マッハ墨朱&絵馬による布陣(仮)~御朱印ブログ~

御朱印と御朱印帳、時々絵馬。メモ代わり兼ひとりでニヤニヤと悦に浸るためだけの場

┗ 上京:中京:下京 [寺院]

2010年10月から2020年10月までの記録。

安養寺@京都

◆山・院・寺号
八葉山 安養寺(あんようじ)

◆宗派
浄土宗 西山禅林寺派

◆御本尊
阿弥陀如来

◆所在地
京都市中京区新京極蛸薬師下ル東側町

◎「洛陽六阿弥陀霊場・第5番札所」の御朱印
5安養寺

◎「洛陽六阿弥陀霊場・第5番札所」の御朱印
5安養寺・h22

★雑記
倒蓮華阿弥陀のお寺として知られる安養寺の御朱印です。

(平成22年11月記)
倒蓮華阿弥陀と書いて、”さかれんげあみだ”と読むようで。洛陽六阿弥陀めぐりの霊場で、初めてのお参りとなりました。とても賑やかな蛸薬師通りに面して山門を抱えているのですが、外から見た境内はなんとも薄暗い感じ。看板が出ていなければ、ここで良いのかと迷うくらいでした。ちなみに、倒蓮華阿弥陀とは、8枚の蓮華を逆様に置いた上に阿弥陀様が立っているその姿から来た呼び名。女人往生と石碑にも有る通り、女性の信仰が篤い阿弥陀様だそうです。御朱印は、グルリと回り込んだ奥の庫裏にていただきました。

(平成28年9月記)
およそ6年振りに再度お参りとなりました。どこもかしこも、大小の規模を問わず人の多い京都のお寺において、ここは相変わらず静かにお参り出来る環境が保たれていました。二度目だから?それともなにか変わった?なんだか入りやすい境内になっている感じがしました。

◎安養寺、門前。(平成28年9月撮影)
5安養寺5

宝蔵寺@京都

◆山・院・寺号
無量山 如意院 宝蔵寺(ほうぞうじ)

◆宗派
浄土宗 西山深草派

◆御本尊
阿弥陀如来

◆所在地
京都市中京区裏寺町通り蛸薬師上る裏寺町
阪急京都線・河原町駅より徒歩5分

宝蔵寺・黒

宝蔵寺・金

宝蔵寺・本尊

宝蔵寺・どくろ

◎宝蔵寺オリジナル御朱印帳。
宝蔵寺・帳面

★雑記
伊藤若冲所縁のお寺として知られる宝蔵寺の御朱印です。

(平成28年9月記)
河原町駅周辺の繁華街の裏通りにお寺はあります。僅か1本通りを入っただけですが、意外にひっそりと静かな環境となっています。オリジナル御朱印帳や御朱印にもある通り、伊藤若冲関連のデザインでここのところ急に認知度を高めています。特にオリジナル御朱印帳を求めて行列も出来るほどのお寺と聞いていましたが、この日は特に参拝者の姿もチラホラといったところ。なまじ大々的にPRをしていないので、いったんお寺の前を素通りしてしまい、また戻ってきて「あぁ、ここか」と気付いて境内に入ってくる人の姿もあるくらいでした。私がお参りしていたときは、3人の参拝者とバッティング。伊藤若冲(と御朱印)にのみ興味があるようで、特に本堂や弁財天社に参拝もせず庫裡へそのままGO!な感じでした。
御朱印は、庫裡にていただきました。髑髏図の手ぬぐいも合わせて購入しました。

◎宝蔵寺、山門。(平成28年9月撮影)
宝蔵寺・9

◎宝蔵寺、本堂・弁財天社。(平成28年9月撮影)
宝蔵寺・3

壬生寺@京都

◆山・院・寺号
壬生寺(みぶでら)
古称:宝憧三昧寺、地蔵院

◆宗派
律宗

◆御本尊
地蔵菩薩

◆御詠歌
(寺院御本尊)
世を救う 誓いの船に 棹さして 渡す仏の 慈悲ぞかしこき
(京都十二薬師霊場)
六道の 巷を照らす 壬生寺に なお光そう 瑠璃の御仏

◆所在地
京都市中京区坊城通り仏光寺北入ル
阪急電車・大宮駅より徒歩8分

◎「寺院御本尊」の御朱印
壬生寺・h28

◎「寺院御本尊」の御朱印
壬生寺・本尊

◎「京都十二薬師霊場・第4番札所」の御朱印
壬生寺・京都12薬師

★雑記
新撰組でお馴染み、壬生寺の御朱印です。
京都十二薬師霊場の札所本尊である歯薬師如来は、阿弥陀堂に祀られています。こちらは、平安時代末期の作と言われています。なんで”歯薬師”と呼ばれるのか?由緒書きによれば、その尊顔の微笑みが、「は、は、は」と笑っているように見えるからだとか。・・・逆にこっちが笑うっちゅうねん、その理由に!その名前の通り、歯の病気に霊験あらたかだそうで、しかし私は虫歯ゼロ人間。これからもそうであるように、とお願いをしておきました。歯と同じくらい、内臓系も健康だったら手術なんてしないのになぁ・・・。
御朱印は、寺務所にていただきました。オリジナル御朱印帳もありましたが、シンプル系なんで未購入です。

