マッハ墨朱&絵馬による布陣(仮)~御朱印ブログ~

御朱印と御朱印帳、時々絵馬。メモ代わり兼ひとりでニヤニヤと悦に浸るためだけの場

┗ 目黒:世田谷 [寺院]

2010年10月から2020年10月までの記録。

円乗院@東京

◆山・院・寺号
代永山 真勝寺 円乗院(えんじょういん)

◆宗派
真言宗 豊山派

◆御本尊
不動明王

◆所在地
世田谷区代田2丁目8
小田急小田原線・世田谷代田駅より徒歩7分

◎「玉川八十八ヶ所霊場・第50番札所」の御朱印
49円乗院

★雑記
弘法大師玉川霊場札所、円乗院の御朱印です。
世田谷代田駅から環七通りをエッチラと歩いて向かいました。往来の多い環七通りから曲がってすぐにお寺の境内となりますが、境内は至って静かなもの。境内入口が北沢川緑道に面していて、なんだかとても良い環境です。山門へと続く参道も、塀に囲まれなんだか良いところのお屋敷にでも来た印象でした。えらく整ったと言いますか、綺麗なお寺です。10月とは言え、まったく葉のない木があるなと思ったら、こちらの高野槙は第二次大戦の昭和20年5月の空襲で焼失したけれども、戦争の痛ましさを忘れないために保存されたものだそうです。
御朱印は、庫裏にていただきました。玉川霊場でのお参りでしたが、よく見れば霊場印は世田谷三十三ヶ所霊場のものでした。しかも、梵字は十一面観音ですが揮毫は不動明王と。色々混じった、ある意味印象的で貴重な御朱印になりました。まぁ、さらにおまけで書くと、お参りしたのは10月1日だったのですがね。

◎円乗院、参道。
49円乗院0

◎円乗院、本堂。
49円乗院1

◎円乗院、高野槙。
49円乗院4

瀧泉寺@東京

◆山・院・寺号
泰叡山 瀧泉寺(りゅうせんじ)
名称:目黒不動尊

◆宗派
天台宗

◆御本尊
不動明王

◆御詠歌
(寺院御詠歌)
清らけき 目黒の杜の 独鈷瀧 災厄難を 除ける不動尊

◆所在地
目黒区下目黒3丁目
東急目黒線・不動前駅より徒歩10分

瀧泉寺・目黒不動本尊

◎「元祖山手七福神・恵比寿神」の御朱印
瀧泉寺・恵比寿

◎「関東三十六不動霊場・第18番札所」の御朱印
18目黒不動

◎「江戸三十三観音霊場・第33番札所」の御朱印
33目黒不動

★雑記
目黒不動尊として知られる、瀧泉寺の御朱印です。

(2010年8月記)
関東三十六不動、江戸三十三観音、江戸最初山手七福神での札所・参拝寺院となっています。それもあってか、いつ参拝しても熱心に各堂宇で拝んでいる人の姿を目にします。もっとも、仁王門をくぐってすぐの所は、境内と言うよりは公園のようなエリアで、結構やかましいときもあるのですが。さつま芋の栽培を広めた蘭学者、青木昆陽のお墓もあります。この日は、江戸三十三観音霊場の結願のために訪れました。
御朱印は、本坊(阿弥陀堂)横の御朱印所窓口にていただきました。

(2013年1月記)
新年ともあり、元祖山手七福神めぐりでの参拝です。1月も半ば近くとなりましたが、まだまだ七福神めぐりであれ初詣であれ、訪れる人は多かったです。

(2018年8月記)
久方振りのお参りとなりました。目的は、2017(平成29)年に復興されたという山王鳥居。平成29年が酉(丁酉)の歳であることに合わせての復興だそうです。変額の裏には、確かに平成29年丁酉9月とあります。流石にまだまだ新しいともあって、全体的に白さを保っていますね。大々的にニュースにもなっていない印象なので、目当てに来る人も少ないのかな、と。お正月ではありませんが、七福神の祀られている三福堂へも。渋谷方面へ向かう帰りバス停が目の前なので便利ですし。にしても・・・こちらの福銭洗い場の色は、やっぱり見事にエゲツないです。

◎瀧泉寺、仁王門。(2010年8月撮影)
9

◎瀧泉寺、本堂。(2010年8月撮影)
2

◎瀧泉寺、大日如来像。(2010年8月撮影)
4

◎瀧泉寺、護衛不動尊石像。(2010年8月撮影)
49

◎瀧泉寺、水掛不動尊石像。(2010年8月撮影)
5

◎瀧泉寺、狛犬。(2018年8月撮影)
瀧泉寺6

◎瀧泉寺、狛犬。(2018年8月撮影)
瀧泉寺7

◎瀧泉寺、参道。(2018年8月撮影)
瀧泉寺8

◎瀧泉寺、山王大鳥居。(2018年8月撮影)
瀧泉寺0

◎瀧泉寺、三福堂。(2018年8月撮影)
瀧泉寺2

◎瀧泉寺、三福堂の手水舎。(2018年8月撮影)
瀧泉寺17

◎瀧泉寺、三福堂の恵比寿像。(2018年8月撮影)
瀧泉寺3

◎瀧泉寺、大黒天像。(2018年8月撮影)
瀧泉寺18

大円寺@東京

◆山・院・寺号
松林山 大円寺(だいえんじ)

◆宗派
天台宗

◆御本尊
釈迦如来

◆所在地
目黒区下目黒1丁目
JR、都営、東京メトロ各線・目黒駅より徒歩4分

大円寺

◎「江戸最初山の手七福神・大黒天」の御朱印
大円寺・大黒天

★雑記
江戸最初山の手七福神めぐりのお寺、大円寺の御朱印です。

(平成25年1月記)
新年も半ばを迎える日、それでも七福神めぐりでしょうか、人がそこそこ居る境内でした。目黒の駅から、急な勾配の坂である行人坂を下ってきた途中に境内はあります。駅から向かうときはスイスイと。それはつまり、帰りの上りが大変だと言うことで。僅か5分程度の距離なのですがね。見所はやはり、壁一面の石仏群でしょう。大小様々な仏様が座しており、境内のどこに居ても見られているような、心の内を見透かされているような、そんな引き締まる気持ちになります。
御朱印は、授与所にていただきました。

◎大円寺、山門。
大円寺12月a

◎大円寺、本堂。
大円寺12月b

◎大円寺、境内石仏群。
大円寺・1月

善養寺@東京

◆山・院・寺号
影光山 善養寺(ぜんようじ)

