん、名奉行・遠山左衛門尉景元
●江戸後期の剣豪、千葉周作
徳栄山 本妙寺 東京都豊島区巣鴨

●桜田門外で暗殺された大老、井伊直弼
大渓山 豪徳寺 東京都世田谷区豪徳寺

●格さんのモデル、安積覚兵衛
大悲山 桂岸寺 茨城県水戸市松本町

●赤穂四十七義士
萬松山 泉岳寺 東京都港区高輪2丁目

●新撰組隊長、近藤勇
南照山 寿徳寺 谷津大観音 東京都北区滝野川4丁目

●於大の方(徳川家康の生母)、千姫
●作家、柴田練三郎
無量山 伝通院 東京都文京区小石川3丁目

●徳川歴代将軍(4代家綱、5代綱吉、8代吉宗、10代家治、11代家斉、13代家定)
東叡山 寛永寺 東京都台東区上野桜木

●槍の名手、丸橋忠弥
神霊山 金乗院 目白不動尊 東京都豊島区高田2丁目

●源実朝・北条政子親子
●俳人、高浜虚子
亀谷山 寿福寺 神奈川県鎌倉市扇ヶ谷1丁目

●幕末志士、坂本竜馬・中岡慎太郎
京都霊山護国神社 京都府京都市東山区清閑寺霊山町

●蜂須賀家政・蜂須賀小六(正勝)など、阿波藩主蜂須賀家
大雄山 興源寺 徳島県徳島市下助任町2丁目

●幕末の志士、高杉晋作
清水山 東行庵 山口県下関市吉田町

●政治家・思想家・剣術開祖、山岡鉄舟
普門山 全生庵 東京都台東区谷中5丁目

●戦国時代の武将、武田信玄
乾徳山 恵林寺 山梨県甲州市塩山小屋敷

●人形浄瑠璃・歌舞伎の作者、近松門左衛門
久々知山 広済寺 兵庫県尼崎市久々知1丁目

東行庵@山口

◆山・院・寺号
清水山 東行庵(とうぎょうあん)

◆宗派
曹洞宗

◆御本尊
白衣観世音菩薩

◆所在地
下関市吉田町
JR山陽本線・小月駅よりバス15分+東行庵前バス停すぐ

東行庵

★雑記
山陽花の寺霊場、東行庵の御朱印です。
花の寺霊場の第8番札所としてよりも、高杉晋作の墓所として広く知られているお寺です。初めて知ったのですが、東行庵の東行は、高杉晋作の号だそうです。案内板によると、高杉晋作の霊位礼拝堂として、明治17(1844)年に創建されたとのこと。高杉晋作は遺言で、奇兵隊の本拠地だったこの吉田清水山に土葬して欲しいと残したそうです。お参りは、紅葉谷の上に立つ聖観世音菩薩の石像にしてきました。そう言えば、駐車場のところにあるお土産物屋さんの店員のおねえちゃんが、やたらと愛想良かったです。
御朱印は、東行記念館の受付にていただきました。

◎東行庵、聖観世音菩薩像。
東行庵9

◎東行庵、高杉晋作の墓所。
東行庵6

興源寺@徳島

◆山・院・寺号
大雄山 興源寺(こうげんじ)

◆宗派
臨済宗 妙心寺派

◆御本尊
釈迦如来

◆所在地
徳島市下助任町2丁目

興源寺・蜂須賀家墓所

★雑記
阿波藩主、蜂須賀家の菩提寺、興源寺の御朱印です。
まずは赤色と青色のカラフルな仁王様がいる、仁王門が目に入ってきます。寺院の本堂は、意外にも普通の庫裡みたいな小さなものです。禅寺ですし、”本堂がドン!”ではないようです。最初はどこが本堂なのか、ちょっと迷い&戸惑いました。しかし本堂裏手から行くことのできる墓所、と言いますか公園として利用されている歴代藩主や蜂須賀家所縁の人の墓所エリアは、広く静かで落ち着ける雰囲気でした。蜂須賀家政や蜂須賀正勝(小六)など、こちらにはお墓が20基余りあります。毎年阿波踊りが開催される前に、有名連による阿波踊りの奉納もされています。
御朱印は、庫裡にていただきました。

◎興源寺、仁王門。
興源寺

◎興源寺、蜂須賀家墓所。
興源寺1

◎興源寺、蜂須賀家墓所。
興源寺2

円乗寺@東京

◆山・院・寺号
南緑山 正徳院 円乗寺(えんじょうじ)