◎壬生寺、千体仏塔と本堂。
壬生寺・本堂・千体仏塔

矢田寺@京都

◆山・院・寺号
金剛山 矢田寺(やたでら)
通称:矢田地蔵尊

◆宗派
西山浄土宗

◆御本尊
地蔵菩薩

◆所在地
京都市中京区寺町通三条上る天性寺前町
地下鉄東西線・京都市役所前駅より徒歩4分

矢田寺・京都

★雑記
人の行き交う河原町新京極界隈、矢田地蔵尊の御朱印です。
御本尊である地蔵菩薩は、およそ2メートルの高さだとか。六道珍皇寺の「迎え鐘」に対して、こちらは「送り鐘」と呼ばれており、死者の霊を冥土に送り返すために撞かれる鐘として知られています。本堂前のお賽銭箱上には、その送り鐘が吊るされています。なかなか見ない絵面ではないでしょうか。びんずる尊者の像もありましたので、撫でてきました。奉納の提灯が多く、夕刻やや前といった時刻でのお参りでしたが、煌々とした境内の空間を作り出していました。あと、絵馬のデザインはとてもインパクトが強烈だと思います。
御朱印は、庫裡にていただきました。

◎矢田地蔵、本堂。
矢田寺8

◎矢田地蔵、境内。
矢田寺1

宝蔵寺@京都

宝蔵寺・帳面

◆山・院・寺号
無量山 如意院 宝蔵寺(ほうぞうじ)

◆宗派
浄土宗 西山深草派

◆御本尊
阿弥陀如来

◆所在地
京都市中京区裏寺町通り蛸薬師上る裏寺町
阪急京都線・河原町駅より徒歩5分

◆サイズ
12×18cm

◆料金
2000円

大報恩寺@京都

◆山・院・寺号
瑞応山 大報恩寺(だいほうおんじ)
通称:千本釈迦堂

◆宗派
真言宗 智山派

◆御本尊
釈迦如来

◆所在地
京都市上京区七本松通今出川上ル

◎「京都十三仏・第8番札所」の御朱印
大報恩寺・京都13仏

★雑記
千本釈迦堂こと、大報恩寺の御朱印です。
ほぼ前者の名称で知られています。釈迦堂=本堂にあたるそうです。元々は伽藍が整っていた寺院だったそうですが、応仁の乱などの火災で堂宇が焼失。唯一残っているのがこの本堂になるとのこと。京都市に現存する最古の仏堂遺構で、国宝にも指定されています。歴史を感じますね。京都十三仏以外にも、新西国三十三観音霊場や近畿十楽観音霊場なども兼務しています。ぷっくりとした、おかめ像(おかめ塚)もあります。
御朱印は、授与所にていただきました。

◎千本釈迦堂、山門。
大報恩寺1

◎千本釈迦堂、境内。
大報恩寺6

◎千本釈迦堂、おかめ塚。
大報恩寺5

妙心寺@京都

◆山・院・寺号
法性山 無量寿院 妙心寺(みょうしんじ)

◆宗派
浄土宗 西山深草派

◆御本尊
阿弥陀如来

◆所在地
京都市中京区新京極通蛸薬師下ル東側町
阪急京都線・河原町駅より徒歩4分

蛸薬師・妙心寺

★雑記
新京極通の妙心寺の御朱印です。
妙心寺と言えば、禅寺の方がピンと浮かぶでしょうが、こちらは蛸薬師として知られる永福寺の裏手と言いますか、奥に本堂を構えている浄土宗のお寺になります。塔頭でもないのにお寺の奥にお寺って、なかなか見ない光景です。こちら、愛知県岡崎市の松平家ゆかりのお寺として、元々は岩津城内に建立されたのが始まりとのことです。ちょうど法要終わりでして、本堂の扉が開いていました。薄暗い光の中、御本尊の阿弥陀様がボウッと浮かび上がる光景はゾクッとしました。
御朱印は、蛸薬師堂の授与所にていただきました。