◆宗派
真言宗 智山派

◆御本尊
大日如来

◆所在地
世田谷区野毛2丁目
東急大井町線、等々力駅より徒歩15分

◎「玉川八十八ヶ所霊場・第32番札所」の御朱印
32善養寺

★雑記
弘法大師玉川霊場、善養寺の御朱印です。
やや勾配のある参道坂を上り山門へ。なんとも異国感の漂う石像が数多く。小振りな山門をくぐるとドーンと立つ天然記念物のカヤの木。こちらは高さ18m、幹周6mもあるそうです。快晴の天気にも関わらず、木の下に立つと暗くてヒンヤリな感じ。よく見ると、参道に限らず境内にもそこかしこに石像が立っていました。
御朱印は、寺務所にていただきました。

◎善養寺、参道。
32善養寺2

◎善養寺、参道。
32善養寺6

◎善養寺、山門。
32善養寺7

◎善養寺、本堂。
32善養寺01

◎善養寺、カヤの木。
32善養寺3

知行院@東京

◆山・院・寺号
龍宝山 常楽寺 知行院(ちぎょういん)

◆宗派
天台宗

◆御本尊
薬師如来

◆所在地
世田谷区喜多見5丁目
小田急小田原線・喜多見駅より徒歩21分

◎「関東百八地蔵霊場・第99番札所」の御朱印
99知行院

★雑記
関東地蔵霊場札所、知行院の御朱印です。
お寺までバスもあるようですが、喜多見駅から歩いて向かいました。近くもなく遠くもなくの、やや微妙な距離ではあります。こちらのお寺、室町時代からあった十王堂と護摩堂を建て直し、お寺として開山したことに始まるとか。地蔵霊場のお地蔵様は、本堂ではなく屋外の祠に祀られています。小さな石仏がそれになります。
御朱印は、庫裡にていただきました。地蔵霊場の札所であることは承知しているそうですが、地蔵尊での揮毫はしないとのことで、寺院御本尊を示す医王殿の揮毫でした。

◎知行院、山門。
99知行院6

◎知行院、本堂。
99知行院8

◎知行院、地蔵祠。
99知行院0

玉真院@東京

◆山・院・寺号
宝泉山 玉真院(ぎょくしんいん)
通称:玉川大師

◆宗派
真言宗 智山派

◆御本尊
弘法大師

◆所在地
世田谷区瀬田4丁目
東急田園都市線、大井町線・二子玉川駅より徒歩10分

◎「玉川八十八ヶ所霊場・第5番札所」の御朱印
5玉真院

★雑記
玉川大師として知られる玉真院の御朱印です。
玉川八十八ヶ所霊場、関東三十三ヶ所観音霊場、そして元・関東八十八ヶ所霊場(平成16年脱会)のお寺です。こちらのお寺の見所は、なんと言っても遍照金剛殿こと地下霊場でしょう。奥之院地下霊場って看板が出ていますが・・・奥之院なの?まぁ、その辺は置いときましょうか。”四国霊場と同じご利益のあるパワースポット!”、なんていう軽い感じで紹介されることもありますが、れっきとした信仰の場です。本堂内で先に御朱印帳を預けて、地下霊場へ入ります。本堂の地下およそ5メートル、巡拝路はおよそ100メートル、およそ300体の石仏があるそうです。暗い場所や狭い場所が苦手な人にはオススメしませんが、1日遍路にはもってこいだと思います。
御朱印は、本堂内にていただきました。

◎玉川大師、本堂。
5玉真院5

羅漢寺@東京

◆山・院・寺号
天恩山 羅漢寺(らかんじ)
通称:五百羅漢寺

◆宗派
単立(元・黄檗宗)

◆御本尊
釈迦如来

◆所在地
目黒区下目黒3丁目
東急目黒線・不動前駅より徒歩7分

◎「去蓋障尊:平成28年申歳」の限定御朱印
五百羅漢寺h2801

五百羅漢寺

★雑記
”目黒のらかんさん”こと、五百羅漢寺の御朱印です。

(平成24年7月記)
通称である、五百羅漢寺としての知名度の方が高いようです。江戸期にはその通称名の通り、536体の羅漢像があったそうですが、現存するのは305体だそうです。それでも、羅漢堂から大雄殿(本堂)までズラリと拝観順路に並んだ羅漢像は圧倒的で、弥が上にも何度も立ち止まってジックリとその表情だったりポージングだったりを見ることになります。これらがたった一人の手による物とは・・・凄まじいのひと言です。あと本堂内では、お釈迦様の説法がズッと流れていて聞くことができます。また単なるお寺の参拝・拝観ではなく、聖宝殿には様々な史料も展示されていて、美術館としての価値も高いかと思います。お守り等の各種授与品も充実しており、汎用の御朱印帳も置いてありました。御朱印は、拝観受付で預けて、帰りに受け取る流れでした。

(平成28年1月記)
近くまで来る用事があったので、その流れで久々のお参りです。平成27年だか26年だかから、揮毫部分を毎年変えて、その年限定の御朱印として授与していることをこのとき知りました。申歳は去蓋障尊(こがいしょうそん)とのこと。「煩悩の障りを捨て去る」から来ているとか。蓋とは正しい認識を邪魔する障害のことで、五蓋として瞑想修行を邪魔する5つの障害(煩悩)があるそう。すなわち、貪欲(欲望)、瞋恚(憎しみ)、昏沈睡眠(倦怠・眠気)、掉挙悪作(浮わ付き・後悔)、疑(疑心)の5つとのことです。瞑想修行関係なく、日常生活でもですね。この日は法要中で、本堂内には入ることが出来ませんでした。また来年、と。

◎五百羅漢寺、境内入り口。(平成24年7月撮影)
五百羅漢寺・目黒

◎五百羅漢寺、本堂。(平成24年7月撮影)
五百羅漢寺8

◎五百羅漢寺、地蔵像。(平成24年7月撮影)
五百羅漢寺9

勝国寺@東京

◆山・院・寺号
青龍山 勝国寺(しょうこくじ)

◆宗派
真言宗 豊山派

◆御本尊
不動明王

◆所在地
世田谷区世田谷4丁目
東急世田谷線・世田谷駅より徒歩6分

◎「玉川八十八ヶ所霊場・第48番札所」の御朱印
48勝国寺

★雑記
弘法大師霊場札所、勝国寺の御朱印です。
元々、世田谷城の裏手鬼門除けとして創建されたお寺になります。そんな長い歴史のあるお寺ですが、パッと見は全体的に新しい印象を受けました。朱色の山門も含めて、どことなく歴史的な重さよりも、誰でも気軽にウェルカムな明るさを見せていました。掃除も行き届いていますし、清潔な感じでした。本堂内での拝観が出来ないのは残念といったところですが。
御朱印は、庫裡にていただきました。

