◆山・院・寺号
月見山 福寿院(ふくじゅいん)

◆宗派
高野山 真言宗

◆御本尊
阿弥陀如来

◆御詠歌
(津久井四十三観音霊場:札所としての御詠歌)
雲晴るる 法の御山の 月見寺 救世観音の 誓い頼母し
(津久井四十三観音霊場:満願所としての御詠歌)
満願の 縁結びし 津久井路や 二世安楽の 法の灯

◆所在地
相模原市緑区牧野
JR中央線・藤野駅より徒歩1時間30分

◎「関東九十一薬師霊場・第20番札所」の御朱印
20福寿院

★雑記
関東九十一薬師霊場札所、福寿院の御朱印です。
当地で知った霊場なのですが、津久井観音霊場の札所(満願所)としての方が知名度は高いようです。津久井ってなに?と思ったら、今でこそ相模原市緑区という住所ですが、昔のこの辺は津久井郡と呼ばれていたことに由来するとのことです。さて、相模原市と聞くと、それなりに都会な感じを思い浮かべる田舎人の私ですが、物の見事に想像とは違う田舎っぷりでした。まぁそれよりも、駅からアホほど遠いのなんのって。田舎道をようようの体裁で寺号標がドンと立つ入り口まで来たと思ったら、境内まではもうひと踏ん張り必要という、ね。苔むした石段を上り、その先にようやく境内がといった状況でした。薬師霊場での参拝でしたが、お寺の御本尊自体は阿弥陀様、なので本堂ではなく来迎殿と扁額が掛かっています。その横には観音霊場の第43番札所としての御詠歌と、満願所としての御詠歌が2種類見られます。苦労した甲斐あってと言いますか、えらいニコやかな御住職に案内されて、堂内でお参りすることも出来ました。
御朱印は、庫裡にていただきました。

◎福寿院、本堂(来迎殿)。
20福寿院8

◎福寿院、境内。
20福寿院9