◎妙心寺、本堂。
蛸薬師・妙心寺1

永福寺@京都

◆山・院・寺号
浄瑠璃山 林秀院 永福寺(えいふくじ)
通称:蛸薬師堂

◆宗派
浄土宗 西山深草派

◆御本尊
薬師如来

◆所在地
京都市中京区新京極通蛸薬師下ル東側町
阪急京都線・河原町駅より徒歩4分

◎「京極七福神」の御朱印
永福寺・蛸薬師・七福神

◎「京極七福神」の御朱印
永福寺・蛸薬師・京極七福神

◎「鯉地蔵尊」の御朱印
永福寺・蛸薬師

◎「京都十二薬師霊場・第12番札所」の御朱印
eihuku1

★雑記
蛸薬師として知られる永福寺の御朱印です。

(平成22年11月記)
アーケード街に面しており、知らぬ間に前を通り過ぎるか逆に違和感を受けて立ち止まるか、そんな感じです。蛸薬師通の名称が、かつての広さを思い起こされますが、今はいきなり本堂がありそれこそ小さなお堂のような雰囲気。また、右脇を通り抜けると裏の妙心寺へと至れます。また、妙心寺の御朱印も蛸薬師堂でいただけます。ここは京都十二薬師霊場の第12番札所とのことで、お参りしてきました。他にはお地蔵様の御朱印もありましたが、今回はいただいていません。

(平成23年3月記)
鯉地蔵尊の御朱印です。見ての通り、お地蔵様の印が逆さまになっています。縁起でもねぇ!と思ったら、この年も手術&入院の羽目になりましたとさ。あぁ・・・。

(平成28年9月記)
何度かお参りはしていましたが、4年振りに御朱印をいただきました。手ぬぐいもあったので、そちらも合わせて購入。この日も仏様に熱心に手を合わせる人もいれば、大声でギャースカ喚くオバちゃん連中もいて、場所柄仕方がないのかなと思える光景でした。

◎永福寺、全体。(平成22年11月撮影)
永福寺4

観音寺@京都

◆山・院・寺号
朝日山 観音寺(かんのんじ)
通称:北野東向観音

◆宗派
真言宗 泉涌寺派

◆御本尊
十一面観世音菩薩

◆御詠歌
(洛陽三十三観音霊場)
踏み分けて ここに北野の 東向き 心は西へ 運びぬるかな

◆所在地
京都市上京区今小路通御前通西入上る観音寺門前町
京福電車・北野白梅町駅より徒歩5分

◎「洛陽三十三観音霊場・第31番札所」の御朱印(霊場再興10周年記念)
31東向観音・h27

◎「洛陽三十三観音霊場・第31番札所」の御朱印
31

★雑記
北野天満宮の参道途中にある、北野東向観音寺の御朱印です。

(平成22年11月記)
洛陽三十三観音霊場の札所になっています。御本尊の十一面観音像は、天神様として天満宮で祀られる菅原道真公の作だとか。北野天満宮の神宮寺ではありますが、そういったつながりがあるのですね。この時期なのに花粉がつらい、と御住職と花粉症談義(?)に花が咲きました。御朱印は、寺務所にていただきました。

(平成27年10月記)
洛陽三十三観音霊場の再興10周年に合わせて、5年振りに足を運びました。山門前に立つと、相変わらず逆光で写真が撮れないほどでした。やはり皆さん北野天満宮へと向かうようで、こちらへの人波は皆無でしたね。もっとも、そのおかげで静かにお参りすることが出来るのですが。御朱印は、寺務所にていただきました。

◎観音寺、山門。(平成22年11月撮影)
北野東向観音寺

◎観音寺、本堂。(平成27年10月撮影)
31東向観音9

◎観音寺、岩雲弁財天堂。(平成27年10月撮影)
31東向観音0

護浄院@京都

◆山・院・寺号
常施無畏寺 護浄院(ごじょういん)
通称:清荒神

◆宗派
天台宗

◆御本尊
三宝大荒神尊

◆所在地
京都市上京区河原町通荒神口西入
京阪鴨東線・神宮丸太町駅より徒歩14分

◎「御本尊」の御朱印
清荒神護浄院

◎「洛陽三十三観音霊場・第3番札所」の御朱印
洛陽3・清荒神護浄院

★雑記
清荒神こと、護浄院の御朱印です。
どうやら山号は無いようです。こちらは洛陽三十三観音霊場や、京の七福神(京洛七福神)、京都七福神などの霊場札所になっています。観光客や参拝者が多いかと思いきや、意外に人っ気がなくて静かな境内でした。今となっては、お堂の前に鳥居があっても慣れたものです。いただいた由緒書きには、寺院御本尊である荒神尊の祀り方やお供えについて、日頃の拝み方などが記載されています。三宝大荒神尊は、”悪魔降伏の尊体なので祟りやすい”、と言われているから丁寧にということでしょうね。
御朱印は、授与所にていただきました。