◎勝国寺、山門。
48勝国寺1

◎勝国寺、本堂。
48勝国寺4

医王寺@東京

◆山・院・寺号
薬応山 宝寿院 医王寺(いおうじ)

◆宗派
真言宗 智山派

◆御本尊
薬師如来

◆御詠歌
今朝見れば 露深沢の 庭の苔 さながら瑠璃の 光なりけり

◆所在地
世田谷区深沢6丁目
東急田園都市線・用賀駅よりバス7分+深沢不動前バス停すぐ

◎「玉川八十八ヶ所霊場・第34番札所」の御朱印
34医王寺

◎「関東九十一薬師霊場・第11番札所」の御朱印
11医王寺

★雑記
世田谷区深沢・医王寺の御朱印です。
江戸時代から今日まであらゆる厄災を免れてきたことから、御本尊は厄除け・火伏せの薬師如来と呼ばれているのだとか。日光・月光の両菩薩や十二神将も江戸初期に作られたものが残っているそうですが、拝観は不可でした。薬師霊場と玉川弘法大師霊場になっています。

(平成22年9月記)
チラリホラリとお参りに訪れる人の姿がありました。御朱印は、庫裡にていただきました。御朱印帳を開いて渡したにも関わらず、なぜか半紙に書かれた御朱印をそのページに挟んで戻されました。しかも、ページよりデカいサイズだし・・・う~ん、なぜだろう???

(平成24年11月記)
今度は、御朱印帳に揮毫してもらえて、普通に返されました。さらに、御詠歌の朱印が増えていました。

◎医王寺、本堂。
医王寺・本堂

行善寺@東京

◆山・院・寺号
獅子山 西光院 行善寺(ぎょうぜんじ)

◆宗派
浄土宗

◆御本尊
阿弥陀如来

◆所在地
世田谷区瀬田1丁目
東急線・二子玉川駅より徒歩8分

◎「世田谷三十三ヶ所霊場・第26番札所」の御朱印
26行善寺

★雑記
世田谷百景になってる、行善寺の御朱印です。
えらくサッパリとした、綺麗めの白い本堂をしていました。清潔感とでも言えましょうか。あまりお寺でそういったのを感じることはないのですがね。さてこの日は、世田谷三十三ヶ所霊場での参拝でした。もっとも、霊場としてはやはり機能していないそうです。法要明けの御住職と話す機会が持てたので尋ねたところ、世田谷霊場は霊場としての活動をせずに、ほぼ机上の霊場のまま廃れてしまったとか。この霊場の名前自体、参拝者から前はいつ聞いたっけ?くらいのレベルとのことです。もう一点、気になったことを尋ねてみました。それは、境内にある成田山不動堂の前に立つ、多摩川新四国八十八ヶ所霊場の第38番札所を示す石碑。ですがこちらも、現在のところ詳細はわからないとのことでした。とは言え、なんとなくですが想像するに、都内に複数ある他の四国写し霊場を見てもわかる通り、弘法大師霊場とは言え必ずしも真言宗のお寺が札所になっているわけではありません。つまりこちらも、霊場開創当時は札所だった、と。そして真言宗寺院のみで再編されて玉川八十八ヶ所霊場としてスタートを切る際に、札所を外れたのではないか、といったところでしょう。でも逆に、今となっては貴重な石碑ですね。
御朱印は、客殿窓口にていただきました。

◎行善寺、参道。
26行善寺2

◎行善寺、本堂。
26行善寺93

無量寺@東京

◆山・院・寺号
崇鎮山 観音院 無量寺(むりょうじ)

◆宗派
浄土宗

◆御本尊
阿弥陀如来

◆所在地
世田谷区用賀4丁目
東急田園都市線・用賀駅より徒歩2分

◎「世田谷三十三ヶ所霊場・第22番札所」の御朱印
22無量寺

★雑記
用賀観音こと、無量寺の御朱印です。
今となっては忘れ去られた霊場、世田谷三十三ヶ所霊場の札所になっています。少し小洒落た感じの用賀駅前の喧騒を抜けると、交差点の角っこに山門を構えたお寺がすぐに見えてきます。案内によると、用賀観音と呼ばれる観音様は、品川の沖で漁師の網に上げられた十一面観世音菩薩像のこととか。結構よく聞くパターンですが、戦前までは縁日になるとかなりの賑わいを見せたそうです。12年に一度、午歳に観音様が御開帳されているとのことですが、今もやってるのかな?参拝した日は特になにかがある日でもなく、こんもりした境内を静かに独占してお参りしてきました。
御朱印は、庫裡にていただきました。

◎無量寺、山門。
22無量寺3

◎無量寺、本堂。
22無量寺6

浄真寺@東京

◆山・院・寺号
九品山 唯在念仏院 浄真寺(じょうしんじ)
通称:九品仏(くほんぶつ)

◆宗派
浄土宗

◆御本尊
釈迦牟尼如来

◆所在地
世田谷区奥沢7丁目
東急大井町線・九品仏駅より徒歩2分

◎「九品仏:阿弥陀如来」の御朱印(平成28年3月)
浄真寺

◎「五劫思惟:阿弥陀如来」の御朱印
浄真寺・アフロ

◎「九品仏:阿弥陀如来」の御朱印(平成22年6月)
9hon

★雑記
九品仏として知られる、浄真寺の御朱印です。

(平成22年6月記)
境内は七堂伽藍になっていて、物凄く広いわけではないのですが、散策にぴったりな雰囲気です。また、紅葉シーズンは見事だろうと予想される青々しさでした。むしろ緑が多過ぎて、山門からだとお堂までが見通せないほどでした。
御朱印は、閻魔堂の隣にある拝観窓口にていただきました。

(平成28年3月記)
平成22年6月に参拝したときは、境内が緑一色でワサワサでしたが、この3月は逆にスッカスカでえらく見通しの良い境内をしていました。そう言えば、九品仏の名称が大きく取り上げられていますが、お寺としての御本尊はお釈迦様なんですね。浄土宗なのに。紫雲楼と呼ばれている仁王門を抜けると、上品堂(中央)、中品堂(右)、下品堂(左)の三仏堂が並んでいます。この時期だと、全部見えますね。なお、上品堂は開扉されていましたので、黄金の阿弥陀様が拝めました。一方で、御朱印としていただける五劫思惟の阿弥陀様は、本堂内に祀られています。本堂内にも入ることが出来るので、じっくりと細部まで拝観出来るのがグッドです。
御朱印は、本堂内の授与所にていただきました。