◆宗派
天台宗

◆御本尊
釈迦如来

◆所在地
文京区白山1丁目
都営三田線・白山駅より徒歩3分

◎「江戸三十三観音霊場・第11番」の御朱印
11

★雑記
江戸三十三観音霊場、円乗寺の御朱印です。
八百屋のお七こと、妙栄禅定尼霊位の墓所(菩提寺)となっているお寺です。於七の物語は、浄瑠璃や歌舞伎や舞踊などで結構知名度が高いかと思います。江戸が火事になった際に、避難した場所で小姓の佐兵衛と出会い恋心を抱き、その後再会したいがために江戸に火を放ったっていう、アノお話しです。悲恋と思うか、自分勝手のくだらない話と取るかですね。静かな白山の街の中でも、高い建物に囲まれて参拝者も他に無く、実にひっそりとした境内でした。
御朱印は、本堂脇の窓口にていただきました。

◎円乗寺、本堂。
円乗寺

大泉寺@山梨

◆山・院・寺号
万年山 大泉寺(だいせんじ)

◆宗派
曹洞宗

◆御本尊
釈迦如来

◆所在地
甲府市古府中町
JR中央本線・甲府駅より徒歩20分

◎「甲斐百八霊場・第59番札所」の御朱印
59大泉寺

★雑記
武田信虎墓所、大泉寺の御朱印です。
甲斐百八霊場の第59番札所になっています。が、そもそもこの霊場自体が活発では無いようで、参拝者の影は見られませんでした。甲府市指定文化財になっている総門は、黄檗宗様式の門であり京都府宇治市の萬福寺の総門と似ています。もっとも、元々はこちらの門として建てられたものではなく、今の山梨県護国神社の場所にあった永慶寺の門を移築したそうです。長い参道の両脇は、杉の木だらけ・・・花粉症人にはツライです。本堂裏手には、お寺の開基でもある武田信虎のお墓があります。
御朱印は、書き置きになります。一緒に絵葉書セットもいただきました。

◎大泉寺、総門。
大泉寺・総門

善福寺@東京

◆山・院・寺号
麻布山 善福寺(ぜんぷくじ)

◆宗派
浄土真宗 本願寺派

◆御本尊
阿弥陀如来

◆所在地
港区元麻布1丁目
東京メトロ南北線・麻布十番駅より徒歩4分

善福寺・麻布

★雑記
都内では、浅草寺に次いで2番目に古い寺院、善福寺の御朱印です。
今は浄土真宗の寺院ではありますが、開山は弘法大師であり真言宗から改宗した寺院です。由緒書きによれば、港区の地名である”虎ノ門”は、善福寺の山門に由来するとか。また同じく、”あざぶ”の名称を麻布と記載するのは、この善福寺の山号を取って充てるようになったとも言われています。有名人の墓所としては、福沢諭吉のお墓があります。
御朱印は、寺務所にていただきました。

◎善福寺、本堂。背景が・・・。
善福寺

深光寺@東京

◆山・院・寺号
清水山  松林院  深光寺(じんこうじ)

◆宗派
浄土宗

◆御本尊
阿弥陀如来

◆所在地
文京区小日向
丸ノ内線・茗荷谷駅より徒歩3分

◎「恵比寿:小石川七福神巡り」の御朱印
名称未設定-2

★雑記
小石川七福神で、恵比寿を祀る寺院です。
本堂前には、南総里見八犬伝の作者である滝沢馬琴のお墓があります。そちらのお参りに来る人もいるのでしょうね。史跡、名所としての色も持つお寺です。七福神巡り用の色紙とハンコが外に置かれてあり、参拝者が各自で捺印する形式となっていました。本堂の前に、恵比寿石像が立っていました。
御朱印は、庫裡にていただきました。こういうかすれ気味の筆使いは、渋くて好きですね。

◎深光寺、本堂。
深光寺

伝通院@東京

◆山・院・寺号
無量山 寿経寺 傳通院(でんづういん)
通称:小石川伝通院

◆宗派
浄土宗

◆御本尊
阿弥陀如来

◆所在地
文京区小石川3丁目

◎「江戸三十三観音霊場・第12番札所」の御朱印
20

◎「御本尊」の御朱印
20

★雑記
小石川伝通院の御朱印です。
寿経寺よりも、伝通院としての名称が浸透しています。ってか、寿経寺ってこの稿を書く段になって初めて知りました。関東十八檀林の本によると、「でん”づ”ういん」と濁るようですね。徳川家の菩提寺として有名な寺院です。家康の生母である於大の方や千姫など、女性のお墓が多いようです。他にも眠狂四郎シリーズでお馴染みの、柴田練三郎のお墓などもあります。
御朱印は納経所、あるいは庫裡でいただけます。
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(7/13)


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