◆山・院・寺号
東大寺(とうだいじ)

◆宗派
華厳宗

◆御本尊
(寺院)盧舎那仏
(戒壇院)多宝仏、釈迦仏
(二月堂)十一面観世音菩薩
(俊乗堂)重源上人
(指図堂)法然上人
(法華堂)不空羂索観世音菩薩
(不動堂)五大力尊

◆御詠歌
(西国三十三観音霊場)
ありがたや ふしぎは一か 二月堂 若狭の水を 迎え給うぞ

◆所在地
奈良市雑司町

◎「東大寺、俊乗堂(重源上人)」の御朱印
東大寺・俊乗堂・重源

◎「東大寺、俊乗堂(阿弥陀如来)」の御朱印
東大寺・俊乗堂・阿弥陀

◎「東大寺、法華堂(三月堂)」の御朱印
東大寺・三月堂・法華

◎「東大寺、法華堂(三月堂)」の御朱印
東大寺・三月堂・本尊

◎「東大寺、鐘楼」の御朱印
東大寺・大梵鐘

◎「東大寺、不動堂」の御朱印
東大寺・不動堂

◎「法然上人二十五霊場・第11番札所」の御朱印(指図堂)
11東大寺・指図堂・法然霊場

◎「東大寺、俊乗堂(愛染明王)」の御朱印
東大寺・俊乗堂・愛染

◎「西国三十三観音霊場・番外札所」の御詠歌(二月堂)
西国番外・東大寺・御詠歌

◎「東大寺、戒壇院」の御朱印
東大寺・戒壇堂

★雑記
東大寺の各種御朱印です。
大寺院では割とあることですが、御朱印はそれぞれのお堂でいただきます。

(平成25年6月記)
(戒壇院)
公式サイトでは戒壇堂ですが、拝観受付でいただいた資料では、名称が戒壇院にも戒壇堂にもなっています。東大寺の中心、大仏殿から見ると西の端っこに近い位置にあるので、人はさっぱりで静かなものでした。御朱印の揮毫にもある四天王を拝観できます。多宝仏と釈迦仏は、中心に置かれた多宝塔の中で見えません。御朱印は、拝観受付にていただきました。

(二月堂)
境内の奥の方、そして高い所に建つ二月堂。眺めは、、、確かに良いとも言えますが、ランドマークになるような物が奈良市内に無いため、感動はやや薄めといった印象でした。御本尊の十一面観世音菩薩は、古来から秘仏になっているようです。御詠歌は、朱印所にていただきました。役僧なのか書家なのかは不明ですが、朱印所のおっちゃん連中がえらく明るくて話好きで、大寺院の朱印所では珍しく長居してしまいました。当て紙には、”西国三十三所 番外札所”と記載されていました。

(指図堂)
堂内に入っての参拝となりました。やけに暑い日でしたが、とても風の通しが良い堂内で涼しくすら感じられました。堂守の女性としばしお話、霊場のことやら宗派のことやら奈良観光のことやら、あれやらこれやらで30分ほどお邪魔しました。大仏殿とは真逆で、こちらには人が来ないのでホント静かで良い場所です。

(法華堂)
不空羂索観世音菩薩が堂御本尊になっている、法華堂こと別名・三月堂。外から見た法華堂は大きく感じますけれど、堂内に祀られている仏尊はすべて3メートル以上あるので、中に入ったときは意外に狭い感じがしました。ですが堂内の空間は、ピンと空気が張り詰めていて、割と好きな体感を受けました。秘仏の執金剛神像は、12月16日のみの開扉だそうです。

(鐘楼)
そのまんまのネーミングで、”鐘楼の丘”という場所に鐘楼があります。鐘楼も梵鐘も、どちらも国宝に指定されています。奈良太郎なんていう愛称もあり、日本三名鐘にもなっているその梵鐘は、重さ26.364トン、総高3.853メートル、直径2.708メートルもあり、間近で見ることができるので大迫力です。ただし、一般人は鳴らせません。法会と毎日午後8時、そして大晦日と除夜のみ鳴らされるそうです。写真を撮っていたら人が来て、授与品お棚を開き始めました。御朱印の授与も、この梵鐘の下で行われているようです。まさかこんな場所で!と驚かされました。

◎東大寺、大仏殿。(平成20年10月撮影)
東大寺200810

◎東大寺、仁王像・吽。(平成20年10月撮影)
東大寺200810b

◎東大寺、指図堂。(平成25年6月撮影)
指図堂・東大寺

◎東大寺、戒壇院。(平成25年6月撮影)
戒壇堂・東大寺

◎東大寺、二月堂。(平成25年6月撮影)
東大寺・二月堂

◎東大寺、不動堂。(平成25年6月撮影)
東大寺・不動堂1

◎東大寺、鐘楼。(平成25年6月撮影)
東大寺・鐘楼