◎護浄院、山門。
清荒神護浄院3

◎護浄院、本堂。
清荒神護浄院

◎護浄院、観音堂。
清荒神護浄院2

地福寺@京都

◆山・院・寺号
宝珠山 明静院 地福寺(じふくじ)

◆宗派
真言宗 醍醐派

◆御本尊
薬師如来

◆所在地
京都市上京区七本松通出水下ル七番町

◆御詠歌
(京都十二薬師霊場)
瑠璃光の 陰を写せし 井の水を 飲めよ不老の 薬なりけり

◎「京都十二薬師霊場・第5番札所」の御朱印
地福寺・京都12薬師

★雑記
京都十二薬師霊場の札所、地福寺の御朱印です。
通称では、日限薬師と呼ばれています。山門の前に立つ看板は、文字が判読できないほどに消えています。さすがにこれでは看板の意味を成していないと思うのですが、京都十二薬師霊場が再興された今は変わっているのでしょうか?山門をくぐったら即本堂なので、個人宅のようにこじんまりとしたお寺です。ですが山門も本堂も、えらく新しい感じでした。
御朱印は、庫裡にていただきました。

廬山寺@京都

◆山・院・寺号
廬山寺(ろざんじ)
名称:廬山天台講寺

◆宗派
天台系 圓浄宗

◆御本尊
阿弥陀如来

◆所在地
京都市上京区寺町広小路上ル北ノ辺町

◆御詠歌
(洛陽三十三観音霊場)
これもまた 位も高き 天王寺 さながらにはや くもいなるらん

◎「京都七福神:毘沙門天」の御朱印
廬山・京都七福神

◎「紫式部邸宅址」の御朱印
rozanshikibu

◎「元三大師」の御朱印
廬山寺02

◎「洛陽三十三観音霊場・第32番札所」の御朱印
rakuyorozan

★雑記
廬山寺でいただける各種御朱印です。
かの紫式部の邸宅址であり、ここで源氏物語を執筆したのだとか。この庭を眺めながらあの作品が執筆されたのか~、としばし溜め息をつきながらノンビリできます。生憎と平成22年の参拝時の元三大師堂は、改修工事中で鉄骨に覆われていました。またあらためてお参りしたいと考えています。
御朱印は、拝観受付にていただきました。そちらには、いただける御朱印一覧が掲示されていました。

◎廬山寺、庭園。
廬山寺

誓願寺@京都

◆山・院・寺号
誓願寺(せいがんじ)

◆宗派
浄土宗 西山深草派

◆御本尊
阿弥陀如来

◆所在地
京都市中京区新京極桜之町
阪急京都線・河原町駅より徒歩5分

◆御詠歌
(寺院御詠歌・西山国師十六遺跡霊場)
大いなる 仏まします 誓い寺 都の巷 遍く照らす
(洛陽三十三観音霊場)
口ずさみ その名も永き 小金寺 ここ安楽の 浄土なるらん
(法然上人二十五霊場)
極楽は 遥けきほどと 聞きしかど 努めて到る 所なりけり

◎「西山国師十六遺跡霊場・第9番札所」の御朱印
9誓願寺

◎「洛陽六阿弥陀霊場・第6番札所」の御朱印
洛陽六阿弥陀・誓願寺

◎「洛陽三十三観音霊場・第2番札所」の御朱印
2誓願寺・洛陽観音

◎「法然上人二十五霊場・第20番札所」の御朱印
20番・誓願寺

◎「法然上人二十五霊場・第20番札所」の御朱印
20誓願寺02

◎オリジナル御朱印帳
seigancho

★雑記
新京極にある誓願寺の御朱印・御朱印帳です。

(平成24年11月17日記)
この日は西山国師の御朱印をいただきました。書き手は女性の方でしたが、「あら、珍しい」が第一声だったことからもわかるように、2年前から西山国師霊場での参拝者が増えたということもないのでしょうね。西山国師の霊場メモの方にも記載しましたが、霊場のガイドブックを購入しました。昭和51年に発行されてから、これまで一度も改訂が行なわれていないようです。霊場専用御朱印帳(宝印帳)もありました。

(洛陽六阿弥陀めぐりについて)
各寺院で配布されている六阿弥陀巡りの案内は、”洛陽六阿弥陀”ですが、こちらの霊場印のように、京洛六阿弥陀と称される場合もあるようです。他寺院も、どちらでも通じます。