◎浄真寺、参道。
浄真寺26

◎浄真寺、山門。
浄真寺7

◎浄真寺、仁王門(紫雲楼)。
浄真寺29

◎浄真寺、本堂。
浄真寺本堂

◎浄真寺、三仏堂。
浄真寺4

◎浄真寺、上品堂。
浄真寺上品堂

◎浄真寺、境内。
浄真寺9

多聞院@東京

◆山・院・寺号
金剛山 悲願寺 多聞院(たもんいん)

◆宗派
真言宗 豊山派

◆御本尊
地蔵菩薩

◆所在地
世田谷区北烏山4丁目
京王線・千歳烏山駅より徒歩12分

◎「玉川八十八ヶ所霊場・第44番札所」の御朱印
44多聞院

◎「御府内八十八ヶ所霊場・第3番札所」の御朱印
3

★雑記
弘法大師霊場、多聞院の御朱印です。
宗派の入り乱れた、複数の寺院が密集した地域にあるこちら多聞院。その名称からは意外な、地蔵菩薩が寺院御本尊になっています。予想よりも境内が広い、というのが第一印象でした。境内は綺麗に整えられ、お墓参りの人たち用の休憩所も。また、奈良の壷阪寺から寄贈された石造りの涅槃図もありました。
御朱印は、庫裡にていただきました。

◎多聞院、境内入り口。
多聞院

宝性寺@東京

◆山・院・寺号
波羅密山 観光院 宝性寺(ほうしょうじ)

◆宗派
真言宗 智山派

◆御本尊
大日如来

◆所在地
世田谷区船橋4丁目
小田急小田原線・千歳船橋駅より徒歩20分

◎「玉川八十八ヶ所霊場・第43番札所」の御朱印
43宝性寺

★雑記
玉川霊場札所、宝性寺の御朱印です。
山門前には、霊場の石碑が立っていました。後ろに回って見てみると、大正2年に立てられた石碑らしく、「多摩川八十八ヶ所二十一ヶ所之内第九番」と彫られていました。はてさて、今の札番と違っていますから、札番の異動があった?待て待て、そうだとしても書き方がおかしいな、と。もしかしたら、この玉川八十八ヶ所霊場にも、昔は1日で巡拝が可能な縮小版である玉川二十一ヶ所霊場なるものがあったのかもしれませんね。御府内八十八ヶ所霊場の縮小版であるところの、御府内二十一ヶ所霊場があるみたいに。さて、山門をくぐった瞬間、甘い花の香りが漂ってきて、鼻腔を優しくくすぐる境内でした。なかなか良い時期の参拝になったものです。
御朱印は、庫裡にていただきました。

◎宝性寺、山門。
43宝性寺0

◎宝性寺、境内。
43宝性寺4

長円寺@東京

◆山・院・寺号
岡本山 無量心院 長円寺(ちょうえんじ)

◆宗派
真言宗 智山派

◆御本尊
大日如来

◆所在地
世田谷区岡本1丁目
小田急線・成城学園前駅よりバス15分+岡本1丁目バス停より徒歩5分

◎「玉川八十八ヶ所霊場・第40番札所」の御朱印
40長円寺

★雑記
弘法大師玉川霊場札所、長円寺の御朱印です。
御朱印は二度目の参拝でいただけたのですが、結果的に見事に黄色くなったイチョウを見ることが出来たので良かったと思っています。神宮外苑なんかだと、人が多過ぎて酔うのですが、こちらでは境内を貸し切り状態でした。落ちたイチョウの葉も、人がいないこともあって踏み荒らされることなく、風情を残していました。少々の臭さなんて、目をつぶることが出来る光景でした。本堂には入れませんが、ステンドグラスなんかがはめ込まれているのが見えて、ちょっとした教会とか聖堂の雰囲気も。
御朱印は、庫裡にていただきました。山号の印が真ん中にドンとくるのは、なかなか変わっていて珍しいと思います。

◎長円寺、本堂。
40長円寺1

伝乗寺@東京

◆山・院・寺号
松高山 法生院 伝乗寺(でんじょうじ)

◆宗派
浄土宗

◆御本尊
阿弥陀如来

◆所在地
世田谷区尾山台2丁目
東急大井町線・尾山台駅より徒歩13分

◎「世田谷三十三ヶ所霊場・第31番札所」の御朱印
31世田谷33・伝乗寺

★雑記
尾山台の伝乗寺の御朱印です。
住宅街をウロウロ歩いた末、急にポッと見えてくる五重塔。決して大きいわけではありませんが、こんな住宅街の中のお寺に!?と少し意外な気もします。私、世田谷区にも住んでいたことがありますが、小田急沿線エリアだったので、こちらへは来たことがなく新鮮な感じがしました。
御朱印は、庫裡にていただきました。霊場印が残っているのも珍しいことです。

◎伝乗寺、山門。
31世田谷33・伝乗寺0

◎伝乗寺、五重塔・本堂。
31世田谷33・伝乗寺7

円光院@東京

◆山・院・寺号
大悲山 円光院(えんこういん)

◆宗派
真言宗 豊山派

◆御本尊
不動明王

◆所在地
世田谷区世田谷4丁目
東急世田谷線・世田谷駅より徒歩1分

◎「玉川八十八ヶ所霊場・第49番札所」の御朱印
49円光院

★雑記
弘法大師玉川霊場札所、円光院の御朱印です。
東急の世田谷駅のすぐ裏、世田谷通りに面して境内入り口があります。バスも通る結構な交通量の通りですので、なかなか騒々しいものでした玉川霊場を示す石碑も、山門前に立っていました。本堂も白くて新しそうな印象で、どことなく手入れの行き届いた清潔感がありました。
御朱印は、庫裡にていただきました。

