◆山・院・寺号
古柳庵(こりゅうあん)

◆宗派
曹洞宗

◆御本尊
正観世音菩薩

◆所在地
川崎市中原区下小田中4丁目
JR南武線・武蔵中原駅より徒歩10分

◆御詠歌
ただ頼め 誓い絶えせぬ 古柳庵 世に善くせんと 祈る身なれば

◎「准秩父三十四観音霊場・第7番札所」の御朱印
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★雑記
准秩父三十四観音霊場の札所、古柳庵の御朱印です。
御開帳中ですから道路にも案内板が出ており、札所まで迷うことなく行くことができました。参道入り口が狭い上に、古柳庵の石碑も道路に面してではなく参道途中に立っているので、普段なら見落として素通りしていたことでしょう。石碑にある内藤家とは、こちらの開基が内藤内匠之助によってされたことに由来しているそうです。内藤内匠之助とは、世田谷城城主の吉良頼康の家臣・内藤豊前の弟にあたる人物。ちなみにこちらの創建は、永正11(1514)年とのことです。境内・・・と言いますか、お寺は家の軒先と庭みたいなスペースでした。”庵”はやはりこうでなくては、と再認識させられるような、目の行き届く規模が逆に良い味を出しています。狭いからこその落ち着きとでも言えましょうか。堂内で拝観ができたのは良いのですが、なにしろ12年に一度の御開帳ですから世話人の方の数が多くて、結構窮屈な感じでの参拝になりました。
御朱印は、堂内にていただきました。

◎古柳庵、参道。
古柳庵01

◎古柳庵、境内。
古柳庵