はいどうも、食後のグダグダとしたまとまりの無い雑記です。
先日、と言っても去年の話ですが、とある観光地の何某神社の授与所で御朱印待ちをしていたら、同じように御朱印帳を持って依頼に来た人がいました。私自身は他人の集印に興味がないので、スマホで御朱印スレを見ながら「やれやれ、またこの流れかよ」なんて辟易としつつ待っていました。そんなとき、相手の人から話しかけられたのです。あいさつに始まり、寒いですねそうですね、みたいな当たり障りのない会話。そんな中で、

「なぜ御朱印を集めているのですか?」

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と質問されたわけです。まぁなんと言いますか、そこは有名な観光地、さらにガイドブックにも”パワースポット”なんて形で載っている神社ですから、「参拝記念で~神様との縁で~ホニャララです」、ってな具合で答えておきました。私の御朱印帳がちょうどそのとき戻ってきましたので、その人との会話はそこで終わり、あいさつをして私は授与所を後にしました。その人が、たまたまそのときに限って沈黙が嫌で会話を持ちたかったのかもしれませんし、純粋に他人の集印理由を聞きたかったのかもしれません。同じように人から集印理由を聞かれたり、逆に聞いてみたりする人もいるでしょう。

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で、結局なにを言いたいかというと、昼休み時間が残り少なくなってきたのでいつも通りサラッと雑にまとめますが、もしあなたがこの先、四国八十八ヶ所霊場を巡拝することになったとして、そのときは『気軽な調子で集印の理由を、誰彼構わず聞いてはいけませんよ』、と言いたいのです。もちろん、そのとき実際に相手の身なりやツアーでワイワイガヤガヤといった雰囲気を見て判断もされることでしょうが、誰でも彼でもと言うか基本的にはと言うか聞かない方が良いですよ。これは少なくとも、四国霊場を回った人間では暗黙の了解になっていることです。半ば常識なのです。その訳は単純です。他人からすれば”重たい理由”を抱えて回っている巡拝者がいるからです。迂闊に土足でそこへ踏み込むな、ってことです。要するに、いちいち触れられたくない物を抱えている人もいるわけなのです。必ずしも昨今の御朱印ガールやコスプレお遍路ガールのように、キラキラした理由ばかりじゃないんですよ、四国霊場の場合は。先達レベルで何度も四国霊場を回った人からすれば、「そんなことは知っとるわい」ってな話でしょうが。

お節介かもしれませんが、念のため知っておいてもらった方が良いかと思いましてね。雑記として書いておきます。