◎円光院、山門。
49円光院9

◎円光院、本堂。
49円光院0

成就院@東京

◆山・院・寺号
不老山 薬師寺 成就院(じょうじゅいん)
通称:蛸薬師

◆宗派
天台宗

◆御本尊
薬師如来

◆所在地
目黒区下目黒3丁目
東急目黒線・不動前駅より徒歩5分

蛸薬師・目黒

★雑記
蛸薬師こと成就院の御朱印です。
不動前駅が最寄り駅になりますが、JR山手線の目黒駅からでも徒歩10分程度で参拝することができます。完全に蛸薬師の通称が定着しているので、成就院と言ってもピンとこないこと請け合いです。寺院の御本尊である薬師如来像が、3匹のタコに支えられている蓮華座に乗っていることから、蛸薬師と呼ばれるようになったとのことです。本堂脇に回り込むと、7体の石仏が立っています。奥の3体がお静地蔵尊と呼ばれる地蔵石像です。第二代将軍である徳川秀忠の側室であるお静の方によって、こちらに奉納されたものだそうです。視線は上に飾られたタコのイラストにどうしても向いてしまいますが・・・。
御朱印は、本堂内にていただきました。

◎蛸薬師、本堂。
蛸薬師7

◎蛸薬師、お静地蔵尊。
蛸薬師

東覚院@東京

◆山・院・寺号
青林山 薬王寺 東覚院(とうがくいん)

◆宗派
真言宗 智山派

◆御本尊
薬師如来

◆所在地
世田谷区千歳台4丁目
小田急小田原線・千歳船橋駅より徒歩21分

◎「玉川八十八ヶ所霊場・第42番札所」の御朱印
42東覚院

★雑記
弘法大師玉川霊場札所、東覚院の御朱印です。
玉川霊場を示す石碑が、山門の脇に立っていました。本堂前の看板には、日光・月光の両菩薩の真言も書かれていたので、薬師三尊が揃っているのでしょう。残念ながら、本堂内への拝観は不可でしたが。古いお寺なのかと思いましたが、庭の手入れも行き届いて整っていたこともあってか、年月をあまり感じない清浄さを受けました。また、境内には閻魔堂もあって、ガラス扉なので閻魔大王像を直接拝観することができます。
御朱印は、庫裡にていただきました。

◎東覚院、山門。
42東覚院7

◎東覚院、本堂。
42東覚院1

円泉寺@東京

◆山・院・寺号
聖王山 法明院 円泉寺(えんせんじ)

◆宗派
真言宗 豊山派

◆御本尊
不動明王

◆所在地
世田谷区太子堂3丁目
東急田園都市線・三軒茶屋駅より徒歩10分

◎「玉川八十八ヶ所霊場・第51番」の御朱印
51円泉寺

★雑記
弘法大師霊場札所、円泉寺の御朱印です。
他にも、世田谷三十三ヶ所霊場や玉川六地蔵霊場(第4番札所)などにもなっています。もっとも、玉川六地蔵霊場は、まったく情報がヒットしないので詳細は不明です。1595年(文禄4年)の開創からずっとこの場所にある古いお寺です。この地域の住所が太子堂と呼ばれる所以になっているのは、こちらの円泉寺の境内に聖徳太子を祀った太子堂が建っているからだそうです。
御朱印は、庫裡にていただきました。

◎円泉寺、本堂。
51円泉寺・本堂

◎円泉寺、太子堂。
51円泉寺・太子堂

◎円泉寺、聖徳太子像。
51円泉寺・聖徳太子

森巌寺@東京

◆山・院・寺号
八幡山 浄光院 森巌寺(しんげんじ)

◆宗派
浄土宗

◆御本尊
阿弥陀如来三尊

◆所在地
世田谷区代沢3丁目
小田急小田原線、京王井の頭線・下北沢駅より徒歩10分

森厳寺

★雑記
世田谷にある森巌寺の御朱印です。
駅前の賑やかな商店街を抜けて、少し歩いた住宅街の中にお寺があります。ちなみに、山門を出て左の坂を上った先には、北沢八幡宮が鎮座しています。こちらのお寺は開山当初から淡島明神を祀っていたので、この辺の地名は淡島と俗称されているそうです。境内の北沢淡島明神社は、紀州の本社から勧請されたもので、毎年2月8日に針供養が行なわれているとか。他にもガラス張りの新しい弁天堂や、参拝時の偶然かいつもなのか、開扉されていた閻魔堂などの見所があります。あと、世田谷三十三ヶ所霊場にも札所としての記載がありますが、今となっては廃れた霊場ですので特に触れませんでした。
御朱印は、庫裡の窓口にていただきました。

◎森巌寺、山門。
森厳寺1

◎森巌寺、本堂。
森厳寺2

◎森巌寺、弁天堂。
森厳寺3

金蔵院@東京

◆山・院・寺号
氷川山 虚空蔵寺 金蔵院(こんぞういん)

◆宗派
真言宗 智山派

◆御本尊
大日如来

◆所在地
目黒区八雲2丁目
東急東横線・都立大学駅より徒歩10分

◎「玉川八十八ヶ所霊場・第53番」の御朱印
53金蔵院

★雑記
玉川八十八ヶ所霊場の札所、金蔵院の御朱印です。
山号からもわかるように、すぐ隣には氷川神社(八雲氷川神社)が鎮座しています。壁で囲まれているわけでもなし、オープンなお寺でした。境内の案内板によると、1,600年頃に開かれたお寺とのこと。後に八雲小学校となる、目黒区で最古の小学校が、明治4年にこのお寺で開かれたそうです。
御朱印は、庫裡にていただきました。

◎金蔵院、本堂。
金蔵院・本堂

西澄寺@東京

◆山・院・寺号
日輪山 薬王院 西澄寺(さいちょうじ)

◆宗派
真言宗 智山派

◆御本尊
大日如来

◆所在地
世田谷区下馬2丁目
東急田園都市線・三軒茶屋駅より徒歩15分

◎「玉川八十八ヶ所霊場・第52番」の御朱印
52西澄寺

★雑記
玉川八十八ヶ所霊場の札所、西澄寺の御朱印です。
こちらの寺の山門は、港区芝5丁目付近にかつて存在した、阿波国徳島藩の蜂須賀家中屋敷門を移築したものとのこと。私は徳島人ですが、実のところまったく知りませんでした。港区芝5丁目付近と言えば、地下鉄三田線の三田駅前ら辺ですね。そこにもなにかしら残っているのでしょうか?御朱印の揮毫は薬師如来ですが、本堂内の寺院御本尊は大日如来です。
御朱印は、綺麗な蘭の花が咲いていた寺務所にていただきました。

◎西澄寺、山門(武家屋敷門)。
西澄寺

満願寺@東京

◆山・院・寺号
致航山 感応院 満願寺(まんがんじ)

