◆山・院・寺号
福増山 常楽院(じょうらくいん)

◆宗派
天台宗

◆御本尊
阿弥陀如来

◆所在地
調布市西つつじヶ丘4丁目
京王線・つつじヶ丘駅より徒歩3分

◎「江戸六阿弥陀巡り・第5番」の御朱印
5常楽院

★雑記
江戸六阿弥陀霊場の札所、常楽院の御朱印です。
江戸時代には、宝王山 常楽院 長福寿寺との名称で、今の上野広小路の繁華街に境内を構えていたお寺です。関東大震災と第二次世界大戦によって堂宇が焼失、その後、調布市に移って、当地にあった連倉寺を合併して今の福増山 常楽院に改称したとのことです。外から見ると、お寺然としていない、普通の一軒家の様相でした。本堂と庫裏がつながっている、なんとも田舎の家に帰って来たような、ホッとしたひと息感があります。中での拝観も可能でした。
御朱印は、庫裡にていただきました。

(平成28年6月記)
上野不忍池の西側、台東区池之端1丁目には、この常楽院の別院として小さなお堂が建てられています。江戸六阿弥陀霊場を巡っている人で、調布まで参詣出来ない人の便宜を図るため、元々は上野にお寺があった所縁として、東天紅の敷地内に常楽院の御本尊である阿弥陀如来の模刻が祀られています。あんまり行かないエリアなので、今回ようやくお参りに、といったところ。お堂自体は、とても綺麗に保たれていました。管理人が常駐しているわけでもないし、火を使えないということで、ロウソクも線香も電灯になっていました。線香もそうなのは、初めて見たような気がします。まぁ、ちょっと電源が露骨に見え過ぎな気もしますが・・・。

◎常楽院、境内。
5常楽院4

◎常楽院、上野別院。
阿弥陀6

◎常楽院、上野別院。
阿弥陀2

◎常楽院、上野別院。
阿弥陀31