(オリジナル御朱印帳について)
金色の和泉式部が表に、裏には寺紋の”三つ盛り亀甲に花菱”が描かれた、シンプルでいて華やいだ御朱印帳です。プラスチックのカバー付きなので。御朱印また当て紙が増えるごとに、キッツキツになること請け合いです。2011年の5月から、寺院のサイト経由でも、このオリジナル御朱印帳が手に入るようになっています。

(平成22年11月3日記)
新京極の人通りの多い場所にある寺院ですが、いつも割とタイミングが良いみたいで、本堂内貸しきり状態で参拝できます。まぁ時折、外国人が入ってきて、WAO!WAO!言うてますけどね。本堂の中、御本尊の前に座ると、ド~ンと安置されている阿弥陀如来像に圧倒されます。心の奥底まで、物凄く見透かされるような視線を感じます。こちらの納経所に行ったことがある人ならご存知でしょうが、授与される御朱印の種類が札になって掛かっています。その中で、”西山国師”と”慈摂大師”の2霊場があるのですが、そちらはほぼ参拝者がいないとのお話しでした。「もらえる御朱印を全部一度に書いてくれ」と言う人がいて、そのときしか書く機会が無いとのこと。そう言えば、ここも山号・院号がないのかな?

◎誓願寺、外観。
誓願寺

行願寺@京都

◆山・院・寺号
霊麀山 行願寺(ぎょうがんじ)
通称:革堂(こうどう)

◆宗派
天台宗

◆御本尊
千手観世音菩薩

◆所在地
京都市中京区寺町通竹屋町上ル行願寺門前町

◆御詠歌
花を見て 今は望みも 革堂の 庭の千草も 盛りなるらん

◎「西国三十三観音霊場・第19番札所」の御詠歌
19・行願寺革堂・御詠歌

◎「洛陽三十三観音霊場・第4番札所」の御朱印
4・行願寺

★雑記
革堂として知られる、行願寺の御朱印・御詠歌です。
神仏霊場や2つの観音霊場、さらに七福神巡りも兼ねる寺院です。本堂は土足で上がって良いとの看板を見落とし、普通に靴を脱いで上がったら観光客らしき人にジロジロ見られました。注意力の散漫さが恥ずかしかった・・・。それにしても、本堂に掲げられた額の多いこと多いこと。
御朱印は、本堂脇の御朱印所でいただきました。3人も待機されていて、誰に頼もうか迷いました。

◎行願寺、本堂。
革堂・行願寺

正運寺@京都

◆山・院・寺号
長栄山 正運寺(しょううんじ)

◆宗派
浄土宗 鎮西派

◆御本尊
阿弥陀如来

◆所在地
京都市中京区蛸薬師通大宮西入因幡町
阪急京都線・大宮駅より徒歩5分

◆御詠歌
(洛陽三十三観音霊場)
永らへば 悟りも開く 正運寺 命や法の 宝なるらん

◎「洛陽三十三観音霊場・第26番札所」の御朱印
26・正運寺

★雑記
洛陽観音霊場、正運寺の御朱印です。
山門前には、十一面観世音の石碑が立つのみで、パッと見は霊場札所と気付かないかもしれません。境内は砂利が敷き詰められ、特に目を引く堂宇もなくシンプルそのもの。敢えて言えば、本堂からはちょっとした禅寺のような印象を受けました。こちらは浄土宗の寺院ですが、十一面観世音菩薩像は、奈良の長谷寺の御本尊と同木と伝わっているそうです。
御朱印は、庫裡にていただきました。

◎正運寺、観音堂。
正運寺・洛陽

本禅寺@京都

◆山・院・寺号
光了山 本禅寺(ほんぜんじ)

◆宗派
法華宗 陣門流

◆御本尊
三宝尊

◆所在地
京都市上京区北之辺町

◎「京都十六本山」の御首題(御題目)
本禅寺

★雑記
京都法華十六本山、本禅寺の御首題です。
山門をくぐった境内に、車が所狭しと駐車中。法要中か?と思ったら、境内は端から端まで契約駐車場・・・。確かにこんな絵面も見慣れたものなのですが、毎回なんとも言えない気持ちになります。とは言っても、やはりお寺も経営で成り立っているわけですから、たとえ観光都市の京都といえど、観光寺院でもない限りはこうしてやっていくしかないのかもしれません。今のご時世では”本山”なんていう格式も、単なる言葉でしかないのでしょうね。ただ、堂宇そのものからは、寂れているだけの印象しか受けないので、手入れ次第でなんとかなるのではと思わずにはいられませんでした。
御首題は、印刷されたモノでした。