◆宗派
真言宗 智山派

◆御本尊
金剛界大日如来

◆所在地
世田谷区等々力3丁目
東急大井町線・等々力駅より徒歩2分

◎「玉川八十八ヶ所霊場・第54番」の御朱印
54満願寺

★雑記
通称大塔の寺、満願寺の御朱印です。
玉川八十八ヶ所霊場での参拝でした。境内前の案内には、せたがや百景に入っている旨が記されていました。境内は凄いスッキリしていて、本堂前は結縁柱以外なにもない、その空間が活きている印象を受けました。不要な物を一切排除した、そんな潔さとでも言えましょうかね。参拝者の姿が見られないのは、境外仏堂の等々力不動堂とまさに真逆な感じでした。
御朱印は、庫裡にていただきました。

◎満願寺、本堂。
満願寺

円融寺@東京

◆山・院・寺号
経王山 文殊院 円融寺(えんゆうじ)

◆宗派
天台宗

◆御本尊
釈迦如来

◆所在地
目黒区碑文谷1丁目
東急東横線・都立大学駅より徒歩20分

◎「御本尊」の御朱印
円融寺

◎「関東百八地蔵霊場・第98番札所」の御朱印
98円融寺

★雑記
碑文谷にある円融寺の御朱印です。
案内板によれば、平安時代の853年に、慈覚大師円仁によって開基された寺院とのことです。今日へ至る途中の400年間、日蓮宗の寺院になっていたこともあるようです。室町時代の初期に建てられたとされる国指定重要文化財の小さな釈迦堂(本堂)と、逆に新しくドンと大きく構えた阿弥陀堂とが山門から一直線に並ぶ境内は、それ以外は殺風景なんですがなんとも味わい深いものです。桜目当てでしょう、カメラを抱えた人を入れ替わり立ち代わり見掛けました。
御朱印は、寺務所にていただきました。

◎円融寺、本堂(釈迦堂)。
円融寺・本堂・釈迦堂

◎円融寺、阿弥陀堂。
円融寺・阿弥陀堂

教学院@東京

◆山・院・寺号
竹園山 最勝寺 教学院(きょうがくいん)
通称:目青不動尊

◆宗派
天台宗

◆御本尊
阿弥陀如来

◆御詠歌
(目青不動尊)
新たなり 浮世に苦しむ 諸人は 助け給える 目青不動尊

◆所在地
世田谷区太子堂
東急田園都市線・三軒茶屋駅より徒歩2分

◎「大東京百観音霊場・第54番」の御朱印
54教学院

◎「世田谷三十三観音霊場・第15番」の御朱印
15教学院

◎「江戸五色不動霊場」の御朱印
名称未設定-38

★雑記
江戸五色不動尊で、目青不動尊を祀る教学院の御朱印です。

(平成22年8月記)
他にも関東三十六不動霊場や世田谷三十三観音霊場、大東京百観音霊場の札所にもなっています。参道は短いのですが、紫陽花の咲く6月は特に趣があります。駅から近く、また住宅街から駅へのコースに境内があるので、いつ参拝しても、他にも参拝者が入れ替わり立ち替わりに訪れていました。本堂の方はいつも閉扉されているのですが、不動堂の方は逆にいつも開扉されています。なので本堂にお参りしている人は、ついぞ見たことがありません。
御朱印は、庫裡兼納経所にていただきました。

◎目青不動尊、参道。(平成20年7月撮影)
目青不動200807参道

真福寺@東京

◆山・院・寺号
瑜伽山 真如院 真福寺(しんぷくじ)
通称:赤門寺

◆宗派
真言宗 智山派

◆御本尊
大日如来

◆所在地
世田谷区用賀4丁目
東急田園都市線・用賀駅より徒歩3分

◎「玉川八十八ヶ所霊場・第39番札所」の御朱印
39真福寺

★雑記
弘法大師霊場札所、真福寺の御朱印です。
駅前の繁華街の外れ辺り、通称が赤門寺だけあって、確かに綺麗な朱塗りの山門が建っています。ひと際目立つ赤い門ですが、ケバケバしさもなく落ち着いた感じです。玉川霊場での参拝者は自分以外にいませんでしたが、檀家らしき人が何人も寺務所を訪れる姿を目にしました。本堂よりも、脇に立つ大日堂の方が古そうで味のある雰囲気を醸し出していました。またこちら、玉川八十八ヶ所霊場とは別に、世田谷区内三十三ヶ所観音霊場の札所にもなっています。もっとも、完全に忘れられた霊場ですが。
御朱印は、寺務所にていただきました。

◎真福寺、山門。
真福寺

慶元寺@東京

◆山・院・寺号
永劫山 華林院 慶元寺(けいげんじ)

◆宗派
浄土宗

◆御本尊
阿弥陀如来

◆所在地
世田谷区喜多見4丁目
小田急線・喜多見駅より徒歩25分

◆御詠歌
ありがたや 導きたまへ 慶元寺 知るも知らぬも 蓮の台(うてな)に

◎「多摩川三十四ヶ所観音霊場・第4番札所」の御朱印
4

★雑記
多摩川観音霊場・第4番札所、慶元寺の霊場専用御朱印です。
高い木々が並ぶ長い参道を抜けると、本堂に辿り着きます。”世田谷100景”にも選ばれているので、さぞかし静寂な空間と思いきや、境内は幼稚園と隣接しているのでなかなかに賑やかな場所でした。元々は今の皇居の紅葉山の場所にあった寺院とのことですが、大田道灌が当地に入った時に移転してきたそうです。
御朱印は、庫裡にていただきました。住職がいらっしゃいましたが、印刷御朱印での授与のみとのことでした。

◎慶元寺、参道。
慶元寺・参道

安穏寺@東京

◆山・院・寺号
舜栄山 行王院 安穏寺(あんのんじ)

◆宗派
真言宗 智山派

◆御本尊
不動明王

◆所在地
世田谷区上祖師谷2丁目

◎「玉川八十八ヶ所霊場・第41番札所」の御朱印
41安穏寺

★雑記
世田谷百景にもなっている、安穏寺の御朱印です。
初めて訪れてわかったのですが、以前に住んでいた家からその気になれば、歩いて参拝できる場所にありました。境内の前は曲がり角で、見通しが悪いのにやたらと交通量が多く、その上に信号も無い、なおかつ歩道も確保できないほどに狭い道幅となっています。参道の入り口に入り込むまでが、なかなか至難の技かと思います。白壁の塀に囲まれた境内に入っても、残念ながら喧騒からは逃げられませんでした。タイミング良く咲いていた桜は見事でしたが。ところで、せたがや百景の案内板では、”武家屋敷風の安穏寺”と紹介されています。武家屋敷・・・風?いまいちピンときません。寺院の創建が、寛永年間(1624~1644年)とのことなので、その辺が影響しているのでしょうか。また、大東京百観音霊場の札所でもあります。
御朱印は、庫裡にていただきました。

