◆山・院・寺号
邦治山 不動院 常福寺(じょうふくじ)
通称:椿堂

◆宗派
高野山 真言宗

◆御本尊
地蔵菩薩

◆所在地
四国中央市川滝町下山

◆御詠歌
(御本尊御詠歌)
立ち寄りて 椿の寺に 休みつつ 祈りをかけて 弥陀を頼めよ
(四国三十六不動霊場:不動明王)
災いを 三千歳百々歳 永却に 我は守らん 火核の国

◎「四国別格二十霊場・第14番札所」の御朱印
14椿堂

◎「伊予六地蔵霊場・第6番札所」の御朱印
椿堂・伊予6地蔵

◎「四国三十六不動霊場・第27番札所」の御朱印
27四国36不動

◎「四国三十六不動霊場・第27番札所」の童子印と御詠歌
27四国36不動・御詠歌

★雑記
椿堂こと、常福寺の納経印(御朱印)です。
地図にしろ案内の看板にしろ、すべて椿堂優先で書かれています。道路から少しだけ入って、また建物のちょっとした裏にお寺はありますが、デカデカと案内が出ていたので迷うことはないでしょう。私の参拝時にも、数人の霊場巡拝者の姿が見られました。こちらが椿堂と呼ばれるのは、かつて弘法大師が村民の病を封じるために、突き刺した杖の場所から椿の芽が出て花を咲かしたことに由来するとのこと。鐘のある山門は、えらくドギツイ赤色をしていました。よく見ると、本堂前に立つ不動明王像も、これまた必要以上に赤かったです。火伏せだからでしょうか?山門くぐってすぐの場所には、おさわり大師なる弘法大師石像がありました。名称通り触ることが可能で、びんずる尊者のように自分の身体の悪いところと同じ場所を触って祈願する大師像でした。
納経印は、授与所にていただきました。真ん中の御朱印は、椿の絵柄ですね。四国別格二十霊場の札所として有名な椿堂ですが、四国三十六不動霊場と伊予六地蔵霊場の霊場札所にもなっています。特に伊予六地蔵霊場は、年に数人もいない廃れた霊場になっているとか。どこでこの霊場を?と聞かれました。もっとも、本堂には霊場札所を示す看板があるので、参拝したときに霊場を知った人もいるでしょうから、回ってみようと思う人もいそうですね。あと、不動霊場の札所一覧が載っている手ぬぐいを初めて見ました。別格霊場の手ぬぐいと合わせて購入しました。

◎椿堂、境内。
14椿堂85

◎椿堂、山門。
14椿堂5

◎椿堂、本堂と不動明王像。
14椿堂9