御朱印とは@引接寺

千本閻魔堂・御朱印とは

京都の引接寺(千本ゑんま堂)にて。

長円寺@京都

◆山・院・寺号
延命山 無量寿院 長円寺(ちょうえんじ)

◆宗派
浄土宗

◆御本尊
阿弥陀三尊

◆所在地
京都市下京区中堂寺西寺町

◆御詠歌
(洛陽三十三観音霊場)
幾千代も 尽きぬ縁の 長円寺 大悲の御手に つながるる身は

◎「洛陽三十三観音霊場・第24番札所」の御朱印
24・長円寺・洛陽33

★雑記
洛陽観音霊場、長円寺の御朱印です。
この長円寺の名称は、寺院を建立した京都所司代の板倉伊賀守勝重の法諱である”長円院”にちなんだ寺名とのこと。境内は本堂と観音堂が並び、きっちり整理されている印象です。本堂は入り口がガラス張りになっていて、入ることはできませんが中は覗けます。逆に観音堂は、堂内での参拝が適いました。
御朱印は、庫裡の受付にていただきました。

西光寺@京都

◆山・院・寺号
北亀山 西光寺(さいこうじ)
通称:寅薬師

◆宗派
浄土宗 西山深草派

◆御本尊
阿弥陀如来

◆所在地
京都市中京区新京極通蛸薬師上ル中筋町
阪急京都線・河原町駅より徒歩5分

◆御詠歌
(京都十二薬師霊場)
朝ぼらけ 寅の頭に 夢さめて 瑠璃の光を 見るぞ嬉しき

◎「京都十二薬師霊場・第11番札所」の御朱印
11西光寺・寅薬師

★雑記
京都十二薬師霊場の札所、西光寺の御朱印です。
新京極通りアーケードの中、注意していないと寺院の入り口に気付かないくらいわかりにくいと言いますか、風景に溶け込んでいます。奥まったところにある料亭への入り口のような、スタッフ専用出入り口のような。広い境内といったものは無く、家の居間に内陣があるような感じです。中に入って拝観もできましたし、お茶もいただけました。資料によれば、京都十二薬師霊場以外にも、「京都名薬師十一薬師」のひとつであり、「薬師十二所参り」の第3番札所でもあるとのこと。
また、昔この西光寺の前にあり、明治6年に廃寺となった清帯寺の御本尊・腹帯地蔵も、こちら西光寺に祀られています。こちらは、「京都名地蔵二十一地蔵」のひとつであり、「洛陽四十八願所地蔵霊場」の第34番札所にもなっています。

◎寺院入り口。
西光寺・寅薬師

大福寺@京都

◆山・院・寺号
瑠璃光山 利生院 大福寺(だいふくじ)

◆宗派
天台宗

◆御本尊
薬師如来

◆所在地
京都市中京区麸屋町通二条上ル布袋屋町

◎「京都十二薬師霊場・第10番札所」の御朱印
京都12薬師・10大福寺

★雑記
京都十二薬師霊場、大福寺の御朱印です。
山門があったり塔があったり、そういった境内のあるお寺ではなく、道路にお堂が面しているので、一見して寺院然としていないお寺です。とは言え、推古天皇6年に建立され、また御本尊の薬師如来像は聖徳太子の御自刻だとか。ただし、拝観はできませんでした。
御朱印は、庫裡にていただきました。あいにくと住職不在で、この京都十二薬師霊場で唯一の書き置き御朱印となりました。

引接寺@京都

◆山・院・寺号
光明山 歓喜院 引接寺(いんじょうじ)
通称:千本ゑんま堂

◆宗派
高野山 真言宗

◆御本尊
閻魔法王

◆所在地
京都市上京区千本通蘆山寺上ル閻魔前町

千本閻魔堂

★雑記
千本ゑんま堂として親しまれている引接寺の御朱印です。
”引接”とは、”引導”と同義語だとか。閻魔様らしい言葉ですね。参拝したのは、お精霊迎えの法儀の期間中で、境内は車だらけ本堂内は人だらけでした。にしても、住所が”閻魔前町”ってなかなか格好良いですな。
御朱印は、本堂内にていただきました。