◎安穏寺、参道。
安穏寺参道

覚願寺@東京

◆山・院・寺号
自性山 聖徳院 覚願寺(かくがんじ)

◆宗派
真言宗 智山派

◆御本尊
大日如来

◆所在地
世田谷区上野毛2丁目
東急大井町線・上野毛駅より徒歩3分

◎「玉川八十八ヶ所霊場・第36番札所」の御朱印
36覚願寺

★雑記
弘法大師霊場札所、覚願寺の御朱印です。
山門の扉は閉まっていましたが、ちょうどお墓参りに来られた方に続いて、脇の勝手口から入ることが出来ました。外からはわかりませんでしたが、本堂は現在改修工事中で近寄ることも出来ず、とてもじっくり参拝するといった空気ではありませんでした。なんともタイミングが悪かった次第です。境内と隣接して幼稚園があるので、さぞかし平日は賑やかなことでしょう。
御朱印は、庫裡にていただきました。

◎覚願寺、山門。
覚願寺

慈眼寺@東京

◆山・院・寺号
喜楽山 教令院 慈眼寺(じげんじ)

◆宗派
真言宗 智山派

◆御本尊
大日如来

◆所在地
世田谷区瀬田4丁目
東急線・二子玉川駅より徒歩13分

◎「玉川八十八ヶ所霊場・第37番札所」の御朱印
37慈眼寺

★雑記
玉川八十八ヶ所霊場札所、慈眼寺の御朱印です。
綺麗な本堂に新しい山門、なにやら新鮮な気分での参拝となりました。とは言え、本堂内には入れないし、いきなり天候が悪化して気分も急降下。おまけに御住職も不在ときたもので、綴じる用の御朱印をいただいて退散となりました。さらには山門を出て次の札所を地図で確認していたら、まだ2時過ぎだったにもかかわらず、すぐ後ろでいそいそと門を閉じられてしまいました。う~ん・・・なんだかな。

◎慈眼寺、山門。
慈眼寺・山門

◎慈眼寺、本堂。
慈眼寺・本堂

明王院@東京

◆山・院・寺号
瀧轟山 満願寺別院 明王院(みょうおういん)
通称:等々力不動尊(とどろきふどうそん)

◆宗派
真言宗 智山派

◆御本尊
不動明王

◆所在地
世田谷区等々力1丁目
東急大井町線・等々力駅より徒歩5分

◎「玉川八十八ヶ所霊場・第33番札所」の御朱印
33等々力不動尊

★雑記
等々力不動尊として知られる、明王院の御朱印です。

(平成24年10月記)
23区内唯一の渓谷である等々力渓谷からも、等々力不動尊の境内に入ることもできます。紅葉期にも参拝したことがあるのですが、等々力渓谷の木々の色合いがそれはもう見事でした。境内は椅子も多く、休み処も設けられていて、多くの人がホッとひと息といった感じで休んでいました。御朱印は、本堂横の授与所にていただきました。自分で墨汁をひっくり返したのに、こっちを見て舌打ちをするのは止めて下さい。完璧なとばっちりですやんか。ホンマ、なんでやねんて。

◎等々力不動尊、境内。(平成20年12月撮影)
200812等々力不動

◎等々力不動尊、本堂。(平成24年10月撮影)
等々力不動

密蔵院@東京

◆山・院・寺号
幽谿山 観音寺 密蔵院(みつぞういん)

◆宗派
真言宗 豊山派

◆御本尊
不動明王

◆所在地
世田谷区桜上水2丁目
京王線・桜上水駅より徒歩12分

◎「京王三十三観音霊場・第5番札所」の御朱印
5密蔵院

★雑記
観音堂に100体の観音像が祀られている、密蔵院の御朱印です。
本堂から伸びる参道側の門は閉じられているので、車と同じ入り口から入ります。流石に寺号が観音寺ともあって、観音堂の中を埋め尽くす100体の観音像は圧巻です。もっとも、お賽銭口の狭いところから覗き見るしかないのですが。ちなみに寺号は観音寺なのですが、寺院御本尊はお不動様とのことです。
御朱印は、寺務所にていただきました。看板が表に出ているのは玉川八十八ヶ所霊場だけですが、京王観音霊場の札所番号はご好意で一筆いただけました。この京王三十三観音霊場は「そうらしい」程度の認識で、引き継ぎはされていないとのこと。また少しお話を聞いたところ、扁額の有無や住所をアトラス(古いな、おい!)で調べて、エクセルにまとめた札所リストを自作して回ってきた人がいたそうです。しかもまぁその参拝者の性質の悪いことに、「自分が調べたらこちらも札所になっているのだし、霊場印を作ったらどうたらこうたら・・・」と、ねちっこくて少々困っている印象でした。

◎密蔵院、本堂。
本堂

◎密蔵院、百体観音堂。
百体観音堂

善性寺@東京

◆山・院・寺号
赤堤山 善性寺(ぜんしょうじ)

◆宗派
真言宗 豊山派

◆御本尊
不動明王

◆所在地
世田谷区豪徳寺1丁目
小田急小田原線・豪徳寺駅より徒歩3分
もしくは、東急世田谷線・山下駅より徒歩3分

◎「玉川八十八ヶ所霊場・第47番札所」の御朱印
47善性寺

★雑記
玉川八十八ヶ所霊場の札所、善性寺の御朱印です。
こちらのお寺、お坊さんは住んでいません。今は留守を預かる方のみとのこと。ですから法要時には、近くにある同じく玉川霊場の札所、勝国寺から派遣してもらうようになっているそうです。
御朱印は、印刷されたものでのみの授与となるようです。

◎善性寺本堂。
赤堤山・善性寺

大空閣寺@東京

◆山・院・寺号
如意山 福智院 大空閣寺(だいくうかくじ)

◆宗派
真言宗 豊山派

◆御本尊
虚空蔵菩薩

◆所在地
世田谷区瀬田4丁目
東急田園都市線・大井町線・二子玉川駅より徒歩15分

◎「玉川八十八ヶ所霊場・第38番寺」の御朱印
38大空閣寺

★雑記
弘法大師玉川霊場札所、大空閣寺の御朱印です。
その格好良い名前を反映してか、お寺には何とも似つかわしくないモダンな納骨堂、中宮殿が建っています。境内の外からでも、なんとも目立っていました。中宮殿の御本尊は、地蔵菩薩となっているようです。近くで見ても雰囲気がなんだか浮いてるな~と思いましたが、雨天にもかかわらず参拝者が絶えない慕われる寺院でした。
御朱印は、本堂内授与所にていただきました。大小2種類のサイズが用意されていました。ちなみに、世田谷三十三ヶ所観音の霊場での御朱印は無いそうです。

