江戸時代初期に定められた、関東における浄土宗の檀林です。
檀林とは、僧侶の養成機関ともや学問所とも言われる場所。宗派の重要事の決定や、僧侶の育成を担う格式高い寺院として知られていました。別段、浄土宗の霊場とか札所と言うわけでもないのですが、すべて参拝する予定ですし、ひとつのまとまりとして掲載しておきます。便利なガイドブックも出ています。余談ですが、このガイドブックの表紙デザインは、なんともセンスの良さを感じます。

関東十八檀林ガイドブック

【関東十八檀林】
◆武蔵国
増上寺(東京都港区)
伝通院(東京都文京区)
霊巌寺(東京都江東区)
霊山寺(東京都墨田区)
幡随院(東京都小金井市)
大善寺(東京都八王子市)
蓮馨寺(埼玉県川越市)
勝願寺(埼玉県鴻巣市)
浄国寺(埼玉県さいたま市)

◆相模国
光明寺(神奈川県鎌倉市)

◆下総国
弘経寺(茨城県結城市)
東漸寺(千葉県松戸市)
大巌寺(千葉県千葉市)
弘経寺(茨城県常総市)

◆上野国
大光院(群馬県太田市)
善導寺(群馬県館林市)

◆常陸国
常福寺(茨城県那珂市)
大念寺(茨城県稲敷市)