頂法寺@京都

◆山・院・寺号
紫雲山 頂法寺(ちょうほうじ)
通称:六角堂

◆宗派
天台宗系単立

◆御本尊
如意輪観世音菩薩

◆所在地
京都市中京区六角通東洞院西入堂之前町

◆御詠歌
(寺院御詠歌)
我が思う 心のうちは 六の角 ただ円かれと 祈るなりけり

◎「西国三十三観音霊場・第18番札所」の御詠歌
18・六角堂・御詠歌

◎「洛陽三十三観音霊場・第1番札所」の御朱印
rokkakudou

★雑記
洛陽三十三観音では、発願寺院である六角堂の御朱印です。

(平成23年8月記)
近隣のビルに見下ろされている窮屈感はありますが、そのビルの窓に映る六角堂も、ちょっとした画になっています。大通りからひとつ入ったところなので、人が多くても静かな境内なのは良いですね。有名な西国三十三観音の札所でもあるので、巡礼用品は結構揃っています。納経所の受付も、複数の書き手役僧がいて混雑はしていませんでした。御詠歌は、知られているのと実際に書かれているのでは、なんだか文字が違いますが・・・なぜ?

◎六角堂、山門。(平成22年11月撮影)
六角堂20101103

◎六角堂、本堂。(平成22年11月撮影)
六角堂20101103_02

◎六角堂、境内。(平成22年11月撮影)
六角堂20101103_03

水薬師寺@京都

◆山・院・寺号
塩通山 医王院 水薬師寺(みずやくしじ)

◆宗派
真言宗単立

◆御本尊
薬師如来

◆所在地
下京区西七条石井町

◎「京都十二薬師霊場・第3番札所」の御朱印
京都12薬師・3水薬師寺

★雑記
京都十二薬師霊場、水薬師寺の御朱印です。
休日だったから良かったようなものの、幼稚園と同じ敷地なので普段はたとえ参拝と言えども入りにくいこと請け合いです。
御朱印は、本堂裏の庫裡にていただきました。

清浄華院@京都

◆山・院・寺号
清浄華院(しょうじょうけいん)

◆宗派
浄土宗

◆御本尊
阿弥陀如来

◆所在地
京都市上京区寺町広小路上ル
京阪線・出町柳駅より徒歩7分
市営地下鉄烏丸線・今出川駅より徒歩8分

◆御詠歌
雪のうちに 仏の御名を 唱ふれば 積もれる罪ぞ やがて消えぬる

◎「法然上人二十五霊場・第23番札所」の御朱印
23清浄華院

★雑記
浄土宗大本山7ヶ寺のひとつ、清浄華院の御朱印です。

(平成22年11月記)
法然上人二十五霊場として参拝しました。観光地化されていない寺院ですので、私以外に参拝者のいない静かな境内でした。御朱印帳を預けると、「中でお参りを」とのこと。電気もなく、外からの陽だけで明るさを保っている薄暗い大殿(御影堂)の中で、むにゃむにゃとお参りしてきました。
御朱印は、大方丈にていただきました。

福勝寺@京都

◆山・院・寺号
竹林山 宝寿院 正光坊 福勝寺(ふくしょうじ)
通称:瓢箪寺(ひょうたんでら)

◆宗派
真言宗 善通寺派

◆御本尊
薬師如来(峰の薬師)

◆所在地
京都市上京区出水通千本西入7番町

◆御詠歌
(洛陽三十三観音霊場)
雅の香 降る観音の 桜寺 導きたまえ 清き心に

◎「京都十二薬師霊場・第6番札所」の御朱印
福勝寺・京都12薬師

◎「洛陽三十三観音霊場・第29番札所」の御朱印
29福勝寺・洛陽33

★雑記
薬師・観音の両霊場になっている、福勝寺の御朱印です。
御本尊の薬師如来は秘仏となっており、御開帳は50年に一度だとか。前回が昭和60(1985)年なので、次の御開帳はまだまだ先の話・・・。また福勝寺は、洛陽三十三観音霊場の札所にもなっています。
御朱印は、庫裡にていただきました。

本能寺@京都

◆山・院・寺号
本能寺(ほんのうじ)

◆宗派
法華宗 本門流

◆御本尊
十界曼荼羅

◆所在地
京都市中京区寺町通御池下ル下本能寺前町/地下鉄東西線・京都市役所前駅より徒歩1分

◎「京都十六本山」の御首題(御題目)
本能寺

★雑記
本能寺の変でお馴染み、本能寺の御首題です。
正式名称では、”能”の字が違うのですが、変換できないのでこのままで。5回も火災に遭ったので、ヒ(=火)の部分を嫌い変わっています。
修学旅行で泊まったホテル名が、本能寺会館だったなぁ。

中院(壬生寺)@京都

◆山・院・寺号
壬生寺塔頭 中院(ちゅういん)
古称:宝憧三昧寺、地蔵院

◆宗派
律宗

◆御本尊
十一面観世音菩薩(中院)
延命地蔵菩薩(壬生寺)