◎大空閣寺、中宮殿。
大空閣寺・中宮殿

西福寺@東京

◆山・院・寺号
光林山 持明院 西福寺(さいふくじ)

◆宗派
真言宗 豊山派

◆御本尊
薬師如来

◆所在地
世田谷区赤堤3丁目
東急世田谷線・松原駅より徒歩6分

◎「玉川八十八ヶ所霊場・第46番札所」の御朱印
46

★雑記
玉川八十八ヶ所霊場、西福寺の御朱印です。
駅から歩いてすぐ、静かな住宅街の中で、三つ葉葵の紋が目立つ門に出くわします。本堂までの参道は、とても手入れが行き届いており、スマートな印象を受けました。もっとも、2月の参拝でしたから、境内にはそれほど緑は無かったのですが。
一部では、京王三十三観音霊場の札所とされていますが、一切承知していないとのことでした。ですから観音様の御朱印は不授与とのことです。その京王三十三観音霊場に関しては、札所情報や扁額の有無をチェックするリストを自作して回ってきた人がいたそうです。ただ、持っている資料に札所として記載されているからといって、御朱印をと言われても困ると迷惑そうに話されていました。
御朱印は、本堂脇の庫裡にていただきました。

祐天寺@東京

◆山・院・寺号
明顕山 祐天寺(ゆうてんじ)

◆宗派
浄土宗

◆御本尊
祐天上人

◆所在地
目黒区中目黒5丁目
東急東横線・祐天寺駅より徒歩6分

祐天寺

★雑記
落ち着いた大人の街のイメージがある、中目黒の祐天寺の御朱印です。
阿弥陀堂の御本尊である阿弥陀如来は、西方六阿弥陀の第6番となっています。さらに、明照大師二十五霊場では、第24番になっています・・・が、これはまったく情報がありません。そもそも明照大師=法然上人って、どれだけの人が理解してるのでしょうか。関西の円光大師二十五霊場の写し霊場かと思ったら、そちらで祐天寺は写し第8番寺院だったので違うのだろうし・・・。本堂前は桜の木が多いので、春の季節には見事に咲くのだろうと思われます。
御朱印は、オフィス然とした寺務所の受付でお願いしていただきました。

◎祐天寺、本堂。
祐天寺

観音寺@東京

◆山・院・寺号
世田谷山 観音寺(かんのんじ)
通称:世田谷観音

◆宗派
単立

◆御本尊
聖観世音菩薩

◆所在地
世田谷区下馬4丁目
東急田園都市線・三軒茶屋駅より徒歩15分

◎「江戸三十三観音霊場・第32番札所」の御朱印
32

★雑記
世田谷観音として知られる、観音寺の御朱印です。
本堂(観音堂)以外にも、不動堂や阿弥陀堂、堂外の境内にも色々な仏像があります。個人的には、”夢違観音”像に興味を引かれました。悪い夢(二度と経験したくないこと、思い出したくないことなど)を良い夢に変えてくれる観音様だとか。また、山門には大きな提灯が提げられており、天上には鳴き龍が掲げられていました。この鳴き龍の下に立ち、本堂に向かって手を叩くと龍の鳴き声が聞こえます・・・「そもそも、龍の鳴き声を誰が知ってるんだ?」って突っ込みは無しの方向で。
御朱印は、御影姿と一緒に庫裡にていただきました。私が巣鴨に住んでいると聞いて、懐かしがって居られました。母校がそこの大正大学だそうです。結願寺までの行き方も教えていただきました。

◎世田谷観音、山門。
世田谷観音2

◎世田谷観音、鳴き龍と提灯。
世田谷観音1

◎世田谷観音、不動堂。
世田谷観音・不動堂

御朱印とは@瀧泉寺

名称未設定-35

東京の瀧泉寺にて。

豪徳寺@東京

◆山・院・寺号
大渓山 豪徳寺(ごうとくじ)

◆宗派
曹洞宗

◆御本尊
釈迦牟尼仏

◆所在地
世田谷区豪徳寺2丁目
小田急小田原線・豪徳寺駅より徒歩15分

8

★雑記
駅名にもなっている、豪徳寺の御朱印です。

(平成22年5月記)
桜田門外で暗殺された大老、井伊直弼のお墓があり、また招き猫発祥の地としても知られています。雑誌で取り上げられたところを見たことが無いですが、個人的には紅葉が見事なお寺だと思います。また、バラや桜、牡丹など、境内には様々な花が植えられており、一年を通して参拝者や観光客を楽しませてくれます。御朱印は、授与所にていただきました。墨書きが、達筆の限りであります。

◎豪徳寺、奉納招き猫。(平成20年11月撮影)
豪徳寺200811

◎豪徳寺、奉納招き猫。(平成20年11月撮影)
豪徳寺200811b

◎豪徳寺、鼎。(平成20年11月撮影)
豪徳寺200811d

◎豪徳寺、鐘楼。(平成20年11月撮影)
豪徳寺200811c

◎豪徳寺、山門。(平成22年5月撮影)
豪徳寺4

◎豪徳寺、鼎。(平成22年5月撮影)
豪徳寺01

◎豪徳寺、鼎。(平成22年5月撮影)
豪徳寺3

◎豪徳寺、奉納招き猫。(平成22年5月撮影)
豪徳寺7
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タカツキ
23区を中心に
休日にのみフラフラと
病人なんでノンビリと
御朱印を集印中。
御朱印帳は、派手系好き
時々、絵馬。
ヘッダー写真は、
気分次第でチェンジ。

携帯電話からだと
strikeのタグが
反映されないのか。
う~ん。。。

●今年の状況●
関東三十六不動
(35/36)
関東九十一薬師
(76/91)
関東八十八ヶ所
(61/95)
豊島八十八ヶ所
(87/88)
阿波西国三十三観音・東部
(24/33)
阿波西国三十三観音・西部
(15/33)
四国三十六不動
(17/36)
下総三十三観音
(14/34)
名古屋二十一大師
(7/21)
和歌山西国三十三観音
(13/36)
安房国四十八薬師
(12/48)
知多四国八十八ヶ所
(3/98)
桶狭間十三仏
(7/13)


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