◆山・院・寺号
蓮華山 妙法寺(みょうほうじ)

◆宗派
法華宗 本門流

◆御本尊
大曼荼羅

◆所在地
南都留郡富士河口湖町小立
富士急河口湖線・河口湖駅より徒歩30分

◎「甲斐百八霊場・第32番札所」の御朱印
32妙法寺

★雑記
甲斐百八霊場の札所、妙法寺の御朱印(御首題)です。
河口湖駅から歩いたのですが、お参り後になってお寺の裏にバス停があることに気付き、帰りはバスを利用しました。山門にしろ本堂にしろ、とても味のあるお寺なのですが、一番の魅力は庫裡でしょうか。文化15年(=文政元年・1818年)に建てられた民家をそのままの姿で残し、現在も庫裡として使われています。こちらは河口湖町の指定有形文化財になっています。御首題をいただく際に入りましたが、時代劇で見るような時間の停まり具合を全体的に見せてくれました。もちろん、お寺自体も由緒があり、ここ妙法寺の起源は弘安元年(1278年)で、日蓮聖人が富士山麓で布教をしていた際に、その説法に感銘を受けた農民達が法華堂を建てたことに始まるそう。そのとき御本尊としたのが、日蓮聖人が紙に書いた大曼荼羅。二十八紙大曼荼羅と呼ばれるもので、28はそのとき居合わせた農民の数なのだそうです。伏見宮家の祈願所で、元皇族の崇敬を得ていたとのことで、本堂はデカいです。
御題目は、庫裡にていただきました。

◎妙法寺、山門。
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◎妙法寺、三猿。
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◎妙法寺、本堂。
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◎妙法寺、庫裡。
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