◆所在地
京都市中京区坊城通り仏光寺北入ル
阪急電車・大宮駅より徒歩8分

◆御詠歌
(洛陽三十三観音霊場)
錫杖の 音鳴り響く 壬生寺に 剛力するは この仏なり

◎「洛陽三十三観音霊場・第28番札所」の御朱印
28・壬生寺・洛陽33

★雑記
壬生寺の塔頭(支院)、中院の御朱印です。
中院の御本尊は、十一面観世音菩薩になります。お堂は阿弥陀堂の向かいに建っており、1815年の再建とは言えなにやら新しさを感じました。洛陽三十三観音霊場の札所になっており、定期的に参拝者が訪れているようです。壬生寺が、元々人気のある参拝者の多い寺院ですからね。自然とこちらにも参拝者が流れて来るのでしょう。
御朱印は、壬生寺の寺務所にていただきました。

◎中院、本堂。
中院

平等寺@京都

◆山・院・寺号
福聚山 平等寺(びょうどうじ)
通称:因幡薬師、因幡堂

◆宗派
真言宗 智山派

◆御本尊
薬師如来

◆所在地
京都市下京区烏丸松原上ル東入ル因幡堂町

◆御詠歌
(寺院御詠歌)
南無薬師 諸病失除の 願なれば 頼まぬ人も 平等にして
(洛陽三十三観音霊場)
迷いい出て ここは因幡の 東向き 心は西へ 運びぬるかな

◎寺院御詠歌
平等寺因幡堂・御詠歌

◎「京都十二薬師霊場・第1番札所」の御朱印
1因幡薬師

◎「洛陽三十三観音霊場・第27番札所」の御朱印
27

★雑記
日本三如来のひとつ、薬師如来を祀る平等寺・因幡堂の御朱印です。
平等寺よりも、因幡堂とか因幡薬師として知られており、複数の霊場を兼務しています。
御朱印は、本堂内にていただきました。

(平成22年11月6日)
ちょうど薬師像御開帳のときに参拝したので、学生?研究員?のたどたどしく噛みながらの口調でしたが、解説を聞くことが出来ました。御本尊が十一面観世音菩薩の観音堂も参拝できました。”御開帳!”の情報があれば、スッと来られる京都の人が羨ましい限りです。

◎因幡薬師、境内。
因幡薬師

矢田寺@京都

京都・矢田地蔵尊

矢田地蔵尊(矢田寺)@京都の絵馬です。
持っている絵馬の中で、断トツのインパクトを与えてくれる絵柄です。もうなんて言うか、いや特になんとも言えないんですが・・・。「救い絵馬」と名称がある絵馬なのですが、確かに地獄に落ちた罪人の、最後の救いを表した絵柄かもしれません。普通(?)の良縁成就の絵馬もありましたが、やはりこちらでしょう。

薬師院@京都

◆山・院・寺号
医徳山 薬師院(やくしいん)
通称:不来乎薬師(こぬかやくし)

◆宗派
黄檗宗

◆御本尊
薬師如来

◆所在地
京都市中京区釜座通

◆御詠歌
皆人の 古ぬを於楚しと 満ちたまう 薬師の誓い 多能もし起可那

◎「京都十二薬師霊場・第9番札所」の御朱印
konukayakushi

★雑記
通称・こぬか薬師と呼ばれる薬師院の御朱印です。
ビルの谷間に、ポツンと小さなお堂が建っています。この日はタイミング良く御朱印帳に御朱印をいただけましたが、御住職不在時用に本堂前に書き置きが準備されていました。またこちらでは、かつて黄檗宗大本山の萬福寺で、料理長を務められた住職お手製の菓子をいただきました。宿坊もありますので、宿泊して堪能するのも良いかもしれません。また、門前にある案内板の布袋尊像のイラストも、御住職の手によるものだとのことでした。
御朱印は、寺務所にていただきました。

◎不来乎薬師、薬師堂。
不来乎薬師

誓願寺@京都

seigancho

◆山・院・寺号
誓願寺(せいがんじ)

◆宗派
浄土宗 西山深草派

◆御本尊
阿弥陀如来

◆所在地
京都市中京区/阪急河原町駅より徒歩5分

◆サイズ
12×18cm

◆料金
1000円
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タカツキ
23区を中心に
休日にのみフラフラと
病人なんでノンビリと
御朱印を集印中。
御朱印帳は、派手系好き
時々、絵馬。
ヘッダー写真は、
気分次第でチェンジ。

携帯電話からだと
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反映されないのか。
う~ん。。。

●今年の状況●
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