大規模な有名観光寺院から、門を閉ざしている小規模寺院まで。
街全体が観光に染まっている京都の中でも、さらに多様な顔を見せる観音霊場です。京都へ行くたびに、順番もバラバラでチョコチョコと巡り、2011年の8月にようやく結願しました。トータルで見ると、いったい何日かかったことやら・・・。
霊場の始まりは、後白河天皇によるものだとか。西国三十三観音霊場が広範囲のため、もっと狭い範囲でと平安時代末期に定められたそうです。もっとも、当初は札所の中に北野天満宮なども入っていたようですが、霊場も盛衰を経て1665年の江戸時代に今の札所寺院に定まったと言われています。
ガイドブックもあり、公式サイトも充実しているので、割と回りやすい霊場だと感じます。

【洛陽三十三観音霊場】
第1番 頂法寺(六角堂) 中京区六角通東洞院西入堂之前町
第2番 誓願寺 中京区新京極桜之町
第3番 護浄院(清荒神) 上京区荒神口通寺町東入荒神町
第4番 行願寺(革堂) 中京区寺町通竹屋町上ル行願寺門前町
第5番 新長谷寺(真如堂) 左京区浄土寺真如町
第6番 金戒光明寺 左京区黒谷町
第7番 長楽寺 東山区円山町
第8番 大蓮寺 左京区東山二条西入ル一筋目下ル
第9番 青龍寺 東山区河原町通八坂鳥居前下ル南町
第10番 清水寺・善光寺堂(旧地蔵院) 東山区清水1丁目
第11番 清水寺・奥之院 東山区清水1丁目
第12番 清水寺 東山区清水1丁目
第13番 清水寺・朝倉堂 東山区清水1丁目
第14番 清水寺・泰産寺 東山区清水1丁目
第15番 六波羅蜜寺 東山区五条通大和大路上ル東入
第16番 仲源寺 東山区四条通大和大路東入ル祇園町
第17番 蓮華王院(三十三間堂) 東山区三十三間堂廻り町
第18番 善能寺・泉涌寺 東山区泉涌寺山内町
第19番 今熊野観音寺 東山区泉涌寺山内町
第20番 泉涌寺 東山区泉涌寺山内町
第21番 法性寺 東山区本町16丁目
第22番 城興寺 南区東九条烏丸町
第23番 東寺 南区九条町
第24番 長圓寺 下京区松原通大宮西入中堂寺西寺町
第25番 法音院 東山区泉涌寺山内町
第26番 正運寺 中京区蛸薬師通大宮西入因幡町
第27番 平等寺(因幡堂) 下京区松原通烏丸東入因幡堂町
第28番 中院(壬生寺) 中京区壬生椰ノ宮町 壬生寺内
第29番 福勝寺 上京区出水通千本西入ル七番町
第30番 地蔵院(椿寺) 北区一条通り西大路東入ル大将軍川端町
第31番 東向観音寺 上京区今小路通御前通西入上ル観音寺門前町
第32番 廬山寺 上京区寺町通広小路上ル
第33番 清和院 上京区七本松通一条上ル一観音町

◆結願後、メモ◆
慌てず焦らず、ノンビリ巡拝した霊場です。結構狭い範囲に、33の寺院が点在しています。御朱印に関しても、一ヶ所で複数いただける寺院があるので、急げば2日で打ち終えられそうな雰囲気でした。寺務所なり庫裡なりがまったくの留守といったケースもなく、御住職以外でも役僧なり誰かしらが御朱印を書いてくれるので、一度の訪問ですべて揮毫御朱印をいただけました。結構な数で墨書きが”大悲殿(閣)”になるのは、観音霊場だから致し方のないことでしょうかね。
全寺院ではありませんが、たびたびこの洛陽観音霊場専用の御朱印帳2種類(蛇腹式・綴じ式)を準備されている寺院を見掛けました。しかし、発願寺院に置いてなかったのと滲んで裏写りが激しいとの情報をネットで見たのとで、汎用の御朱印帳で私は回りました。御朱印帳に関して、特に専用でなければならないとは言われなかったので、気軽に始められて良いかもしれませんね。